19世紀とオートクチュールの成立
19世紀後半のパリでは、宮廷や上流層の装いを背景に、注文服を専門的な創造産業として扱う流れが強まりました。シャルル・フレデリック・ウォルトは1858年にパリでクチュールメゾンを開き、1868年には後のフランス・オートクチュール制度につながる職業組織の基礎が作られます。デザイナー名、アトリエ、顧客ごとの仕立てが結びつき、パリをファッションの中心として見せる土台になりました。
フランスのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
フランスの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
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トビアス・ウィスティセン(Tobias Wistisen)は、デンマーク出身のデザイナーが2007年にパリで自らのジュエリーブラン...
トリニティ・ドゥ・カルティエは、フランスのカルティエが1924年にルイ・カルティエによって生み出したジュエリーコレク...
ユナニム・ドゥ・ジョルジュ・レッシュ(Unanyme de Georges Rech)は、フランスのデザイナー ジョルジュ・レッシュが19...
Ungaro Solo Donna(ウンガロ・ソロドンナ)は、フランス・パリを拠点とするデザイナーEmanuel Ungaroが1980年代後半に...
Ungaro Ter(ウンガロ・テル)は、フランスのデザイナーEmanuel Ungaro(エマニュエル・ウンガロ)が1980年代に立ち上げ...
Ungaro Uomo(ウンガロ・ウオモ)は、フランスのファッションハウスEmanuel Ungaroが1973年に発表したメンズラインです...
Ungaro Woman(ウンガロ・ウーマン)は、フランス発祥のファッションハウスEmanuel Ungaro(エマニュエル・ウンガロ)に...
VAILLANT STUDIOは、パリを拠点にアリス・ヴァイアントが2020年に設立した、ラグジュアリーなウィメンズ・レディトゥウ...
VALISERE by Triumph(ヴァリゼール・バイ・トリンプ)は、1913年にフランス・グルノーブルでヴァレリアン・ペランとア...
1896年にパリで誕生したフランスのハイジュエリーメゾン。ジュエリー、腕時計、香水を展開し、詩的なモチーフで知られる...
Variations by Yves Saint Laurent(ヴァリエーションズ・バイ・イヴ・サンローラン)は、フランス発のファッションハウ...
Vernis(ヴェルニ・エルベ・シャプリエ)は、フランス発のバッグブランド「Hervé Chapelier(エルベ・シャプリエ)」か...
Very French Gangsters(ベリー・フレンチ・ギャングスターズ)は、2012年に誕生したフランスの子ども・ティーン向けア...
ヴィルブレクイン(Vilebrequin)は、1971年にフランス・サン=トロペで、フレッド・プリスケルとファッションデザイナ...
ヴィレッジ・ピーエム(Village PM)は、フランス・パリを拠点に、スケートボード向けのフットウエアを展開するブランド...
Vionnet Demi‑Couture(ヴィオネ・デミクチュール)は、フランス発のメゾンVionnetが2012年の創立100周年に際して立ち上...
Vuarnet(ヴュアルネ)は1957年にパリのRue Boissy d’AnglasでRoger Pouillouxの工房から始まり、1959年のRoger Pouillo...
ヴュアルネ・アイス(Vuarnet ICE)は、フランスのアイウェアブランドVuarnetのICEコレクション。2017年に発表され、ブ...
ホワイトライン(WHITE LINE)は、デザイナー マリーン・セルが展開する「マリーン・セル」内のヴェスティエール・レン...
ウエストン・ヴィンテージは、フランスの老舗靴メゾンJ.M. Westonが2020年に開始した下取り・再生プログラム。顧客から...
ヤスミン・エスラミ(Yasmine Eslami)は、パリ拠点のランジェリー/スイムウェアブランド。2011年にデザイナーのヤスミ...
Yves Saint Laurent(イヴ・サン・ローラン)は、1961年にデザイナーのイヴ・サン・ローランとピエール・ベルジェにより...
イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)は、デザイナーのイヴ・サンローランが手がけたメゾンのビュ...
イヴ・サロモンはフランス・パリで1980年にメゾンとして誕生したファッションブランド。毛皮のクラフトに裏打ちされた知...
イヴ・サロモン・エディションズ(Yves Salomon Éditions)は、メゾン イヴ・サロモンのインテリア&アート家具領域とし...
パリ発のジュエリーブランド。18Kゴールドや宝石を使い、遊び心のあるリングやピアス、ネックレスを提案する。
ザディグ・エ・ヴォルテール(Zadig&Voltaire)は1997年にThierry Gillierがパリで設立したフランスの既製服ブランド。...
アニエスベー・アンファンは、アニエス・ベーが1981年にパリ(2 Rue du Jour)で立ち上げた子ども向けのブランド。ウィ...
アニエスベー・ファムは、フランス発のファッションブランドagnès b.のレディースライン。1975年にパリでデザイナーのア...
アニエスベー・オム(agnes b. HOMME)は、フランスのファッションブランド「アニエス・ベー」のメンズ展開。アニエス・...
アニエスベー・ボヤージュ(agnès b. VOYAGE)は、デザイナーのアニエスベーが1993年にローンチしたバッグとレザー製品...
アンディブルー(Andie Blue)は、フランス・パリで2014年にLiao Gregoireによって立ち上げられたハンドバッグブランド...
BLANC IRIS(ブランイリス)は、フランス・パリで2012年4月に荒木弘美が設立したジュエリーブランド。荒木はファウンダ...
ブリジット・タナカ(Brigitte Tanaka)は、フランス人のブリジット・ジラウディと日本人のチエコ・タナカによるフラン...
coucoubebe 75018(ククベベ・ナナゴーゼロイチハチ)は、2016年にデザイナーでマルチディシプリナリーアーティストのKa...
