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森 敦彦

モリ アツヒコ

Atsuhiko Mori

日本を拠点に活動するWACKO MARIAの創業者・デザイナー・ディレクター。音楽、映画、アートを融合したメンズウェアを展開

国籍
日本
生没年
1972 - 現在
主なブランド
更新

最終更新日: 2026.07.17

森 敦彦について

日本のデザイナー、ディレクター。元プロサッカー選手として活動した後、東京・青葉台のバー「Rock Steady」を起点に、石塚啓次とWACKO MARIAを立ち上げた人物。音楽を創作の出発点に、レゲエ、ロックステディ、スカ、ソウル、ロック、映画、アート、イタリア建築などから得た感覚を、メンズウェアと空間表現へ落とし込んできた。初期は音楽に服を合わせる発想から始まり、アロハシャツ、レオパード、グラフィック、テーラードを組み合わせた、ロマンティックで色気のあるスタイルを形成。挑発的なグラフィックやスローガンを用いながらも、端正なカッティングや日本の職人技を重ねることで、粗野なストリートウェアとは異なる大人の表現へと展開している。2010年代以降は、写真家や映画作家、アーティストとのヴィジュアルブックや協業を通じて、服だけでなく見せ方や物語まで含めたブランド表現を推進。共同創業者の石塚啓次が離れた後は、WACKO MARIAの世界観を継続的に主導し、Paradise Tokyoでは音楽、レコード、コーヒー、酒が交差する場づくりにも取り組む。アスリートから文化を編集するクリエイティブディレクターへ転身したキャリアそのものが、現在の表現の核となっている。

キャリアタイムライン

森 敦彦とブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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WACKO MARIA デザイナー 2005 - 現在

経歴

滝川第二高校でゴールキーパーとしてサッカーに取り組み、卒業後はプロ選手として活動。服飾専門教育を受けた経歴よりも、現役引退後に音楽や映画、バー文化に触れながら、素材、サイズ、カッティングなど服作りの基礎を実践的に学んだ背景が強い。
滝川第二高校卒業後、ゴールキーパーとして全日空横浜SC、横浜フリューゲルスでプレーし、Jリーグ草創期のプロサッカー選手として活動。現役引退後は東京・青葉台でバー「Rock Steady」を開き、音楽、酒、服、空間を横断する文化的な場を形成した。この経験を基盤に、石塚啓次とWACKO MARIAを立ち上げ、当初はレゲエなどの音楽に服を合わせる発想からブランドを展開。服作りの知識を学びながら、アロハシャツ、グラフィック、レオパード、テーラリングを組み合わせた独自のメンズウェアを確立した。2011年以降は野口強、Tim Barber、Larry Clarkらとのヴィジュアルブック制作を進め、服と写真、映画、アートを一体化した表現へ領域を拡張。石塚啓次が離れた後は、WACKO MARIAのデザインとディレクションを継続的に主導し、音楽や映画を軸にしたブランドの世界観を確立した。近年はジャケットやプリーツパンツ、ワークウェアなどへ表現の幅を広げる一方、Paradise Tokyoを通じてレコード、コーヒー、酒が共存する空間づくりにも関わる。元アスリートの経験を、文化と服を編集する活動へ転換したキャリア。

WACKO MARIAとの関わり

2005 - 現在
デザイナー
森敦彦は、2005年の設立期から現在までWACKO MARIAの中核を担う創業者兼デザイナー。Rock Steady Barを起点に、音楽と酒、服、空間が交差する文化的な場から生まれたブランドを、共同創業者の石塚啓次と立ち上げた。石塚の離脱後は、森が継続的にブランドの方向性を語り、コレクションと世界観の主導者として位置づけられている。初期にはレゲエやロックステディを軸に音楽へ服を合わせる発想から出発し、森自身が素材、サイズ、カッティングなど服作りの基礎を学びながら、サッカー選手時代から培った身体感覚と、音楽、映画、アートへの嗜好をブランドの言語へと変換していった。森の役割は、単に衣服を設計するデザイナーにとどまらず、ブランドが扱う文化の範囲と見せ方を編集するディレクターとしてのもの。2011年以降は、野口強やTim Barber、Larry Clarkらとのヴィジュアルブック制作を通じて、服そのものだけでなく写真や映像、アートを含む発表形式を拡張した。アロハシャツ、レオパード、挑発的なグラフィックといった初期からの要素を残しつつ、映画的なコラージュ、端正なテーラリング、ワークウェアやジャケット、パンツへと表現領域を広げ、WACKO MARIAを大人のストリートウェアとして再編集。Rock Steadyの経験はParadise Tokyoにもつながり、音楽、レコード、酒、コーヒー、服が共存するブランド空間へ発展している。共同創業から森主導の継続体制へ移行する過程で、WACKO MARIAの個性と現在のブランド像を最も強く形づくった人物

