時期不明
デザイナー
二宮啓は、ドーバー ストリート マーケット(DSM)が初めて立ち上げた自社ブランド「DSM」において、初代クリエイター(最初のデザイナー)としてブランドの方向性策定と第1弾コレクションのアートディレクションおよびデザインを担いました。2025年6月のプロジェクト発表以降、二宮はノワール ケイ ニノミヤで培った高度なパターンワークや構造的なものづくりの経験を踏まえつつ、DSM向けには「無名のチームウエア」という発想のもと、日常性とユニセックス性を重視したワードローブを組み立てています。第1弾(2026年春夏/SS26)はジャージーやニットを軸にした30型以上のラインナップで、コーチジャケット風のシャツ、メッシュパネル入りトップス、「DSM FC」を思わせるスポーティなディテールや各都市名を配したTシャツなど、フットボール的モチーフが多く見られます。アイテムにはDSMの象徴的モチーフ(エレファントのグラフィックやロゴ形状のラバーパーツ等)も取り入れられ、より手に取りやすい価格帯で世界のDSM店頭および卸売市場へ展開する計画が示されました。さらにコレクションのヴィジュアルも公開され、DSMの世界観と呼応する表現で提示されています。二宮の関与は、ノワールの実験性とDSMという小売コミュニティの親しみやすさをつなぎ、DSMの新しい“インハウス”表現を立ち上げる役割を果たしています。DSM側はこのプロジェクトを継続的に多様なクリエイターを迎える場として位置づけており、二宮はその第一幕を担う存在として位置づけられました。
在任期
本プロジェクトの公表は2025年6月の報道を起点としており、二宮はその発表時点でDSMの初代クリエイターに就任しました。第1弾コレクションは2026年春夏(SS26)として位置づけられ、DSM公式では世界のDSMでのローンチを1月下旬に予定すると示され、報道では店頭立ち上げを2026年1月下旬〜2月と伝えられています。エイドリアン・ジョフィは二宮が最初のデザイナーとして可能な限り長くその職を担う予定だと述べており、現時点で終了日は公表されていません。