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ケイシー・キャドウォラダー

Casey Cadwallader

アメリカ合衆国 1979 現在

アメリカ出身のファッションデザイナー、パリ拠点。Muglerの元クリエイティブ・ディレクター

ケイシー・キャドウォラダーについて

アメリカ出身のファッションデザイナー、パリ拠点のクリエイティブ・ディレクター。コーネル大学で建築を学び、在学中にマーク・ジェイコブスのサマーインターンを経験した経歴を持つ。建築的な構造理解を背景に、彫刻的でボディコンシャスなシルエットやコルセット、ボディスーツを中心としたプロダクトを得意とする。卒業後は建築事務所で店舗設計に携わった後、リチャード・チャイやナルシソ・ロドリゲス、ロエベ、アクネ・スタジオなどのデザインスタジオで実務経験を積んだ。2017年12月にMuglerのクリエイティブ・ディレクターに任命され、2018年から同ブランドを率いて現代的な身体観とアーカイブを融合させるコレクションを発表。映像を用いたプレゼンテーションや包摂的なキャスティングを積極的に採用し、ビヨンセやベラ・ハディッド、ドゥア・リパ、カーディ・B、ミーガン・ジー・スタリオンら多数の著名人に着用される機会を生んだ。2025年3月にMuglerを退任、後任にミゲル・カストロ・フレイタスが就任した。

キャリアタイムライン

ケイシー・キャドウォラダーとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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Mugler クリエイティブ・ディレクター 2017 - 2025

経歴

コーネル大学で建築を専攻。学内でファッション関連の科目を履修し、在学中にマーク・ジェイコブスのサマーインターンを経験した。建築教育を受けた後にファッションの現場へ進出した経歴を持つ。
コーネルで建築を学んだ後、Gluckman Maynerのような建築事務所で店舗設計に携わりながらファッションへの関心を深めた。マーク・ジェイコブスでのインターンを経てファッション業界に転身し、リチャード・チャイやナルシソ・ロドリゲスでの実務経験を積み、その後ロエベやアクネ・スタジオなどのデザインチームでキャリアを重ねた。2017年12月にMuglerのクリエイティブ・ディレクターに任命され、2018年からハウスを率いる立場となる。Mugler在任中はアーカイブの造形性と現代的な身体観を組み合わせ、コルセットやボディスーツを軸にしたコレクション、シームを意識しないスパイラルカットのデニム、包摂的なキャスティングを展開した。COVID‑19期にはライブショーから映像による発表へと舵を切り、see‑now‑buy‑nowや映画的なプレゼンテーションを活用してブランドの可視性を高めた一方、段階的にリアルショーも復活させた。在任中は多くの著名人に着用されブランドの商業的評価を押し上げ、2025年3月に退任、後任にミゲル・カストロ・フレイタスが就任した。

Muglerとの関わり

2017 - 2025

クリエイティブ・ディレクター

クリエイティブ・ディレクターとして2017年12月にMugler(ミュグレー)に就任し、ブランドのアーカイブ言語と舞台的身体表現を統括した。前任のデイヴィッド・コマからバトンを受け取り、ティエリー・ミュグレー由来のボディコンシャスな美学やコルセット、カットアウトといったアーカイブコードを継承しつつ、それらを現代のパフォーマンスと結び付けて再解釈した。 在任中は構築的なテーラリングと透け感のあるパネルワークを軸に彫刻的なシルエットを提示し、ランウェイ演出、映像制作、アーティストのステージ衣装を横断することでブランドの視覚言語を拡張した。2023年にはH&Mとの協業を率いてアーカイブの限定リメイクとマス向けプロダクトを同時に提示する戦略を採り、ブランドの到達範囲を大幅に拡大した。デュア・リパやミーガン・ジー・スタリオンらのステージ衣装制作やミュージックビデオ監修を通じてポップカルチャーへの接続を深め、Muglerの“身体性”を現代へ再定義した。 ランウェイはパンデミック後に再開し、2023年の公演では多様なキャスティングとシネマティックな演出で注目を集めた。2025年春の退任・移行に至るまで、アーカイブの継承と現代的パフォーマンス表現の橋渡し役を務めた。

在任期

2017年12月にクリエイティブ・ディレクター就任が発表され、2018年以降に本格的なコレクション発表を開始した。就任期中には2020年のブランド所有権移行(クラランス→ロレアル)という企業的変化を経てコレクション運営とコラボ戦略を推進した。2023年のH&Mコラボでマス向け展開を行い、2025年3月末に退任、後任のミゲル・カストロ・フレイタスは2025年4月1日付で就任した。

影響

在任期間においてMuglerはアーカイブの再活用とポップカルチャー連携を両輪に、若年層へのリーチを拡大した。シグネチャーのボディスーツやカットアウトをコレクションとステージ衣装、映像演出へと横展開することでブランドの文化的可視性を高め、H&Mなどのコラボで商業的なアクセス性も引き上げた。また、ロレアル傘下での経営体制変化の下でブランド戦略のスケール化に関与した点が特筆される。

関連ブランド

在任中のコラボレーション

2023.05

Mugler H&M

ケイシー・キャドウォラダー体制のMuglerらしいボディコンシャスやアーカイブモチーフが満載のウィメンズ・メンズ・アクセ展開。

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