アレッシア・ソカート
Alessia Xoccato
イタリア
イタリア・ミラノ拠点のファッションデザイナー、Alessia Xoccatoのヘッドデザイナー
最終更新日: 2026.04.15
アレッシア・ソカートについて
ヴィチェンツァ出身、ミラノを拠点に活動するファッションデザイナー。家業のなかで幼い頃から素材や形に触れ、IED Moda Lab と Domus Academy でファッションデザインを学んだ。修了後はデザイン部門やコンサルティングで経験を重ね、並行して自身のカプセルコレクションを制作。2009年の Next Generation 受賞とミラノ・ファッション・ウィーク、トロントの L’Oréal Fashion Week での発表を経て、2010年に同名レーベルを立ち上げた。以後は、体と空間の関係、量感、構築性を主題に、グラフィックなカッティングと軽やかな素材使いを組み合わせた服作りを続ける。エッセンシャルで洗練された輪郭のなかに、透け感、密度、立体感を同居させる点が特徴で、Made in Italy の精度を背景に日常へ馴染むコンテンポラリーなワードローブを築いている。2019年には Xacus のウィメンズラインも手がけ、家業に通じるシャツづくりの背景を現代的に更新した。
キャリアタイムライン
アレッシア・ソカートとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。
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ブランド / 役職
10
2010
11
2011
12
2012
13
2013
14
2014
15
2015
16
2016
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2017
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2018
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2019
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2020
21
2021
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2022
23
2023
24
2024
25
2025
26
2026
経歴
ヴィチェンツァで育ち、ミラノの IED Moda Lab でファッションデザインを学んだのち、2007年に Domus Academy の Master in Fashion Design を修了した。幼少期から家業の現場で素材や形に触れ、学びと実践を往復しながら制作の基盤を整えた。
修了後は、国内外のブランドのデザイン部門やコンサルティングで経験を積みながら、カプセルコレクションの制作を並行した。2009年には Next Generation を受賞し、ミラノ・ファッション・ウィークとトロントの L’Oréal Fashion Week で作品を披露。2010年に自身の名を冠したレーベルを設立し、ミラノとパリの主要見本市でコレクションを展開した。ブランドは Vogue Talents でも紹介され、Zaha Hadid Studio での発表やトリエンナーレの展示へと活動の場を広げた。2010年代半ばにはミラノにショールームを構え、2019年には Xacus のウィメンズラインのスタイルを二季にわたり担当。以後も、グラフィックで構築的なシルエット、軽さと実用性の両立、素材の対比を軸に、現代的なワードローブを更新し続けている。
Xacusとの関わり
2019 - 継続中または終了年不明
クリエイティブ・ディレクター
Xacusのウィメンズラインを担うクリエイティブ・ディレクターとして、メンズシャツを原点に持つブランドを女性向けへ再構成する役割を担った人物。Xacusは2010年に女性ラインを立ち上げており、2019年時点ではその成長を受けて、少なくとも2シーズンにわたりAlessia Xoccatoへスタイルを託す段階に入っていた。そこで求められたのは、ブランドの核である仕立ての精度、素材への目配り、清潔感のある輪郭を保ちながら、女性服としての柔らかさと軽さを加えること。ブラウス、シャツドレス、トップ、パンツまで含む構成を、日常に溶け込むトータルルックへまとめ、シャツメーカーの文法をそのまま女性のワードローブへ翻訳した。彼女の役割は、既存のメンズ由来の記号をなぞることではなく、Xacusらしい端正さを前提に、女性の身体に沿う可動性やレイヤリングのしやすさ、季節をまたいで使える実用性を織り込むことにあった。ウィメンズを補助的な派生ではなく、ブランドの印象を更新する独立したラインとして見せる位置づけを担い、単独の強いデザインピースよりも、日常のなかで機能する一式としてXacusの世界観を広げた。男性向けの堅牢なシャツ文化に、女性のためのしなやかな解釈を重ねた点に、この関係の核がある。
在任期
Xacusが2010年に女性ラインを始めたあと、その提案を次の段階へ進める局面でAlessia Xoccatoが少なくとも2シーズン担当した。2019年時点では、メンズシャツ由来のブランド基盤を保ちながら、女性向けコレクションを独立した存在として育てる移行期にあり、彼女はその整理役を担った位置づけになる。創業家のシャツブランドが女性市場を本格的に広げていく流れの中で、役割と時期が重なった関係だった。
影響
女性ラインは chemisier、トップ、パンツを含む構成で好結果を示し、Xacusにとってウィメンズが補助線ではなく成長領域として見える状態を後押しした。シャツ中心のブランドに、日常で使いやすい女性服の文法を重ねたことで、提案の幅が広がった。女性向けラインの独立性を強め、ブランド全体の見え方を更新した関係といえる。
Alessia Xoccatoとの関わり
2010 - 継続中または終了年不明
デザイナー
自身の名を冠したレーベルの創設者兼デザイナーとして、2010年以降のブランドの方向性を定めた人物。Domus Academyでファッションデザインを学び、家業の中で布や形を試した感覚と、外部のデザイン部門やコンサルティングで積んだ実務経験を土台に独立した。ブランドでは、日常に着るためのコンテンポラリーな総合ワードローブを軸に、軽い素材、透け感、シャツ地由来の質感、グラフィックな切り替えを組み合わせ、身体の輪郭を強調しすぎず、空間との距離感を整えるようなシルエットを探った。見た目の装飾よりも、着続けられるキーアイテムと構築性を重視し、流行の消費より長く残る服へとブランドの性格を寄せた。創業初期からミラノとパリの主要見本市やプレゼンテーションで発表を重ね、Vogue Talentsで注目されるなど、独立レーベルとしての輪郭を強めていった。2017年のアメリー・ヘガルトとのカプセルでは、vichyやオーバーサイズの再解釈を通じて、元来の端正さに遊びと視覚的な軽さを加え、ブランドの表現幅を広げている。
在任期
2007年の修了後、外部ブランドでの実務とキャプセル制作を経て、2010年に自身のラベルを立ち上げた流れが起点。創業期はコンペや主要見本市への参加で認知を広げ、以後も自身の名を冠したブランドをヘッドデザイナーとして継続的に率いる文脈で捉えるのが自然。短期の就任ではなく、創業から現在まで一貫してブランドを形づくる立場にある。
影響
ブランドは、シャツ地や軽い素材を生かした実用性、グラフィックな構成、季節をまたいで使えるキーアイテムによって独自性を固めた。2010年以降の発表とVogue Talentsへの選出、ミラノとパリでの展開により、イタリア発のコンテンポラリーな独立レーベルとしての認知を広げた。2017年のカプセルでは図案性とレイヤリングを強め、ブランドの核を保ちながら更新する姿勢も示した。