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🇦🇺 オーストラリアのブランド

オーストラリアを拠点に生まれたブランドを一覧で確認できます。

オーストラリアの概要

情報のあるブランド数
72件
ブランド数の多い創業年代
2010年代
最も多い主領域
アパレル・洋服

創業年代の分布

オーストラリアに紐づくブランドの創業年代別の数です。

2020年代

5件

2010年代

31件

2000年代

14件

主領域

この国のブランドに多い主領域の分布です。どのような種別を主に扱うブランドであるかの件数が列挙されています。

アパレル・洋服

52件

フットウェア

6件

アクセサリー

5件

アイウェア

3件

テキスタイル / 素材技術

3件

オーストラリアのファッションの歴史・流れ・特徴について

オーストラリアのファッションは、羊毛を中心とする素材産業、移民社会の都市文化、海辺やアウトドアに近い生活、そしてシドニーやメルボルンのデザイナー文化が重なって発展してきました。欧米の流行を受け入れるだけでなく、気候、身体感覚、自然環境、多文化性をどう服へ落とし込むかが、オーストラリア発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。

戦後から1950年代

戦後のオーストラリアでは、百貨店、仕立て、既製服、ウール産業が日常の装いを支えました。ヨーロッパ、とくにイギリスやパリのモードを参照しながらも、温暖な気候や屋外で過ごす生活に合う軽さ、実用性、リゾート感が少しずつ重要になります。水着、ニット、スポーツウェア、仕事着など、生活に近い服が後のブランド文化の土台になっていきました。

1960年代

1960年代には、若者文化、色彩、ミニドレス、新しい合成繊維などがオーストラリアのファッションにも広がりました。メルボルンではPrue Actonが1963年に自身のビジネスを始め、明るい色やプリント、若い女性に向けた服で注目されます。1967年にはニューヨーク市場でも知られる存在となり、国内だけでなく海外へ届くオーストラリア人デザイナーの早い例のひとつになりました。

1970年代から1980年代

1970年代から1980年代にかけては、オーストラリアらしい視覚表現を探る動きが強まりました。Jenny KeeとLinda Jacksonは、シドニーのFlamingo Park周辺から、強い色、ニット、手仕事、オーストラリアの風景や植物を思わせるモチーフを用いた服で知られるようになります。西洋の流行を追うだけではなく、この土地の自然や都市の感覚をどう表現するかが、デザイン上の大きなテーマになりました。

1990年代

1990年代は、シドニー発のブランドやデザイナーが国際市場へ見えやすくなった時代です。1996年にはSydney Fashion Weekとして知られるオーストラリアのファッションウィークが始まり、国内ブランドをバイヤーやメディアへ見せる場が整っていきました。Akira IsogawaやCollette Dinnigan、Zimmermannなど、クラフト、リゾート感、繊細なドレス、ビーチに近い感覚をそれぞれに打ち出すブランドも、海外から認識されやすくなります。

2000年代

2000年代には、オーストラリア発ブランドがリゾートウェア、スイムウェア、デニム、コンテンポラリー、バッグやジュエリーなどへ広がりました。EC、海外卸、ファッションウィーク、セレクトショップを通じて、南半球の季節感やビーチカルチャーを前提にした服が国際的な市場へ届きやすくなります。一方で、Carla Zampattiのように長く国内の働く女性の装いを支えたブランドも、オーストラリアのファッション史を理解するうえで欠かせない存在です。

2010年代

2010年代は、SNS、EC、インフルエンサー、海外ECサイトを通じて、オーストラリア発のドレス、スイム、リゾート、ミニマルな日常着がより広く見られるようになりました。Aje、Dion Lee、Christopher Esber、Camilla and Marcなど、都市的な構築性、リラックスした肌感覚、装飾、リゾート性をそれぞれに編集するブランドも存在感を増します。国内市場だけでなく、アジア、欧米、中東を含む国際的な顧客を意識する動きも強まりました。

2020年代

2020年代は、サステナビリティ、地域生産、再販、アップサイクル、ジェンダーを固定しない提案、多様な背景を持つデザイナーの可視化が重要なテーマになっています。First Nationsのデザイナーやテキスタイル表現への注目も高まり、単にリゾートやビーチの国として見るだけではない広がりが見えています。素材の選び方、土地や文化への敬意、国際市場との距離感が、ブランド理解の一部になっています。

現在の見方

現在のオーストラリアのファッションブランドは、スイムウェア、リゾート、ドレス、コンテンポラリー、ストリート、アウトドア、ジュエリー、サステナブルブランドまで幅広く存在しています。同じオーストラリア発でも、シドニーの国際志向のブランド、メルボルンのアートやクラフトに近いブランド、海辺の生活に根ざしたブランド、First Nationsの文化や素材表現に関わるブランドでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、自然、都市、多文化性、軽やかな実用性が重なるオーストラリアらしさがつかみやすくなります。

オーストラリアを主領域で見る

この国のブランドを、主に扱う分野ごとのまとまりから確認できます。

3 fields

オーストラリアを年代で見る

創業年代ごとに、この国のブランドの広がりを眺められます。

3 periods

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