1930年代から1940年代
1930年代から1940年代にかけて、アメリカではスポーツウェアと既製服が独自の存在感を強めました。クレア・マッカーデルやボニー・カシンらに代表されるデザイナーは、動きやすく、組み合わせやすく、現代生活に合う服を提案します。第二次世界大戦中にパリへの渡航が難しくなった1943年には、エレノア・ランバートがニューヨークでファッション・プレス・ウィークを始め、アメリカのデザイナーを国内外のメディアへ見せる土台が作られました。
アメリカのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
アメリカの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
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FRUIT OF THE LOOM(フルーツ・オブ・ザ・ルーム)は、1851年に米国ロードアイランド州ウォリックでベンジャミン/ロバ...
FUCKING AWESOME(ファッキン・オーサム)は、プロスケーターのジェイソン・ディルが写真家マイク・ピスチテッリととも...
FULL OF GRACE(フル・オブ・グレイス)は、2012年にニューヨークで立ち上げられたアメリカのアクセサリーブランド。パ...
FVFR by FIVE FOUR(エフブイエフアール・バイ・ファイブ・フォー)は、米国ロサンゼルス発のFive Fourから派生したメン...
ファナティクス・ブランデッド(Fanatics Branded)は、米国のスポーツ・ライセンス企業Fanaticsが展開するインハウスの...
FARAH 1920(ファーラー・ナインティーン・トゥエンティ)は、米国テキサス発祥のメンズウェアブランドFARAHが2011年秋...
Farah Classic(ファーラー・クラシック)は、米国テキサス州エルパソで1920年にマンスール・ファラーとハナ・ファラー...
Farah Sport(ファーラー・スポーツ)は、Mansour FarahとHana Farahが1920年に米国テキサスで創業したFARAHから派生し...
Farah Vintage(ファーラー・ヴィンテージ)は、米国テキサス発のFarahから2007年に派生したメンズウェアライン。親ブラ...
Fear of God(フィア・オブ・ゴッド)は、2013年にジェリー・ロレンゾがアメリカ・ロサンゼルスで設立したラグジュアリ...
Filson Black Label(フィルソン・ブラックレーベル)は、アメリカの老舗アウトドアブランドFilsonのサブライン。親ブラ...
Fit For Me by Fruit of the Loom(フィット・フォー・ミー・バイ・フルーツ・オブ・ザ・ルーム)は、米国のアンダーウ...
Fleur du Mal(フルール・ドゥ・マル)は、2012年にジェニファー・ズッカリーニがニューヨークで設立した米国発のラグジ...
FlexibleVisual SPCE(フレキシブル・ヴィジュアル・スペース)は、アメリカを拠点とするデザインプロジェクト/ファッ...
France Luxe(フランス・ラックス)は、1997年にデザイナーのローリー・エリクソンが米国ワシントン州で立ち上げたアメ...
France Luxe Body(フランス・ラックス・ボディ)は、米国ワシントン州ノースベンドを拠点とするThe Finest Accessories...
Frank & Eileen(フランク・アンド・アイリーン)は、2009年に元エンジニアのオードリー・マクローリンが米国カリフォル...
フランキーズ・ビキニ(Frankies Bikinis)は、ミミとフランチェスカ・アイエロ母娘が2012年にカリフォルニア州マリブの...
フランキーズ・ビキニーズ・アクティブは、母娘デュオのミミ&フランチェスカ・アイエロが2012年にマリブの自宅で立ち上...
フランキーズ・ビキニーズ・ビューティー(Frankies Bikinis Beauty)は、2012年にマリブ(カリフォルニア)でミミ&フ...
Franklin Climbing(フランクリン・クライミング)は、1995年に米国オレゴン州で誕生したクライミングギア&ウェアブラ...
Free Refills(フリー・リフィルズ)は、2022年にクリスチャン・ジェームズが立ち上げた米国発のReadywearブランド。Tシ...
French Bull(フレンチブル)は、ジャッキー・シャピロがNY(米国)で2002年に立ち上げたライフスタイルブランド。日常...
Fruit of the Loom Signature(フルーツ・オブ・ザ・ルーム・シグネチャー)は、米国の衣料メーカーFRUIT OF THE LOOMが...
Frye & Co.(フライ・アンド・コー)は、米国の老舗フットウェアブランドThe Frye Company(Frye)のヘリテージに着想し...
Frye Supply(フライ・サプライ)は、1863年にマサチューセッツで創業したThe Frye Companyのヘリテージを基盤に、Warso...
G by GUESS(ジー・バイ・ゲス)は、GUESSが2007年に立ち上げたアメリカ発の派生ライン兼リテールコンセプト。ロサンゼ...
