カラ・ジュビン
Kara Jubin
ロサンゼルス拠点のファッションデザイナー、KkCo創業者・Brain Deadウィメンズ担当
最終更新日: 2026.04.16
カラ・ジュビンについて
ロサンゼルスを拠点に活動するファッションデザイナーで、2019年にKkCoを立ち上げた。アート・インスティテュート・オブ・ニューヨークでファッションデザインを学んだのち、Band of Outsiders、Objects Without Meaning、Need Supplyで経験を重ね、独立へ進んだ。KkCoでは、キャンプやユーティリティ、手仕事の質感を取り込みながら、メンズ・レディースの境界を曖昧にするハイパーフルイドな服を提案する。自然由来のモチーフや手染め、軽やかなシルエットを織り込み、実用と遊びのあいだにある空気感をロサンゼルスのクリエイティブな文脈へ落とし込んでいる。独立前からデザイン、開発、生産の各工程に関わってきた経験を背景に、ものづくりの現場を近い距離で扱う姿勢が際立つ。小ロットの国内生産や協働的な制作体制にもこだわり、服そのものだけでなく、どのように作り、誰と共有するかまで含めて設計する。スタジオを写真撮影やクリエイターの交流にも開き、地域の創作コミュニティと接続する場として機能させてきた。アウトドアの発想を都市生活に馴染ませる編集感覚が、KkCoの輪郭を形づくっている。
キャリアタイムライン
カラ・ジュビンとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。
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経歴
アート・インスティテュート・オブ・ニューヨークでファッションデザインを学び、衣服制作の基礎を身につけた。卒業後はブルックリンのローカルデザイナーのもとで実地経験を積み、のちにロサンゼルスへ拠点を移した。学んだ領域はファッションデザインで、初期の現場経験を通じて制作工程への理解を深めた。
ニューヨークでファッションデザインを学んだのち、ブルックリンのローカルデザイナーのもとで働き、その後ロサンゼルスへ移った。移住後はBand of Outsiders、Objects Without Meaning、Need Supplyで経験を重ね、Need Supplyでは社内ラインNeedの立ち上げにも関わった。2017年末ごろにフリーランスへ転じると、Brain Dead、John Elliott、Simon Millerなどの案件に携わりながら、独立ブランドの構想を具体化していった。2019年にKkCoを創設してからは、デザインだけでなく、サンプルルームを備えたスタジオ運営、開発、生産、撮影までを視野に入れた体制を築き、ダウンタウンLAの拠点を協働の場として育ててきた。ブランドは小ロット生産やローカル製造を重視し、外部クリエイターや友人とのコラボレーションも積極的に受け入れる。加えてBrain Deadのウィメンズウェアも手がけ、KkCoと並行しながら、都市の創作コミュニティに根ざした活動を広げている。
KkCoとの関わり
2019 - 継続中または終了年不明
デザイナー
ロサンゼルスでKkCoを立ち上げた創業デザイナーとして、ブランドの立ち上げ期から服の方向性と制作の仕組みを同時に組み立てた。外部ブランドでの開発・生産経験、自前のスタジオ、サンプルルームを土台に、自分のブランドへ制作の主導権を移し、構想から量産までを近い距離でつなぐ体制を整えた。 そのデザインは、キャンプや採集、屋外で過ごす時間から着想を取り込み、タイダイ、押し花、植物モチーフ、ユーティリティポケット、ワークウェア、流れるようなシルエットを組み合わせることで、自然体の遊びと実用性を同居させる方向へ向かった。 KkCoが目指したのは、ウィメンズとメンズの境界に回収されない服であり、日常のユニフォームとして着られ、屋内外を行き来でき、複数のクリエイティブな文脈にまたがれるワードローブだった。 そのために、自社スタジオには写真撮影や制作のためのスペースが開かれ、友人やクリエイターが参加できる環境の中で、裁断や生産を内製し、小ロットの国内生産を維持した。 服づくりそのものに加えて、協働や共有をブランドの核に置いたことで、KkCoは単なる商品ラインではなく、コミュニティや制作文化を包み込む場として見えるようになった。 ジュビンはその世界観、プロダクト、運営をつなぐ設計者として、KkCoの輪郭を形づくってきた。 バイナリーな服飾観を越えた新しい領域を狙う姿勢が初期から一貫しており、ロサンゼルスらしい協働性と実験性をそのままブランド言語に落とし込んだ。
在任期
2019年の始動時点で、ジュビンはすでに複数ブランドでの開発や生産を経験し、自前のスタジオとサンプルルームを持っていた。 Need Supplyで海外移管の流れを経験したこともあり、KkCoではロサンゼルスのローカルな制作環境を軸に、創業初期から内製寄りの体制を整えた。
影響
KkCoは、自然由来のモチーフ、機能的な構造、小ロットの国内生産を組み合わせた、ロサンゼルス発の実験的なブランド像を確立した。 ジュビンの関与によって、ブランドは服のコレクションにとどまらず、協働や友人関係を取り込むクリエイティブスタジオとして存在感を持ち、サステナブル志向と遊び心を両立する印象を強めた。