20世紀初頭と近代デザイン
20世紀初頭のドイツでは、工芸と工業生産を結びつける考え方がデザイン文化の土台になりました。1907年に設立されたドイツ工作連盟や、1919年に始まったバウハウスは、建築や家具だけでなく、装いを含む生活全体を機能と造形の関係から見直す流れに影響を与えました。装飾を削ぎ落とし、目的に合う形を探る姿勢は、後のドイツ的なミニマリズムや機能服の感覚にもつながっています。
ドイツのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
ドイツの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
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MYKITA DECADES(マイキータ・ディケイズ)はドイツ・ベルリン発のアイウェアコレクションで、親ブランドMYKITA(2003年...
MYKITA LESSRIM(マイキータ・レスリム)は、ドイツ・ベルリンを拠点とするアイウェアブランドMYKITAが展開するコレクシ...
MYKITA LITE(マイキータ・ライト)は、ドイツ・ベルリン発のアイウェアブランドMYKITAによるサブコレクション。MYKITA...
MYKITA MYLON(マイキータ・マイロン)は、ドイツ・ベルリン発のMYKITAが開発した3Dプリント素材MYLON®を中心とするアイ...
MYKITA NO1(マイキータ・ノーイチ)は、ドイツ・ベルリン発のアイウェアコレクションで、親ブランドMYKITA(2003年創業...
MYKITA STUDIO(マイキータ・スタジオ)は、ドイツ・ベルリンに拠点を置くアイウェアブランドMYKITAのハイファッション...
メイバッハ・アイウェアは、MAYBACH – Icons of Luxuryのアイウェアコレクションとして2010年に光学分野で展開を拡大し...
Merz b. Schwanen(メルツ・ビー・シュヴァーネン)は、1911年にバルタザール・メルツがドイツ・アルプシュタットで創業...
Original Seil‑Marschall(オリジナル・ザイル・マルシャル)は、ドイツの老舗ブランドSeil Marschallが展開するコレク...
オットリンガー(Ottolinger/オットリンガー)は、クリスタ・ボッシュ(Christa Bösch)とコジマ・ガーディエント(Cos...
PERMANENTS®(パーマネンツ)は、ドイツのファッションブランドA Kind of Guiseによるシーズンレスコレクション。A Kind...
PHILIPP PLEIN JUNIOR(フィリップ・プレイン・ジュニア)は、ドイツ出身デザイナーのフィリップ・プレインが手掛けるラ...
PRO-X elements(プロエックス・エレメンツ)は、ドイツのピルマゼンス拠点のレインウェアブランド。2010年にマティアス...
PUMA Black Label(プーマ・ブラック・レーベル)は、ドイツ発のスポーツブランドPUMAが展開したプレミアム(ラグジュア...
プーマ アイウェア(PUMA Eyewear)は、スポーツブランドPUMAが光学フレームとサングラスを展開するアイウェア領域。 20...
PUMA Hoops(プーマ・フープス)は、ドイツ発のスポーツブランドPUMAが展開するバスケットボール部門/ライン。PUMAが20...
PUMA Motorsport(プーマ・モータースポーツ)は、ドイツに本拠を置くスポーツブランドPUMAのモータースポーツ領域のラ...
PUMA SELECT(プーマ・セレクト)は、ドイツ発祥のスポーツブランドPUMAが展開するコラボレーションライン/セレクト企...
フィリップ・プレイン・アイウェアは、ドイツのデザイナーPhilipp Plein(フィリップ・プレイン)が手がけるアイウェア...
ポルシェ・デザイン(Porsche Design)は、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが1972年にドイツのシュトゥット...
RIMOWA Eyewear(リモワ・アイウェア)は、ドイツ発のプレミアムラゲージブランドRIMOWAが2020年に立ち上げたアイウェア...
RIMOWA Never Still(リモワ・ネバー・スティル)は、ドイツ発のトラベル&ラゲージブランドRIMOWAが2020年11月19日に発...
RIMOWA Personal(リモワ・パーソナル)は、ドイツ発のラゲージブランドRIMOWAが2020年秋に発表した、日常携行品向けの...
ROY ROBSON(ロイ・ロブソン)は1922年にベルリンで始まったメンズウェア領域のブランドで、現在はドイツ・ルーネブルク...
ランダム・アイデンティティーズ(Random Identities)は、デザイナーのステファノ・ピラーティが2017年に立ち上げた、...
ローデンストック(ローデンストック)は、1877年にヨーゼフ・ローデンストックがドイツで創業した、眼科領域のレンズを...
ドイツ・ミュンヘン発のジュエリーブランド。繊細なラインとモダンな造形で、リングやピアスを展開する。
SEIL MARSCHALL(サイル・マーシャル)は、1896年にヨハン・マーシャルがドイツで創業したメーカー兼アウトドアブランド...
Sia Arnika(シア・アルニカ)は、デンマーク人デザイナーが2020年にベルリンで設立したウィメンズウェアレーベル。アー...
TRADITION(トラディション)は、ドイツ・ベルリンを拠点とするデザイナー、フランク・リーダーが2012年に立ち上げたグ...
Traditional Seil Marschall(トラディショナル・サイル・マーシャル)は、ドイツ南部ラーベンスブルクを拠点とするSeil...
Triaction by Triumph(トライアクション・バイ・トリンプ)は、ドイツで1886年にマイケル・ブラウンとヨハン・ゴットフ...
Upgrade(アップグレード)は、DETAIL(ディテール)が展開するオリジナルのライフスタイル雑貨ブランド。ドイツに本社...
VAVA Eyewear(ヴァヴァ・アイウェア)は、2013年にベルリンでポルトガル人デザイナーPedro Passos da Silvaが創設した...
