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ジュリアン・ヴィルヴォワイ

Julien Villevoye

オランダ・アムステルダムを拠点に、手刺繍を取り入れたメンズウェアを手がけるファッションデザイナー

国籍
オランダ
主なブランド
更新

最終更新日: 2026.07.17

ジュリアン・ヴィルヴォワイについて

Julien Villevoye(ジュリアン・ヴィルヴォワイ)は、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するファッションデザイナー。メンズウェアを中心に、J-B-JとTribu-Toを手がけ、日常着のリラックスした佇まいに、手刺繍による立体感、鮮やかな色彩、軽やかなユーモアを重ねる表現を特徴とする。 手刺繍を軸に活動するJackie Villevoyeを母に持ち、その創作環境に連なる一方、自身はハイエンドな装飾性よりも、スウェットやTシャツ、シャツ、ジャケットなどに遊び心を添えるカジュアルな方向へ展開。愛するものや敬意を寄せる対象、職業や文化などをモチーフとして取り込み、身近な題材を独自の刺繍グラフィックへ置き換える。刺繍はインド・デリーのアトリエで熟練した職人が手作業で施し、日本製の上質な生地を用いたウェアに一点ごとの表情を与える。 顧客や職人、販売店、イベントとの協働にも積極的で、テーマに応じたカプセルコレクションやパーソナルオーダーを通じ、服を介したコミュニケーションへとデザインを広げる人物。

キャリアタイムライン

ジュリアン・ヴィルヴォワイとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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J-B-J デザイナー 2016 - 継続中または終了時期不明
Tribu-To デザイナー 2020 - 現在(推定)

Tribu-Toとの関わり

2020 - 現在
デザイナー
2020年以降、Tribu-Toのデザイナーとして、旧JBJから続くブランドの手仕事を軸にした表現を担う人物。大量生産を前提とした均質なプロダクトではなく、職人による手刺繍や一点ごとの表情を重視し、衣服や小物にクラフトとアートの接点を持ち込む役割を果たしている。Tribu-Toのデザインでは、陶芸作品や風景、記憶に残るイメージへのオマージュをモチーフとして扱い、刺繍によって抽象的な感覚や物語性を可視化。特定の図柄を装飾として加えるだけでなく、素材の上に手作業の痕跡を残すことで、ベーシックなアイテムにも作品性と個体差を与えている。ルーシー・リーの陶芸に着想を得た表現など、既存のアートや工芸を参照しながら、衣服として着用できる形へ再編集する点が特徴。Tribu-Toにおける役割は、ブランドの世界観を管理するだけでなく、手刺繍を中心とした制作方法そのものをデザインの核として維持し、クラフト、記憶、アートを日常のプロダクトへ接続することにある。

在任期

2020年以降、Julien VillevoyeはTribu-Toのデザイナーとして、旧JBJから連なるブランドの手刺繍を中心とした制作活動を担う。就任時の交代背景や組織体制の詳細は公表情報が限られるが、在任期を通じて、職人の手仕事とアートから得た着想を衣服や小物へ落とし込むブランド運営に関与。量産的な均一性よりも、刺繍の表情や制作過程の痕跡を価値として提示する立場。

影響

Julien Villevoyeのデザインは、Tribu-Toを手刺繍とアートリファレンスによって識別できるブランドとして形づくる要素。陶芸や風景、記憶へのオマージュを衣服へ移し替えることで、ベーシックなプロダクトにクラフト性と物語性を付加し、装飾性だけに依存しない独自の表現領域を形成。ブランドの小規模な手仕事性と、日常的に着用できるプロダクトの両立に寄与する役割。

J-B-Jとの関わり

2016 - 継続中または終了時期不明
デザイナー
Julien Villevoyeは、Jupe by Jackieから派生したメンズラインJ-B-Jでデザインを担った人物。母Jackie Villevoyeが手掛ける高級ネックウェア中心の世界観に対し、JulienはTシャツやスウェットを起点とする、よりカジュアルで日常性の高いコレクションを構築した。2016年のPitti Uomo出展時には、J-B-Jの立ち上げ初期コレクションとしてTシャツとスウェットを発表。その後は、無駄を抑えたシルエット、質の高い日本製生地、遊び心のあるディテールを組み合わせ、インドの職人による手刺繍をブランドの個性として展開した。素朴なモチーフやユーモラスな図案を衣服に加えることで、ベーシックなメンズウェアにクラフト性と視覚的な差異を持たせた点が特徴。J-B-Jでは、母ブランドの刺繍技術と素材への姿勢を受け継ぎながら、若い層にも届きやすいリラックスしたカジュアルウェアへ再編集する役割を果たした。日本市場との接点も強く、ユナイテッドアローズとの協業や日本での販売を通じて、J-B-Jの認知拡大にもつながった。後年は自身のブランドTribu-Toを展開しており、手刺繍とアート性を組み合わせる創作姿勢はJ-B-Jでの活動とも連続している。

在任期

2016年時点でJ-B-Jのデザイナーとして活動し、Pitti Uomo 90では立ち上げ初期のTシャツとスウェットを含むコレクションを発表。J-B-JはJupe by Jackieのスピンオフとして展開され、Julienは母Jackieのブランドを補完するカジュアルラインを担当した。公開情報ではJ-B-Jにおける終了時期は明確でなく、後年はTribu-Toを自身のブランドとして展開している。

影響

J-B-Jに、Jupe by Jackie由来の刺繍技術を日常的なメンズウェアへ展開する方向性を持ち込んだ。質の高い生地とシンプルなカットを基盤に、手刺繍によるユーモラスなモチーフや装飾を加えることで、ベーシックウェアにクラフト性と独自性を付与。日本での販売やユナイテッドアローズとの接点を通じ、オランダ発の小規模ブランドでありながら日本市場での認知形成にも寄与した。