2020.04 - 2020.07
デザイナー
クリエイティブ・ディレクター
あさぎーにょは、POPPYの前身にあたる「henteco pop」を立ち上げ、2020年春から夏にかけてブランドの企画・デザイン・クリエイティブディレクションを担った創業者。音楽や映像の世界観を服として届ける試みから出発し、花やギンガムチェック、フリル、レース、デニム、ツイード、明るい色彩を組み合わせたレトロポップでフェミニンな日常着へと展開した。商品開発では、素材や色柄の方向性を示すだけでなく、制作過程をSNSで共有し、ファンの反応を取り入れながらブランドの初期像を形成。2020年夏の「henteco pop」から「POPPY」への改名では、個人のキャラクターを表す「へんてこ」という言葉から距離を置き、服を通じてワクワクを届ける独立したブランド世界へと軸を再編集した。以降のPOPPYにつながる、花や植物のモチーフ、装飾性のあるシルエット、カラフルな配色、着る人の感情に寄り添う物語性は、この立ち上げ期に方向づけられた要素。あさぎーにょの役割は、狭義の服飾設計にとどまらず、商品コンセプト、ビジュアル、発信、ファンとの接点を横断して、ブランド全体の表現を一つの世界観にまとめることにあった。
在任期
2020年4月の「henteco pop」始動から、同年7月頃の「POPPY」への改名に至るブランド立ち上げ・移行期。創業者であるあさぎーにょが、ファン向けのオリジナル服という出発点から、個人の知名度に依存しない独立したファッションブランドへと方向性を整えた時期にあたる。
影響
花や植物、フリル、レース、ギンガムチェック、明るい色彩といった初期のデザインコードを定着させ、「へんてこさ」から「ワクワクを届ける服」へブランドの主語を転換。商品だけでなく、制作過程やSNSでのコミュニケーションも含めてブランド体験として設計する基盤を築いた。