ヴァネッサ・バローニ(Vanessa Baroni)は、デザイナーのヴァネッサ・バローニが2009年に立ち上げたステートメントジュ...
ヴィーコレクティブ(VeeCollective)は、2017年にベルリンでリリ・ラドゥとパトリック・ロウエが立ち上げた、デイリー...
ヴェルクシュタット・ミュンヘンは、クラウス・ロームアイヤーが1996年にドイツのミュンヘンで設立したジュエリー/アク...
adidas Kids(アディダス・キッズ)は、ドイツ発のスポーツブランドadidasが展開する子供向けライン。親ブランドのadida...
adidas Originals(アディダス・オリジナルス)は、ドイツ発のスポーツブランドadidasのアーカイブを基盤に、2001年に設...
adidas by Pharrell Williams(アディダス・バイ・ファレル・ウィリアムス)は、2014年にadidas Originalsとアーティス...
ara Motion(アラ・モーション)は、1949年にドイツ・ゾーリンゲンでPaul Röselerらが創業したシューズブランド、araの...
ara a-round(アラ・アラウンド)は、ドイツ・ランゲンフェルトを拠点とするシューズブランドaraが2021年に発表したサス...
bagjack(バッグジャックゴルフ)は、ドイツ・ベルリンのバッグブランドbagjackが培った技術をゴルフ領域へ展開するライ...
ライゼンタール(reisenthel)は、1971年にドイツのミュンヘンでPeter Reisenthelが創業したバッグ・収納用品ブランド。...
ドイツのファッションは、機能性、合理的な設計、工業デザイン、クラフト、スポーツウェア、ワークウェア、ベルリンを中心とする現代的なクリエイティブ文化が重なって発展してきました。パリやミラノのような装飾的なモードの中心とは異なり、素材、構造、用途、品質、生活に根ざした実用性をどう美しく見せるかが、ドイツ発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。
20世紀初頭のドイツでは、工芸と工業生産を結びつける考え方がデザイン文化の土台になりました。1907年に設立されたドイツ工作連盟や、1919年に始まったバウハウスは、建築や家具だけでなく、装いを含む生活全体を機能と造形の関係から見直す流れに影響を与えました。装飾を削ぎ落とし、目的に合う形を探る姿勢は、後のドイツ的なミニマリズムや機能服の感覚にもつながっています。
第二次世界大戦後のドイツでは、衣料産業の再建と日常着の整備が大きな課題になりました。メッツィンゲンで1924年に創業したHUGO BOSSは、戦後に紳士服やスーツへ重点を移し、後にドイツを代表するプレミアムファッション企業へ発展していきます。同じ時期、ヘルツォーゲンアウラハ周辺ではスポーツシューズ産業が存在感を増し、1948年にPUMA、1949年にadidasがそれぞれ新しい会社として歩み始めました。
1960年代から1970年代にかけては、既製服、スポーツ、機能素材、日常のモダンな装いが広がりました。ドイツのブランドは、華やかなショーだけでなく、着やすさ、耐久性、正確なパターン、生活のなかで使える品質を強みにしていきます。都市の若者文化や国際的なポップカルチャーの影響を受けながらも、実用品としての服を洗練させる方向性が、ドイツらしいファッションの基盤になりました。
1980年代から1990年代には、ドイツ発のミニマリズムが国際的に注目されました。ハンブルクを背景にしたJil Sanderは、上質な素材、端正なテーラリング、控えめな色、職業生活に合う洗練を通じて、女性の服に新しい緊張感をもたらします。一方でadidasやPUMAは、競技用の道具にとどまらず、音楽、ストリート、スニーカー文化と結びつき、ドイツのファッションをスポーツと日常の両側から広げていきました。
2000年代には、ベルリンが若手デザイナー、アート、クラブカルチャー、独立系ショップ、ファッションイベントの集まる都市として存在感を強めました。歴史あるメーカーやスポーツブランドが国際的な事業を広げる一方で、ベルリンのブランドは実験性、ジェンダーを固定しない感覚、ストリート、サステナビリティ、ローカルな制作背景を打ち出します。ドイツのファッションは、産業としての堅実さと都市文化の自由さを併せ持つものとして見られるようになりました。
2010年代は、EC、SNS、スニーカー市場、コラボレーション、サステナブルな素材や生産背景への関心が強まった時代です。adidasやPUMAのようなスポーツブランドは、競技、ライフスタイル、音楽、デザイナーとの協業を横断し、世界のファッション市場で語られる機会が増えました。ベルリンを拠点にするブランドやデザイナーも、ショーだけでなくオンラインやコミュニティを通じて国際的に届くようになります。
2020年代は、環境負荷の低減、再販、リペア、アップサイクル、トレーサビリティ、少量生産、ローカルなものづくりがより身近なテーマになっています。ドイツでは、品質や耐久性を重視する考え方がサステナビリティと結びつきやすく、長く使える服や靴、透明性のある生産背景がブランド理解の一部になっています。ベルリン・ファッション・ウィークも、若手や独立系ブランドを見せる場として重要性を増しています。
現在のドイツのファッションブランドは、ミニマルなデザイナーズブランド、プレミアムスーツ、スポーツウェア、スニーカー、アウトドア、ワークウェア、バッグ、ジュエリー、サステナブルブランドまで幅広く存在しています。同じドイツ発でも、ヘルツォーゲンアウラハのスポーツブランド、メッツィンゲンのプレミアム企業、ハンブルクやベルリンのデザイナー、地域産業に根ざしたメーカーでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、機能性、精度、控えめな美意識、都市文化の重なりがつかみやすくなります。