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COMME des GARÇONS

コム・デ・ギャルソン

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最終更新日: 2026.03.06

COMME des GARÇONSとは

COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)は、川久保玲が1969年に東京で開始した日本のファッションブランド。1973年に株式会社コム・デ・ギャルソンとして法人化し、本社は東京都港区南青山に置く。ウィメンズ/メンズのウェアを軸に、アクセサリーや香水なども展開。1981年以降はパリでコレクションを発表し、HOMME PLUS、SHIRT、PLAYなど多数のラインを擁する。

ブランド史

1969年、川久保玲がCOMME des GARÇONSを創設した。1973年に法人化して事業基盤を整え、1970年代を通じて東京(南青山)を中心に直営店と取扱店網を拡大した。1978年にはメンズラインを導入し、制作拠点と独自の非性的な美学がこの時期に確立された。 1981年のパリ進出は国際舞台で大きな衝撃を生み、1982年の『Destroy』など一連の実験的コレクションを通じて、CdGは概念的なファッションの代表格としての位置を確立した。 1990年代は組織化と事業の多角化が進んだ時期である。1992〜1993年にジュンヤ・ワタナベがブランド内で自身の名義ラインを立ち上げ、1994年にフレグランス事業が開始された。サブラインや香水、ライセンスを通じて収益基盤を多様化し、創造性と事業性を両立させる体制が整った。 2000年代以降は小売プラットフォーム化とディフュージョンで接点を拡大した。2002年にPLAY(ハートロゴ)を展開し、2004年にDover Street Marketを創設して小売とコミュニティの場を自ら運営するモデルを構築した。2017年のメトロポリタン美術館での大規模回顧展を契機に、CdGは商業的ハウスであると同時に美術的・文化的資産としての公的評価を確立した。DSMや多様なコラボレーションは若年層への浸透を促し、主要ラインと実験ラインを併存させる構造が現在も続いている。

人物

川久保玲 — 在任期間:1969年創業(1973年法人化)〜現在。コンセプト主導の美学を一貫して提示し、非対称・解体・ボリューム操作や黒を基調とした表現を通じて「服の境界」を問い続けてきた。ブランドを単一デザイナーの表現場にとどめず、HOMME PLUS、PLAY、Tricotなど複数ラインと若手育成の仕組み、そしてDover Street Marketによる小売実験を築き上げた点が特徴である。 渡辺淳弥 — 在任期間:1984年入社→1992年に「Junya Watanabe COMME des GARÇONS」として独立ライン発表。パタンナー出身の技術志向を軸に、高機能素材や精緻なパターンワークを用いることで、テクノロジーと服作りを接続する表現を確立した。ワークウェアやミリタリーの語彙を再構成し、ブランドの素材開発とメンズ展開を拡張した。 タオ・クリハラ — 在任期間:Tricot担当〜Tao名義でのパリ発表(2005年〜2011年にかけて活動)。ニットとランジェリー的要素を基軸に、手仕事的なクラフト感とフェミニンな装いを持ち込み、Tricotを通じてCDGの実売ラインにおけるテクスチャーと着用可能性を強化した。 阿部千登勢 — 在任期間:1990年代にCDGでの制作経験あり/1999年にsacaiを創業。CDGで得たパタン・構築の経験を基盤に、テーラリングとスポーツウェアなど異なる要素を“ハイブリッド”で重ね合わせる手法を発展させ、日常服の再構築という新たな表現領域を提示した。 フミト・ガンリュウ — 在任期間:CDGでのパタン・制作経験を経て2007年にGANRYUを立ち上げ(後に展開期間あり)。デニムやコーチジャケット、フーディーなど日常的アイテムを特異なディテールやプロポーションで編集し、ユニセックス/ストリート寄りの語彙をブランドに導入した。 Kei Ninomiya — 在任期間:2008年入社→2012年にNoir Kei Ninomiyaをローンチ。パタン出身による緻密な構築と手仕事性を特徴とし、チュールやレース、コルセット的技巧を現代的な服へ落とし込むことで、CDGの表現に儀式的・オートクチュール的な側面を付与した。 総括:Comme des Garçonsは川久保玲の概念的ヴィジョンを起点に、社内での人材育成と複数ラインの共存によって、素材実験、ニットの手仕事、日常服の再発明、精密構築など多様な美学を内部に取り込み、ブランドとしての表現領域を段階的に拡張してきた。

グループ・サブライン・コレクション

COMME des GARÇONS
BLACK COMME des GARÇONS
COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS
COMME des GARÇONS GIRL
COMME des GARÇONS HOMME
COMME des GARÇONS HOMME DEUX
COMME des GARÇONS HOMME PLUS
COMME des GARÇONS HOMME PLUS EVERGREEN
COMME des GARÇONS PARFUMS
COMME des GARÇONS SHIRT
COMME des GARÇONS SHIRT FOREVER
COMME des GARÇONS WALLETS
Comme des Garçons SHIRT
GANRYU
JUNYA WATANABE
JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS
JUNYA WATANABE MAN
PLAY COMME des GARÇONS
TAO COMME des GARÇONS
eYe JUNYA WATANABE MAN
noir kei ninomiya
tao
tricot COMME des GARÇONS

コラボレーション

2026.01

Saint James

Junya Watanabeラインでボーダーカットソー等がコラボ。フランスのマリンテイストを基にした再構築。

2026.01

Cutler and Gross

2009年、“Future of Black”限定コレクションとしてサングラス3型を協業。英国名門との2度目の協業記録あり。

2026.01

Dr. Martens

HOMME DEUXを中心に1461やKristinn Derbyなどのアレンジモデルをリリース。白レザーへの文字デザインも。

2025.12

Onitsuka Tiger

2025年ホリデーポップアップでMexico 66カスタムやアパレルを販売。チェック柄モチーフや特別仕様のスニーカー等。

2025.12

Onitsuka Tiger

2025年ホリデーコラボ。MEXICO 66ベースのスペシャル4型(カスタムアクセ等)+アパレル8型を12月限定展開。

2025.11

ASICS

CDG SHIRTでGEL-Kayano 14やGEL-LYTE V、GEL-NUNOBIKI等モノクロやインパクトのあるコラボスニーカーを展開。

人物

川久保 玲

デザイナー

Rei Kawakubo

関連する人物

tao

栗原 たお

デザイナー

Tao Kurihara

JUNYA WATANABE

渡辺 淳弥

デザイナー

Junya Watanabe

tricot COMME des GARÇONS

渡辺 淳弥

デザイン・ディレクター

Junya Watanabe

栗原 たお

デザイナー

Tao Kurihara

JUNYA WATANABE MAN

渡辺 淳弥

デザイナー

Junya Watanabe

noir kei ninomiya

二宮 啓

デザイナー

Kei Ninomiya

GANRYU

丸龍 文人

デザイナー

Fumito Ganryu

COMME des GARÇONS HOMME

渡辺 淳弥

デザイナー

Junya Watanabe

1990–2003

田中 啓一

デザイナー

Keiichi Tanaka

COMME des GARÇONS PARFUMS

Christian Astuguevieille

クリエイティブ・ディレクター

Christian Astuguevieille

共通点のあるブランド

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