G.H.Bass & Co.(ジー・エイチ・バス)は、1876年にジョージ・ヘンリー・バスが米メイン州ウィルトンで創業したアメリカ...
GALLERY DEPT.(ギャラリー・デプト)は、2017年にロサンゼルスでアーティスト/デザイナーのJosué Thomasが立ち上げた...
GAMBERT CUSTOM SHIRT(ギャンバート・カスタム・シャツ)は、1933年にジョセフ・J・ギャンバートが米国ニュージャージ...
GANT(ガント)240 Mulberry Streetは、GANTが2023年10月18日に始動したプレミアム・カプセルコレクション。1949年に米...
GANT Diamond G(ガント・ダイヤモンド・ジー)は、米コネチカット州ニューヘイブンにルーツを持つGANTのサブブランドと...
GANT Originals(ガント・オリジナルズ)は、米コネチカット州ニューヘイブンで1949年にBernard Gantmacherと息子のMart...
GENUINE DICKIES(ジェニュイン・ディッキーズ)は、米国のW-D Apparel Company, LLC(Dickiesの商標権者)が権利保有す...
God's True Cashmere(ゴッズ・トゥルー・カシミア)は、2019年にロサンゼルスでブラッド・ピットとジュエリーデザイナ...
GOLF WANG Essentials(ゴルフ・ワング・エッセンシャルズ)は、米国発のストリートウェアブランドGOLF WANG(創設者:T...
GOOD MOTIVE TEE(グッド・モチーブ・ティー)は、ニューヨーク発のTシャツブランド。音楽やスケート、アートなどのサブ...
GOTCHA KIDS(ガッチャキッズ)は、米国カリフォルニア発のサーフウェアブランドGOTCHAのキッズライン。1978年にMichael...
GRAVIS SKATEBOARDING(グラビス・スケートボーディング)は、米国発のシューズブランドgravisから派生したスケートボー...
GREENWICH POLO CLUB(グリニッジ・ポロ・クラブ)は、米国コネチカット州グリニッジに1981年、ピーター・ブラントが設...
GRIP SWANY(グリップ・スワニー)は、1848年ごろのアメリカのゴールドラッシュ期にワーカーや採掘者が使用した革グロー...
GRIZZLY(グリズリー)、正式名称Grizzly Griptape(グリズリー・グリップテープ)は、米国カリフォルニア州ロサンゼル...
grown&sewn(グロウン&ソーン)は、テキサス出身のデザイナー、ロブ・マグネスが2010年にニューヨークで設立したアメリ...
GUESS JEANS(ゲス・ジーンズ)は、アメリカ西海岸発のGUESS配下で2024年にNicolai Marcianoが立ち上げたデニム中心のサ...
GUESS Kids(ゲス・キッズ)は、1984年にBaby GUESSとして始まったGUESSの子ども向けラインで、のちにGUESS Kidsへ改称...
ゲス・オリジナルズ(GUESS Originals)は、2016年に設立されたヘリテージ志向のディビジョンで、女性・男性向けに現代...
GUESS by MARCIANO(ゲス・バイ・マルシアーノ)は、1981年にマルシアーノ兄弟が創業したGUESSから派生したコンテンポラ...
GULF COAST SPORTSWEAR(ガルフ・コースト・スポーツウェア)は、1974年にアメリカ・テキサス州クルートでTom McKnight...
GUTTER CAT GANG(ガッター・キャット・ギャング)は、2021年6月に米国フロリダ州発で始まったNFT由来のコミュニティ/...
ゲイブ・ゴードン(Gabe Gordon)は、2019年にゲイブ・ゴードン本人によってニューヨークを拠点に立ち上げられたファッ...
ガブリエラ・アルティガスは、メキシコシティ出身の姉妹ガブリエラ・アルティガスとテレ(Tere)・アルティガスが2008年...
Gabriela Hearst(ガブリエラ・ハースト)は、ウルグアイ出身のデザイナー、ガブリエラ・ハーストが2015年にニューヨー...
Galerie Kitsuné(ギャラリー・キツネ)は、ライフスタイルブランドのMaison Kitsunéが2022年に米国ニューヨーク州ブル...
Gap Factory(ギャップ・ファクトリー)は、米国発のカジュアルブランドGAPのアウトレット/ファクトリーストア業態。Ga...
Gap Home(ギャップ・ホーム)は、米国ブランドのGAPがWalmartとの戦略的パートナーシップにより2021年に立ち上げたホー...
GapMaternity(ギャップ・マタニティ)は、米国発のカジュアルブランドGAPが展開するマタニティ向けライン。2000年にオ...
ガレット・レイト(Garrett Leight California Optical)は、2010年に米国カリフォルニア州ベニスビーチで創設されたア...
