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山岸 稔明

ヤマギシ トシアキ

Toshiaki Yamagishi

福井を拠点に活動する眼鏡デザイナー。YELLOWS PLUS創業者兼クリエイティブディレクター

山岸 稔明について

山岸稔明は、日本有数の眼鏡産地である福井を基盤に活動する眼鏡デザイナー。2001年にYELLOWS PLUSを立ち上げ、創業者としてブランドの設計思想と造形表現を一貫して主導してきた。家族の眼鏡ビジネスや工房が身近にある環境で育ち、若い頃には眼鏡会社で販売・営業を経験。その後、1990年代からセレクトショップ向けのオリジナルフレーム制作に携わり、眼鏡を掛けたときの印象や装用感を含めたデザインへと領域を広げた。創業当初の機能性を重視した方向性を2002年に見直し、2003年のリスタートを経て、クラシックを現代的に再構成する表現を確立。レザーテンプルや端正なメタルテンプルなどの試みを通じ、控えめでありながら輪郭の明確なデザインを築いた。1mm、1度の違いが印象を左右するという考えのもと、福井の職人技術と日本製の品質を重視し、流行に過度に依存せず、長く使うほど価値が伝わる眼鏡を追求。2021年以降もYELLOWS PLUSの公式コレクションでCreative Directorを務め、基本、ディテール、形の拡張を軸に表現を更新し続ける人物

キャリアタイムライン

山岸 稔明とブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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Yellows Plus デザイナー 2001 - 現在(推定)

経歴

福井の眼鏡産地にある家業の環境で育ち、幼少期から眼鏡工房や職人の仕事に触れる。若い頃は家族の眼鏡会社で販売・営業を担当し、製品を届ける側の経験を積んだ後、1990年代からセレクトショップ向けのオリジナルフレーム制作に携わり、デザインの領域へ進んだ。2001年にYELLOWS PLUSを創業した当初は機能性を前面に出した方向性を試みたが、2002年に自身が志向するクラシックへとコンセプトを修正。2003年にはブランドをリスタートし、レザーテンプルやスマートなメタルテンプルなど、伝統的な要素を現代的に捉え直したコレクションを展開した。2004年の香港展示会では欧米から反応を得て、福井発の眼鏡表現を国際市場へ広げる転機となった。その後は、上質の様式美と肩の張らないクラシックを軸に、福井の職人技術、日本製の品質、細部の調整を結びつけたブランドづくりを継続。2021年から2025年にかけては、公式コレクションのCreative Directorとして「BACK TO BASIC」「CITY LIGHTS」「DETAILS」「EXPAND」などのテーマを通じ、同一の思想を保ちながら造形と装飾の可能性を更新している

Yellows Plusとの関わり

2001 - 現在
デザイナー
山岸稔明は、2001年の創業以来YELLOWS PLUSのデザイナーとしてブランドの中核を担い、現在もクリエイティブディレクターとして全体の方向性を主導する人物。デザイナーの交代によってブランドを引き継いだのではなく、自ら立ち上げたブランドの思想と造形を長期にわたり更新してきた。創業当初は機能性を前面に出した方向へ進んだものの、2002年にコンセプトを修正し、2003年のリスタートを通じて、肩の張らないクラシックを基盤とする現在の輪郭を形成。レザーテンプルやスマートなメタルテンプルなどの試みを通じて、クラシックを単なる復古ではなく、現代の生活に適した必然的な形として再編集した。福井の眼鏡産地に根ざした職人仕事や日本製の精度を設計思想に組み込み、1mm、1度の差異まで意識したプロダクトづくりを継続。2021年以降の公式コレクションでも、BACK TO BASIC、CITY LIGHTS、DETAILS、EXPANDとテーマを変化させながら、上質の様式美と長く使える造形を一貫して発展させている。流行を直接追うのではなく、時代性を取り込みながら次世代に渡せるクラシックを構築することが、山岸のYELLOWS PLUSにおける主要な役割

在任期

2001年にYELLOWS PLUSを立ち上げて以来、山岸稔明はブランドの創業者兼デザイナーとして継続的に在任。創業初期には機能性寄りの方向性を試みたが、2002年のコンセプト修正と2003年のリスタートを経て、クラシックを軸とするブランドへ移行した。2004年の香港展示会を転機に海外からの反応も得て、以後は福井の生産背景と国際的な審美性を結びつけながら活動。2021年以降も公式コレクションでCreative Directorとしてクレジットされ、交代ではなく同一人物による継続的な発展の期間

影響

山岸稔明は、YELLOWS PLUSを流行性や過剰な装飾に依存しない、上質で控えめなクラシックを基盤とするアイウェアブランドへ定着させた。創業初期の方向転換によってブランドの核を明確にし、レザーテンプルなどの素材・構造上の試みを通じてクラシックの再解釈を提示。福井の職人技と日本製の精度をブランド価値に結びつけ、長期使用を前提とした造形と品質の評価を形成した。近年は基本、都市、ディテール、拡張をテーマに展開しながら、根本の美意識を保ったまま表現領域を広げている