szu

石塚 啓次

イシヅカ ケイジ

Keiji Ishizuka

日本の元プロサッカー選手で、WACKO MARIAの共同創業者を経てBUENA VISTAを手がけるクリエイティブ・ディレクター

石塚 啓次について

日本出身のクリエイティブ・ディレクター。プロサッカー選手としてのキャリアを経た後、森敦彦とともにWACKO MARIAの立ち上げに関わり、音楽や酒、服、空間が交差する初期のブランド像を形づくった共同創業者の一人。個別のコレクションやシルエットを主導したデザイナーというより、東京・目黒のRock Steady Barを起点とする文化的な場づくりと、そこからアパレルブランドへ展開する初期構想に重要な役割を果たした人物として位置づけられる。WACKO MARIAでは森敦彦と同じ方向性を共有しながら活動したが、2016〜2017年頃にはブランドを離れ、その後は自身の活動へ軸足を移した。2013年にはスペイン・バルセロナへ移住し、メンズブランドBUENA VISTAを開始。サッカー選手からファッションの創業者、さらに海外を拠点とするブランドディレクターへと活動領域を広げてきた経歴に特徴がある。

キャリアタイムライン

石塚 啓次とブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

左右にスクロールして確認

ブランド / 役職
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
WACKO MARIA クリエイティブ・ディレクター 2005 - 終了時期不明
BUENA VISTA クリエイティブ・ディレクター 2013 - 現在

経歴

京都府立山城高等学校を卒業。
1993年にヴェルディ川崎へ加入し、プロサッカー選手としてキャリアを開始。1997年にはコンサドーレ札幌へレンタル移籍し、その後ヴェルディへ復帰。東京ヴェルディ1969、川崎フロンターレ、名古屋グランパスなどでプレーし、2003年に現役を引退した。引退後は森敦彦とともに、東京・目黒のRock Steady Barを文化的な起点としてWACKO MARIAを立ち上げ、共同創業者および初期ディレクターとしてブランドの方向づけに関与。音楽、酒、服、空間を横断する初期のプロジェクト形成に携わったが、ブランドのデザインと世界観は次第に森敦彦主導へ移行し、2016〜2017年頃にはWACKO MARIAを離れている。2013年にはスペイン・バルセロナへ移住し、自身のメンズブランドBUENA VISTAを開始。日本のストリートカルチャーを背景にしながら、海外拠点で独自の服づくりとブランド運営を展開するキャリアへ転じた人物

BUENA VISTAとの関わり

2013 - 現在
クリエイティブ・ディレクター
BUENA VISTAにおける石塚啓次は、2013年にスペイン・バルセロナでブランドを立ち上げた創業者兼クリエイティブ・ディレクター。WACKO MARIAで森敦彦とともに共同創業・初期ディレクションを担った後、自身の活動拠点をスペインへ移し、新たなメンズファッションブランドとしてBUENA VISTAを始動した位置づけ。既存ブランドの一部門を担当するデザイナーではなく、ブランドの設立、方向づけ、クリエイティブ全体の判断を担う立場として関わる。WACKO MARIAでは共同創業者の一人として、音楽や酒、服、空間が結びついた初期の文化的基盤づくりに関わった一方、BUENA VISTAでは自らの名義と拠点を基盤に、独立したブランド運営へ移行した点が大きな特徴。両ブランドの間に明確な後継関係が示されているわけではなく、BUENA VISTAは石塚が新たな環境で立ち上げた独立レーベルとして位置づけられる。公開情報では、同ブランドにおける個別コレクションや代表的アイテムの帰属まで詳しく示されていないため、石塚の役割は特定のデザイン作家性よりも、ブランドを自ら立ち上げ、全体の表現と活動を指揮する創業者型のディレクションとして捉えるのが適切

在任期

2013年、スペイン・バルセロナへの移住を機にBUENA VISTAを始動。WACKO MARIAの共同創業・初期ディレクションを経て、自身の活動基盤とブランドを新たに築く移行期にあたり、以後はBUENA VISTAの創業者兼クリエイティブ・ディレクターとして活動を継続する位置づけ。終了時期は設定されていない

