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岩井 良太

イワイ リョウタ

Ryota Iwai

日本 1983 現在

日本のファッションデザイナー、AURALEEアーティスティック・ディレクター。神戸出身、東京で活動。

最終更新日: 2026.04.15

岩井 良太について

日本のファッションデザイナーで、AURALEEのアーティスティック・ディレクター。神戸に生まれ、大学では商学を学んだのち、文化服装学院Ⅱ部服装科で服作りを学び直した。学生時代には『装苑』でのアルバイトを経験し、制作や編集の現場に触れながら、自らは服を作る側へ進む意志を固めた。卒業後はNORIKOIKEなどでパタンナーやデザイナーとして経験を重ね、生地問屋クリップ クロップとの出会いを機に2015年春夏シーズンにAURALEEを始動。素材研究から生地開発へ進めるものづくりを軸に、柔らかなシルエット、上質な生地、抑制された色調、肩の力を抜いた佇まいを磨き上げてきた。見た目の主張よりも手触りや落ち感を重ね、着る人の雰囲気を引き立てる設計を貫き、2018年のFASHION PRIZE OF TOKYO、2019年のパリでの発表開始、2025年の毎日ファッション大賞大賞へと評価を広げている。

キャリアタイムライン

岩井 良太とブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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AURALEE アーティスティック・ディレクター 2015 - 継続中または終了年不明

経歴

神戸で育ち、大学では商学を学んだのち、東京へ出て文化服装学院Ⅱ部服装科へ進学した。昼間の学校が難しい事情から夜間部を選び、学びながら『装苑』でのアルバイトも経験し、編集や制作の現場を見ながら服を作る側へ進む意志を固めた。
大学卒業後に文化服装学院Ⅱ部服装科へ進み、在学中から『装苑』でのアルバイトや服づくりの現場に関わった。卒業後はNORIKOIKEで約1年半、さらに複数ブランドでパタンナーやデザイナーとして経験を重ね、素材や縫製の理解を深めていく。生地問屋クリップ クロップとの出会いを機に2015年春夏シーズン、AURALEEを始動し、翌2017年には東京・南青山に初の直営店を開設。以後は原料選びから生地開発へ進める制作方法を貫き、柔らかなシルエットと抑制された色調、気負いのない着心地を核に、着る人の個性を引き立てるコレクションを重ねてきた。2018年のFASHION PRIZE OF TOKYO受賞で評価を高め、2019年秋冬からパリでの発表を開始。2025年には毎日ファッション大賞大賞を受賞し、AURALEEのアーティスティック・ディレクターとして国内外で存在感を広げている。

AURALEEとの関わり

2015 - 継続中または終了年不明

アーティスティック・ディレクター

2015年春夏の立ち上げ期からAURALEEのアーティスティック・ディレクターを担う創設者で、ブランドの方向性を素材研究から発信の場づくりまで一体で統括する立場。生地問屋由来の出自を踏まえながら、流行の強さで見せるのではなく、原料選定、糸、織り、染め、加工を起点に服を立ち上げる方法を固めた。毎シーズンの出発点をテーマよりも手触りや質感に置き、完成した生地に合わせてシルエットやディテールを調整することで、素材の個性がそのまま服の輪郭になる設計へと再編集している。色の振れ幅は穏やかでも、生成の工程は緻密で、国内外の織り手や生産背景と対話しながら、理想の原料や風合いを探す姿勢を継続してきた。さらに、直営店の開設やパリでのコレクション発表へつながる発信まで含め、AURALEEの世界観を日常に溶け込む実用品としても、静かな美意識を伝えるブランド表現としても成立させてきた。

在任期

2015年春夏にAURALEEを始動して以来、継続してアーティスティック・ディレクターを担う。立ち上げ初期は素材とシルエットの研究を軸にブランド像を固め、直営店の開設やパリでの発表を通じて発信の幅を広げた。創設から現在まで、ブランドの核をつくる役割が一貫している。

影響

AURALEEを、素材研究とオリジナル生地開発を中心に据えるブランドとして定着させた。穏やかな色調、端正なシルエット、長く着られるワードローブという美点を明確にし、2017年の直営店、2019年のパリ発表へつながるブランドの見せ方も強めた。結果として、AURALEEの輪郭は、静かな佇まいの中に精度と説得力を宿す方向へ磨かれた。

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