在任期

森敦彦は、WACKO MARIAが設立された2005年から現在まで、創業者兼デザイナーとしてブランドを率いる。設立当初は石塚啓次との共同創業体制で、Rock Steady Barを母体に音楽と服を結びつける文化的プロジェクトとして始動。石塚は2016〜2017年頃までにはブランドを離れており、その後は森が単独の主導者としてブランドの美学、コレクション、発信を継続している。明確な後任への交代ではなく、共同創業フェーズから森主導フェーズへの移行

影響

森敦彦は、WACKO MARIAを音楽を背景にしたカジュアルウェアから、映画、アート、写真、テーラリング、ワークウェアまでを横断する総合的なメンズウェアブランドへ拡張した。アロハシャツや強いグラフィック、挑発的なムードを残しながら、端正なジャケットやパンツ、映画的なコラージュ表現を加え、ブランドの表現幅を拡大。ヴィジュアルブックやアーティストとの協業、Paradise Tokyoのような店舗空間の展開によって、服だけでなく音楽や映像、空間を含む世界観そのものを提示するブランドへと発展させた

在任中のコラボレーション

この人物が関わった期間に確認できるブランド間コラボレーションです。

2026.02

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2026年2月28日)。Spring/Summer 2026でカバーオールとプリーツトラウザーズを中心に、無地/レオパードのバリエーション展開。

2026.01

WACKO MARIA Champion

WACKO MARIA×Champion(SS26 “New Year”)。1/3リリースとして、Reverse Weaveのフーディ/クルーを展開し、ゴシック調/カレッジ調のロゴ運用を複数色で用意。

2025.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2025年9月27日)。FW25でシェルパ襟付きワークジャケット2型とプリーツトラウザーズを中心に構成。

2025.04

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2025年4月12日)。Spring/Summer 2025で虎カモやレオパードのワークジャケット、ワークシャツ、プリーツトラウザーズ等を展開。

2024.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2024年9月28日)。FW24コラボとしてカバーオール、ブラックデニムジャケット、コバルトブルーのカーディガンを含む。

2024.03

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2024年3月23日)。Spring/Summer 2024としてワークシャツとプリーツトラウザーズを展開し、ロゴ刺繍で差別化。

2021.04

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(SS21)。レオパード柄のワークシャツとショーツを中心に、同ブランドらしい柄使いをワークに落とし込む。

2020.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickiesのワークウェア・カプセル。短袖ワークシャツやショーツなど、同ブランドの柄感とDickiesのワーク性を融合。

2020.08

WACKO MARIA PORTER

2020年8月頃、WACKO MARIA×PORTERの再タッグとしてShoulder Pouchを含むアクセサリー群が紹介される。前回コラボの続きとして位置づけられた展開。

2020.05

WACKO MARIA PORTER

2020年5月23日、WACKO MARIAがPORTERとの新作アクセサリーを発売。既存のコラボラインを継続しつつ、夏の別アイテムへつながっていく流れとして紹介されている。

2012.07

WACKO MARIA PORTER

WACKO MARIAの2012 Spring/Summer文脈で、PORTERとのBIG TOTE BAGを発売。大胆なバッグ提案として、コラボの延長線上にあるアイテム展開。

2009.12

WACKO MARIA PORTER

PORTERとの継続タッグとして言及される、WACKO MARIAの“Bon Sacs”コラボ。年代としては2009年12月頃に紹介され、ボンサック系の展開として整理できる。

2008.05

WACKO MARIA PORTER

PORTER×WACKO MARIAのコラボで、メッセンジャーバッグ、トートバッグ、限定ジップウォレットを発売。ヤシの木や海、ギター等の“ジャマイカン”なムードが特徴。