WACKO MARIAとの関わり

2005 - 終了時期不明
クリエイティブ・ディレクター
石塚啓次は、2005年のWACKO MARIA立ち上げ期に森敦彦とともにブランドの基盤を築いた共同創業者・初期ディレクター。東京・目黒のRock Steady Barを起点に、音楽、酒、服、空間を横断する文化的なプロジェクトとしてブランドを始動させ、単なるアパレル事業にとどまらないWACKO MARIAの原型づくりに関わった。石塚の役割は、特定のシルエットやコレクションを作家性の中心として打ち出すことよりも、森と共有した音楽やカルチャーへの関心を、店と服を結びつけた場のかたちへ落とし込むことにあったと位置づけられる。創業初期には、バーを母体とする独自の空気感や、レゲエ、ロックステディ、ストリートの感覚を背景にしたブランドの方向づけを担い、WACKO MARIAが文化発信の場として始まるための土台を形成した。その後、石塚はブランドを離れ、少なくとも2016〜2017年時点では実務から退いていたとされる。以降のWACKO MARIAは森敦彦が主導し、音楽、映画、アート、テーラリングを結びつけたブランド表現へ展開していく。石塚の在籍期は、後年のデザインを直接継承した前任者の時代というより、共同創業によって生まれた初期フェーズから、森主導のブランド運営へ移行する転換点にあたる。

在任中のコラボレーション

この人物が関わった期間に確認できるブランド間コラボレーションです。

2026.02

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2026年2月28日)。Spring/Summer 2026でカバーオールとプリーツトラウザーズを中心に、無地/レオパードのバリエーション展開。

2026.01

WACKO MARIA Champion

WACKO MARIA×Champion(SS26 “New Year”)。1/3リリースとして、Reverse Weaveのフーディ/クルーを展開し、ゴシック調/カレッジ調のロゴ運用を複数色で用意。

2025.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2025年9月27日)。FW25でシェルパ襟付きワークジャケット2型とプリーツトラウザーズを中心に構成。

2025.04

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2025年4月12日)。Spring/Summer 2025で虎カモやレオパードのワークジャケット、ワークシャツ、プリーツトラウザーズ等を展開。

2024.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2024年9月28日)。FW24コラボとしてカバーオール、ブラックデニムジャケット、コバルトブルーのカーディガンを含む。

2024.03

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(2024年3月23日)。Spring/Summer 2024としてワークシャツとプリーツトラウザーズを展開し、ロゴ刺繍で差別化。

2021.04

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickies(SS21)。レオパード柄のワークシャツとショーツを中心に、同ブランドらしい柄使いをワークに落とし込む。

2020.09

WACKO MARIA Dickies

WACKO MARIA×Dickiesのワークウェア・カプセル。短袖ワークシャツやショーツなど、同ブランドの柄感とDickiesのワーク性を融合。

2020.08

WACKO MARIA PORTER

2020年8月頃、WACKO MARIA×PORTERの再タッグとしてShoulder Pouchを含むアクセサリー群が紹介される。前回コラボの続きとして位置づけられた展開。

2020.05

WACKO MARIA PORTER

2020年5月23日、WACKO MARIAがPORTERとの新作アクセサリーを発売。既存のコラボラインを継続しつつ、夏の別アイテムへつながっていく流れとして紹介されている。

2012.07

WACKO MARIA PORTER

WACKO MARIAの2012 Spring/Summer文脈で、PORTERとのBIG TOTE BAGを発売。大胆なバッグ提案として、コラボの延長線上にあるアイテム展開。

2009.12

WACKO MARIA PORTER

PORTERとの継続タッグとして言及される、WACKO MARIAの“Bon Sacs”コラボ。年代としては2009年12月頃に紹介され、ボンサック系の展開として整理できる。

2008.05

WACKO MARIA PORTER

PORTER×WACKO MARIAのコラボで、メッセンジャーバッグ、トートバッグ、限定ジップウォレットを発売。ヤシの木や海、ギター等の“ジャマイカン”なムードが特徴。