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🇧🇷 ブラジルのブランド

ブラジルを拠点に生まれたブランドを一覧で確認できます。

ブラジルの概要

情報のあるブランド数
29件
ブランド数の多い創業年代
2010年代
最も多い主領域
アパレル・洋服

創業年代の分布

ブラジルに紐づくブランドの創業年代別の数です。

2010年代

13件

主領域

この国のブランドに多い主領域の分布です。どのような種別を主に扱うブランドであるかの件数が列挙されています。

アパレル・洋服

17件

フットウェア

7件

バッグ・カバン

2件

アイウェア

1件

アクセサリー

1件

ブラジルのファッションの歴史・流れ・特徴について

ブラジルのファッションは、サンパウロを中心とする繊維・縫製産業、リオデジャネイロの海辺の生活文化、音楽やアート、地域ごとの手仕事、そして多様な人種・移民文化が重なって発展してきました。ヨーロッパのモードをそのまま追うだけではなく、ビーチウェア、プリント、色彩、身体感覚、自然との距離をどう現代の服へ変えるかが、ブラジル発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。

戦後から1960年代

戦後のブラジルでは、都市化と工業化を背景に、繊維、ニット、縫製、百貨店、雑誌、ショーが結びつきながらファッション産業の土台が整いました。1957年には現在のABITにつながる繊維・衣料産業団体が設立され、産業側から国内の生産基盤を支える枠組みも作られます。1960年代にはRhodiaがFenitでアート、音楽、舞台性を取り入れたデスフィレ・ショーを行い、MASPに残るRhodiaコレクションのように、ブラジルのアーティストやスタイリストと素材産業が結びつく動きも生まれました。

1970年代

1970年代には、Zuzu Angelのようにブラジルらしさを服の言語として打ち出すデザイナーが強い意味を持ちました。レース、チタ、民俗的なモチーフ、鳥や自然のイメージなどを高級服の文脈へ持ち込み、さらに政治的なメッセージも服に重ねたことは、ブラジルのファッションを単なる装飾ではなく社会や記憶と関わる表現として見るきっかけになります。同時期には、日常のビーチサンダルやカジュアルな装いも、都市生活と海辺の身体感覚をつなぐ要素として定着していきました。

1980年代から1990年代

1980年代から1990年代にかけては、リオとサンパウロを中心に、ビーチ、スポーツ、クラブカルチャー、ストリート、テレビや音楽に近い装いがブランドの個性として見えやすくなりました。Osklenは1989年にリオデジャネイロで始まり、自然と都市生活を行き来するライフスタイル型のブラジルブランドとして成長します。1997年にはFARM Rioがリオの小さなマーケットブースから始まり、ブラジルの自然や文化をプリントで伝えるブランド像を作っていきました。

2000年代

2000年代には、São Paulo Fashion Weekを軸に、ブラジルのデザイナーやブランドを国内外のバイヤー、メディア、顧客へ見せる仕組みがより整いました。2003年にはABESTが設立され、ブラジルのファッションデザインを国際的に発信し、ブランドの育成や海外展開を支える動きが強まります。Havaianasのように1962年から続く日用品由来のブランドも、色彩、夏、リラックスした身体感覚を背景に、国際市場でブラジルらしい生活イメージを伝える存在になりました。

2010年代

2010年代は、EC、SNS、海外直営店、コラボレーションを通じて、ブラジル発ブランドがより直接的に海外の消費者へ届くようになりました。FARM RioのプリントやOsklenのサステナビリティ志向のように、自然、都市、リゾート、クラフト、環境意識を組み合わせる表現が見えやすくなります。一方で、ブラジル国内の生産コスト、輸出入、流通の難しさもあり、ブランドごとに国内生産、海外生産、ライセンス、卸、D2Cのバランスを探る時代でもありました。

2020年代

2020年代は、サステナビリティ、地域素材、アップサイクル、インディジナスやアフロブラジルの表現、アマゾンや各地域のクラフトへの敬意がより重要なテーマになっています。SPFWでも多様な地域や背景を持つデザイナーが可視化され、ブラジルらしさを単一の熱帯的イメージへ閉じ込めず、社会、環境、土地、身体、コミュニティとの関係から見直す動きが強まっています。服の色や柄だけでなく、誰の文化をどう扱い、どのような作り方で届けるかが問われる時代です。

現在の見方

現在のブラジルのファッションブランドは、ビーチウェア、リゾート、日常着、ストリート、シューズ、サンダル、バッグ、ジュエリー、サステナブルブランド、地域クラフトに近い活動まで幅広く存在しています。同じブラジル発でも、サンパウロの産業とランウェイ、リオの海辺のライフスタイル、北東部やアマゾン周辺の素材・手仕事、グローバル市場へ向かうD2Cブランドでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、色彩、身体感覚、自然、都市、産業が重なるブラジルらしさがつかみやすくなります。

ブラジルを主領域で見る

この国のブランドを、主に扱う分野ごとのまとまりから確認できます。

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ブラジルを年代で見る

創業年代ごとに、この国のブランドの広がりを眺められます。

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