Gentle Souls(ジェントル・ソウルズ・バイ・ケネス・コール)はアメリカ発のフットウェアブランド。2000年に商標使用が...
Gerry Cosby(ジェリー・コスビー)は、1938年に元アメリカ代表アイスホッケー選手のジェリー・コスビーがニューヨーク...
Gerry Cosby A+C(ジェリー・コスビー・エープラスシー)は、米国発のスポーツブランドGerry Cosbyから2021年春夏に始動...
Giorgio Galli Sシリーズ(ジョルジオ・ガッリ Sシリーズ)は、ミラノ拠点のデザイナー ジョルジオ・ガッリがTimex(米...
ガールフレンド・コレクティブ(Girlfriend Collective)は、2016年に米シアトルでQuang DinhとEllie Dinhが共同設立し...
アメリカのファッションは、ニューヨークの既製服産業やショー文化、スポーツウェア、ワークウェア、デニム、プレッピー、ストリート、アウトドア、セレブリティ文化などが重なって発展してきました。ヨーロッパのクチュールとは異なり、日常生活に近い実用性、量産、着回し、商業性、ポップカルチャーとの結びつきが、アメリカ発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。
1930年代から1940年代にかけて、アメリカではスポーツウェアと既製服が独自の存在感を強めました。クレア・マッカーデルやボニー・カシンらに代表されるデザイナーは、動きやすく、組み合わせやすく、現代生活に合う服を提案します。第二次世界大戦中にパリへの渡航が難しくなった1943年には、エレノア・ランバートがニューヨークでファッション・プレス・ウィークを始め、アメリカのデザイナーを国内外のメディアへ見せる土台が作られました。
1950年代から1960年代には、セブンス・アベニューを中心とするニューヨークのアパレル産業が、百貨店、メーカー、メディアと結びつきながら成長しました。スポーツウェアは競技用の服だけでなく、通勤、旅行、休日、家庭生活まで含む日常着の考え方として広がります。1962年にはCFDAが設立され、アメリカのデザイナーを産業として支える枠組みも整っていきました。
1970年代から1980年代には、ニューヨークのデザイナーが国際的に強い存在感を持つようになりました。1973年のヴェルサイユ宮殿でのショーは、アメリカのデザイナーがフランスのクチュールと並んで注目される象徴的な出来事のひとつです。ハルストン、カルバン・クライン、ラルフ・ローレン、ダナ・キャランらの時代には、ミニマルな服、ラグジュアリーな日常着、プレッピー、ライフスタイル提案、広告やライセンスを含むブランドビジネスが広がりました。
1990年代は、ミニマリズム、グランジ、ヒップホップ、スケート、デザイナーデニム、ロゴ文化などが並行して見えた時代です。ニューヨークのランウェイだけでなく、音楽、雑誌、クラブ、ストリート、ショッピングモール、専門店がブランドの意味を作りました。高級服とカジュアル、デザイナーとストリート、東海岸と西海岸の感覚が交差し、アメリカのファッションがより多層的に見えるようになります。
2000年代には、プレミアムデニム、コンテンポラリーブランド、セレブリティによる着用、ファッションメディア、ECの広がりがブランドの伝わり方を変えました。ラグジュアリーだけでなく、日常に取り入れやすい価格帯やライフスタイル提案も重要になります。スポーツ、アウトドア、ワークウェアの要素が再評価され、機能性やカジュアルさを現代的に編集するブランドも増えていきました。
2010年代は、ストリートウェア、スニーカー、ドロップ型販売、コラボレーション、D2C、SNSを通じた発信が大きな力を持ちました。ブランドはショーや店舗だけでなく、オンラインのコミュニティや個人の発信を通じて広がります。ジェンダー、サイズ、民族的背景、サステナビリティへの視点も強まり、誰の身体や生活を前提に服を作るのかがより問われるようになりました。
2020年代は、オンライン販売、再販市場、アップサイクル、ローカル生産、ジェンダーを固定しない提案、若手や多様な背景を持つデザイナーの可視化が重要なテーマになっています。大きなファッション都市としてのニューヨークに加え、ロサンゼルスや各地域のカルチャーもブランドの背景として見逃せません。服そのものだけでなく、コミュニティ、流通、作り方、社会への姿勢がブランド理解の一部になっています。
現在のアメリカのファッションブランドは、ラグジュアリー、スポーツウェア、ストリート、デニム、アウトドア、ワークウェア、ジュエリー、バッグ、ライフスタイル領域まで幅広く存在しています。同じアメリカ発でも、ニューヨークのデザイナーズブランド、ロサンゼルスのカジュアルブランド、ヘリテージ系メーカー、D2Cブランドでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、アメリカらしい実用性とカルチャーの重なりがつかみやすくなります。