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🇨🇭 スイスのブランド

スイスを拠点に生まれたブランドを一覧で確認できます。

スイスの概要

情報のあるブランド数
91件
ブランド数の多い創業年代
2010年代
最も多い主領域
ウォッチ

創業年代の分布

スイスに紐づくブランドの創業年代別の数です。

2020年代

7件

2010年代

18件

2000年代

12件

1990年代

11件

1980年代

6件

主領域

この国のブランドに多い主領域の分布です。どのような種別を主に扱うブランドであるかの件数が列挙されています。

ウォッチ

58件

アパレル・洋服

19件

アイウェア

5件

フットウェア

3件

アクセサリー

2件

スイスのファッションの歴史・流れ・特徴について

スイスのファッションは、パリやミラノのような巨大なモード都市を中心に語られるよりも、ザンクト・ガレンの刺繍や繊維産業、精密なものづくり、控えめなラグジュアリー、機能性、デザイン教育、サステナビリティへの関心が重なって発展してきました。時計や建築、グラフィックデザインと同じように、素材、構造、品質、長く使えることを重視する姿勢が、スイス発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。

19世紀とザンクト・ガレンの繊維産業

19世紀のスイスでは、東部のザンクト・ガレン周辺が刺繍や織物の産地として国際的な役割を強めました。世界博覧会のような技術と工芸を見せる場の影響も受け、1863年には地域の繊維産業のための見本収集が始まり、1878年には後のザンクト・ガレン繊維博物館につながる組織が設立されます。服飾ブランドだけでなく、素材、柄、刺繍、見本帳を通じて世界のファッションと結びついてきた点が、スイスの重要な背景です。

戦後から1960年代

戦後のスイスでは、国内市場の規模は大きくない一方で、繊維、刺繍、ニット、服飾小売、百貨店、専門学校が日常の装いを支えました。華やかなクチュールの中心地というより、品質の高い素材や実用的な服、都市生活に合う端正な装いが重視されます。ザンクト・ガレンの刺繍やコットンは、スイス国内だけでなく海外メゾンの服づくりにも関わり、素材産地としての存在感を保ちました。

1970年代から1980年代

1970年代から1980年代にかけては、スイス発のブランドが国際市場を意識しながら独自の立ち位置を作っていきました。1922年にザンクト・ガレンで創業したAkrisは、家族経営の服づくりを背景に、控えめで精度の高いウィメンズウェアへと発展します。パリのクチュールやプレタポルテと近い関係を持ちながらも、スイスらしい素材感、仕立て、実用性を軸にした静かなラグジュアリーが見えやすくなった時期です。

1990年代

1990年代には、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーブなどの都市を背景に、デザイン学校、独立系ショップ、クラブカルチャー、アートやグラフィックデザインと近いファッション表現が広がりました。スイスのブランドは大量のトレンドを生むというより、素材や形、道具としての使いやすさ、都市生活との相性を丁寧に編集する方向で存在感を示します。バッグ、シューズ、機能的な服、ミニマルな日常着もこの文脈で見やすい領域です。

2000年代

2000年代は、スイスのブランドが国際的な展示会、セレクトショップ、ECを通じて外へ届きやすくなった時代です。Akrisは2004年からパリ・ファッションウィークでコレクションを発表し、スイスの素材文化と国際的なラグジュアリー市場を結びつける存在として見られるようになります。一方で、独立系ブランドやアクセサリー、アウトドアや機能服に近い領域でも、スイスらしい精度や実用性を強みにする動きが続きました。

2010年代

2010年代には、SNS、オンライン販売、若手デザイナー支援、サステナビリティへの関心が強まり、スイスのファッションはより多様に見えるようになりました。大きな流行を量産するよりも、長く使える素材、地域生産、透明性、修理や循環を意識したものづくりがブランドの価値として語られます。チューリッヒやバーゼル周辺のデザイン、アート、建築、テクノロジーとの近さも、スイス発ブランドの見え方に影響しています。

2020年代

2020年代は、環境負荷、トレーサビリティ、少量生産、アップサイクル、ジェンダーを固定しない提案、デジタルでの発信がより身近なテーマになっています。スイスのファッションでは、強い装飾性よりも、素材の選び方、縫製の丁寧さ、使う人の生活に長く残ることが評価されやすい傾向があります。繊維産業の歴史を背景にしながら、現代の暮らしや倫理観に合う形へ更新する姿勢が重要になっています。

現在の見方

現在のスイスのファッションブランドは、ラグジュアリー、テキスタイル、刺繍、ミニマルな日常着、バッグ、シューズ、アウトドアや機能服、サステナブルブランドまで幅広く存在しています。同じスイス発でも、ザンクト・ガレンの素材文化に近いブランド、チューリッヒの都市的なデザイン、国際市場を意識するラグジュアリーブランド、実用性を重視するメーカーでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、スイスらしい精密さ、控えめな美意識、素材への感度がつかみやすくなります。

スイスを主領域で見る

この国のブランドを、主に扱う分野ごとのまとまりから確認できます。

3 fields

スイスを年代で見る

創業年代ごとに、この国のブランドの広がりを眺められます。

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