エクスクラメーション(エクスクラメーション)は、Coty(コティ)が1988年に発売したレディース向けフレグランス。調香...
hello Simone(ハロー・シモーヌ)は、元女性誌ジャーナリストのティフェン・デュシャテルが2016年にフランスで設立した...
La Maison de l’Espadrille(ラ・メゾン・ド・エスパドリーユ)は、フランス南西部のピレネー=アトランティック県でア...
le club de LCS(ル・クラブ・デ・エルシーエス)は、フランス発のスポーツブランド、ルコックスポルティフが展開するス...
マリ・クレール(marie claire)は、Jean Prouvostが1937年にパリで創刊したフランスの女性向けファッション誌。『the t...
marie claire PARIS(マリ・クレール・パリ)は、1937年にパリで創刊した女性誌「marie claire」のライセンスブランド。...
marie claire VOYAGE(マリ・クレール・ボヤージュ)は、フランス発の女性誌「marie claire」のライセンスブランドに属...
マリ・クレール・ビスは、フランス発の女性誌「Marie Claire」から派生したアパレルライン。2008年2月に日本で衣料品の...
marie claire homme(マリ・クレール・オム)は、フランス・パリで1937年に創刊された女性誌「marie claire」のメンズラ...
mc marie claire(エムシー・マリ・クレール)は、フランス発の女性誌「marie claire」を母体とするディフュージョンラ...
mini labo(ミニラボ)は、パリを拠点に活動するキャロリーヌ・ディアスとセリーヌ・エノが2004年に設立したフランスの...
レノマ・パリス(renoma PARIS)は、モーリス・レノマとミッシェル・レノマが1963年にパリ16区で初のブティック「WHITE...
renoma golf(レノマ・ゴルフ)は、フランス発祥ブランド「renoma PARIS」の日本国内企画として、2023年1月19日にローン...
tabasa voyage(タバサ・ヴォヤージュ)は、TABASAのショップで扱われるレディースライン。TABASAは1993年にパリのマレ...
Études Studio(エチュード・スタジオ)は、2012年にAurélien ArbetとJérémie Egryがパリで設立したフランス発のブラン...
フランスのファッションは、パリを中心に発展してきたオートクチュール、香水やレザーグッズを含むラグジュアリー文化、そしてプレタポルテの広がりが重なって形づくられてきました。装飾性や職人技だけでなく、時代ごとの身体観、都市生活、アート、産業の仕組みがブランドの表現に深く関わっている点が特徴です。
19世紀後半のパリでは、宮廷や上流層の装いを背景に、注文服を専門的な創造産業として扱う流れが強まりました。シャルル・フレデリック・ウォルトは1858年にパリでクチュールメゾンを開き、1868年には後のフランス・オートクチュール制度につながる職業組織の基礎が作られます。デザイナー名、アトリエ、顧客ごとの仕立てが結びつき、パリをファッションの中心として見せる土台になりました。
第二次世界大戦中は素材不足や制約によって多くのメゾンが影響を受けましたが、戦後のパリは再びクチュールの中心性を取り戻していきます。1945年には「Haute Couture」が法的に管理される呼称となり、1947年にはクリスチャン・ディオールの初コレクションがニュールックとして注目されました。細いウエスト、量感のあるスカート、手仕事を生かした構築的な服は、戦後のフランス・モードを象徴する出来事のひとつです。
1960年代には、オートクチュールの格式を保ちながら、若い世代や都市生活に向けた新しい服の考え方が広がりました。クレージュ、ピエール・カルダン、パコ・ラバンヌらは未来的なシルエットや素材感で時代の空気を映し、イヴ・サンローランは1966年に女性のためのスモーキングを発表し、同年に自身の名を冠したプレタポルテのブティックを開きました。フランスのファッションが、クチュールだけでなく現代的な生活の服へ広がった時期です。
1970年代には、クチュリエとファッションデザイナーによるプレタポルテの組織化が進み、1973年には関連する職業組織が設立されました。既製服でありながらデザイナーの表現やメゾンの方針を伝えるプレタポルテは、パリのモードをより多くの人に開く役割を持ちます。1980年代には、メゾンの国際展開や広告、ショーの演出が強まり、フランス発のブランドは文化とビジネスの両面で存在感を増していきました。
1990年代から2000年代にかけては、歴史あるメゾンの再解釈と、新しいデザイナーによる実験性が並行して進みました。アーカイブを現代のシルエットへ読み替える動き、ラグジュアリーグループによる国際的な展開、バッグ、靴、香水、ジュエリーまで含めたブランド体験の設計が重要になります。フランスのファッションは、服そのものだけでなく、メゾン全体の特徴や表現をどう継承し更新するかが問われる領域になりました。
2010年代以降は、SNSやECによってコレクションの伝わり方が変わり、パリ・ファッションウィークやオートクチュール・ウィークの発信力もデジタル上で広がりました。一方で、アトリエの手仕事、素材の選び方、サステナビリティ、ジェンダーを固定しない表現、若手デザイナー支援なども重要なテーマになっています。伝統を守るだけでなく、社会や生活の変化に応じて更新する姿勢が現在のフランスのブランドを見分ける手がかりです。
現在のフランスのファッションブランドは、オートクチュール、ラグジュアリー、プレタポルテ、ストリート、バッグ、ジュエリー、ライフスタイル領域まで幅広く存在しています。同じフランス発でも、歴史あるメゾン、若手デザイナー、職人性を打ち出すブランド、日常着に近いブランドでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ていくことで、パリを中心とするフランス・モードの厚みをつかみやすくなります。