イタリア出身のデザイナー/デザイン・ディレクター。ウィメンズウェアとジュエリーを専門領域とする国際派クリエイター
イラリア・イカルディは、イタリア・ヴァレンツァ出身のファッションデザイナー、デザイン・ディレクター。レディ・トゥ・ウェアを中心に、構築的な仕立て、端正なシルエット、素材の質感を生かした現代的なワードローブを手がけてきた。ミラノでファッションデザインを学んだ後、エトロ、ヒューゴ ボス、イヴ・サンローラン、セリーヌで経験を積み、複数のラグジュアリーメゾンでデザイン実務とブランド構築に携わる。とりわけ、フィービー・ファイロ期のセリーヌを含む国際的なデザイン環境で培った知見は、その後の服づくりに大きく反映されている。2013年頃からヴィクトリア・ベッカムのデザイン・ディレクター、ヘッド・ウィメンズウェア・デザイナーとして活動し、ドレスを起点としたブランドを、より幅広い現代女性向けのワードローブへ発展させる役割を担った。フィットや構造を重視しながら、日常性とラグジュアリーを両立させるデザインでブランドの中核を支えた人物。2021年頃の退任後は、自身のジュエリーブランドを立ち上げ、ボッテガ・ヴェネタやプラダへと活動の場を広げ、ウィメンズウェアとアクセサリーの双方で専門性を深めている。