イタリアを拠点にMax Maraのデザインとアーカイブを支えるデザインディレクター、Max Mara Atelier統括者
イタリア・グアスタッラ出身のファッションディレクター、デザイン責任者。1964年または1965年にMax Maraのデザインチームへ入り、アシスタントからスタイル統括へと役割を広げながら、同ブランドの匿名的なクリエイティブ体制を長期にわたり支えてきた中核人物。Max Mara本線では、流行性よりもコートの構築、素材、シルエット、着用時の実用性を重視する設計思想を担い、ブランドのアーカイブやサンプル、リサーチの蓄積にも深く関与。Sportmaxの創設期には初期の美学形成にも携わり、グループ内で異なるラインの方向性を整理する役割を果たした。2003年に始動したBAI Max Maraのアーカイブ活動では、企業史と創作をつなぐ資料保存・継承の基盤づくりにも貢献。2009年に発足したMax Mara Atelierでは、コートに特化した高密度な試作とラグジュアリー表現を主導し、伝統的な外套文化を現代的かつクチュール的に再編集している。近年はデザインディレクター・エメリタス、ファッションコーディネーターなどの肩書きで紹介される一方、Max Maraの歴史、技術、アーカイブを結び付けるブランドの見えない設計者として活動を続ける存在