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アレクシス・セプコヴィック

Alexis Sepkovic

アメリカのデザイナー、クリエイティブ・ディレクター。VADAとLettuce Growで活動

最終更新日: 2026.04.24

アレクシス・セプコヴィックについて

アメリカのデザイナー、クリエイティブ・ディレクター。アイウェアとブランド表現を軸に、プロダクトの造形、色、素材、見せ方を一体で設計する人物である。VADAではKatie Caplenerとともに小ロットの眼鏡づくりを進め、ジェンダーレスでシーズンレスな発想、ヴィンテージやデッドストックを生かした素材選び、過剰包装に寄りかからない姿勢を打ち出した。流行をそのまま追うのではなく、個性の強い顔立ちや使う人の気分に合うフレームを描く感覚が強く、限定生産の手触りも含めてコレクションの輪郭をつくっている。Jacques Marie Mageのデザインスタジオで経験を重ねたのち、眼鏡に親しんだ背景と独自の審美眼をVADAへ接続し、ジュエリー由来の世界観をアイウェアへ拡張した。非毒性の藻類インクや低廃棄のパッケージなど、制作工程にも配慮を行き届かせる点が特徴で、現在はLettuce Growのクリエイティブ・ディレクターとして、ビジュアルとキャンペーンの統率を担いながら活動を続けている。

キャリアタイムライン

アレクシス・セプコヴィックとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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ブランド / 役職
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Vada デザイナー 2020 - 継続中または終了年不明
Lettuce Grow クリエイティブ・ディレクター 2022 - 継続中または終了年不明

経歴

20代には複数のデザインブランドで経験を積み、Jacques Marie Mageのデザインスタジオでアイウェアの制作背景を深めた。眼鏡に親しんだ家庭環境もあり、フレームの機能と見え方の両面に早くから関心を持っていた。2015年にKatie Caplenerと出会い、のちにVADAのアイウェア展開へ加わると、ブランドのジュエリー的な感覚を保ちながら、限定生産のフレームラインを立ち上げた。VADAでは、流行の追随よりも独自性を優先し、ジェンダーレスな設計、ヴィンテージやデッドストック素材、非毒性の藻類インク、過剰な箱に頼らないパッケージなど、制作と流通の両面で実験を重ねた。アイウェアを「顔のためのジュエリー」として捉えるVADAの方向性を支え、カラーパレットやシェイプ、ブランドのトーンまで編集してきた。現在はLettuce Growのクリエイティブ・ディレクターとして、プロダクト、マーケティング、視覚表現を統括し、ファッションとライフスタイルの領域を横断する役割を担っている.

Lettuce Growとの関わり

2022 - 継続中または終了年不明

クリエイティブ・ディレクター

Lettuce Growのクリエイティブ・ディレクターとして、2022年2月ごろに参画し、ブランドの見せ方、商品体験、販促素材を横断して束ねる役割を担った。Lettuce Growは家庭で新鮮な食材を育てる体験を広げるブランドで、在任期は、単品説明や機能訴求を超えて、食卓や住まいに自然に溶け込むブランド像へ整えていく段階と重なる。Alexis Sepkovicの仕事は、ロゴや広告ビジュアルを整えることにとどまらず、Farmstandをどう開封し、どう組み立て、どう日常に置くかまで含めて、製品そのものをブランド体験として翻訳する点にあった。Farmstandのパッケージ再設計では、輸送コストの圧縮、破損防止、再生材の採用、QRコードを使った案内導線の整理が並行して進み、使い勝手と世界観を同時に磨く方向へ寄せている。ブランドが新商品や量販店展開で接点を広げる局面でも、彼女は体験の核をぶらさずに、暮らしの中の育てる楽しさを前面に出す表現へ整える役回りを担ったとみられる。社外の評価でも、彼女はテック寄りのスタートアップを、目的意識のあるライフスタイルブランドへ移すクリエイティブリードとして語られており、Lettuce Growの語り口を機能中心から生活文脈中心へ押し広げた人物として位置づけられる。2024年時点の投資資料でもCreative Directorとして示され、少なくともその時点まで同職でブランドの成長局面を支えていたことがうかがえる。同社がCostco展開や新しいカウンターサイズの製品を打ち出すなかでも、商品の見え方をばらつかせず、ひとつのブランドとして読ませるための基調づくりを担った。

在任期

2022年2月にクリエイティブ・ディレクターとして加わり、少なくとも2024年時点の投資資料でも同職で示される。ブランドがDTC中心の訴求から、新商品投入や量販店展開を含む拡張期へ移るタイミングで、対外表現と体験設計をまとめる役割が続いた。

影響

Farmstandのパッケージ再設計で、開封から組み立てまでの導線を整理し、輸送効率、破損防止、再生材、QRコード案内をそろえたことで、実用品としてのわかりやすさと、暮らしに置きたくなる印象を両立させた。社外でも、ブランドをテック寄りの印象からライフスタイル寄りへ寄せた仕事として評価が残る。

Vadaとの関わり

2020 - 継続中または終了年不明

デザイナー

2020年ごろからVADAのアイウェアを担うデザイナーとして、ジュエリー先行のブランドに眼鏡の設計思想を持ち込んだ人物。Katie Caplenerが育ててきたVADAに加わったあと、既存の手仕事感や装飾性を受け継ぎながら、フレームの輪郭、素材、色、金具、サイズ感までを眼鏡向けに再構成し、ブランドの第二の軸を作った。眼鏡業界での経験を背景に、流行の追随よりも個性の強い人に似合う形を優先し、SIRENに代表される独自のシルエットや、ジェンダーレスでシーズンレスな設計を前面に出した。ギリシャ神話や80年代後半の日本のアンダーグラウンドといった参照をTexasの空気感とつなぎ、マイクロバッチ生産、簡素な包装、限定カラー、カスタムチェーンなど、プロダクトと見せ方の両面を磨き込んだ。ブランドが掲げる「顔のためのジュエリー」という発想を、装飾の延長ではなく独立したアイウェア表現へ翻訳した点が大きい。二人組のデザインチームの片翼として、顔形を選びすぎないプロポーションや手仕事の温度を保ちながら、VADAのアイウェアを小さく濃い存在感を持つラインへ育てた。

在任期

2020年からVADAのアイウェア展開に関わるデザイナーとして在任。ジュエリーから眼鏡へ広げる移行期に合流し、既存の美意識を保ちながら新カテゴリーを立ち上げる役割を担った。VADAの小規模生産や手仕事の文脈と、眼鏡デザインの経験をつなぐ橋渡しの位置づけ。

影響

Alexisの参加で、VADAはジュエリーの延長線上にある小物ではなく、独自の輪郭を持つアイウェアブランドとして認識されるようになった。少量生産、文化的引用、ジェンダーレスな設計、限定的な色展開がブランドの識別力を強め、VADAの世界観を顔まわりのプロダクトに広げた。

関連ブランド

関連する人物

Vada

2013 - 継続中または終了年不明

ケイティ・キャプレナー

クリエイティブ・ディレクター

Katie Caplener

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