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GUCCI

グッチ

旅の道具と職人技を核に、フィレンツェの革製品店から総合ファッションへ広がったメゾンです。

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GUCCIとは

GUCCI(グッチ)は1921年にグッチオ・グッチがイタリア・フィレンツェで創業したラグジュアリーメゾン。レザーグッズ、RTW(既製服)、シューズ、アクセサリー、ジュエリー/ウォッチ、ビューティまで幅広く展開し、現在はケリング(Kering)傘下。バンブー、ホースビット、GGモノグラム、ウェブストライプ、フローラなどのコードを持つ。

GUCCIの歩み

ブランドの歴史

GUCCIは1921年、創業者グッチオ・グッチがフィレンツェのヴィア・デッラ・ヴィーニャ・ヌォーヴァに開いた革製品店に始まる。ザ・サヴォイ・ホテルでの経験を背景に、旅の道具としてのラゲージと職人技を核に成長した。1930年代後半には耐久性を意識してキャンバスを導入し、ダイヤモンド柄のDiamanteファブリックを確立している。 戦後は資材制約を創造性へ転じ、1947年に竹ハンドルのバンブーバッグを発表。1950〜60年代に国際的な顧客層へ浸透し、ブランドを識別するコードが蓄積されていく。1960年代半ばから既製服の生産を開始し、1972年にニューヨークの699フィフス・アヴェニューで衣料専業店を開設、レザー中心のメゾンから総合ファッションへ射程を広げた。 一方で1980年代にはファミリー統治の混乱が顕在化し、1987〜89年に投資会社インベストコープが株式を取得、1993年に残余分も買い取り創業家の関与が終わる。1999年の買収攻防ではPPRが新株引受で出資し、2004年の公開買付(1株85.52ドル)後に持分を99.39%まで高め、上場廃止へ進んだ。 2013年、PPRは社名をケリングへ変更し、GUCCIはグループの旗艦としての位置づけを明確にする。2015年には10年計画のサステナビリティ戦略を公表し、2018年春夏からファー不使用へ転換、同年に残材を循環させるGucci-Upも始動した。近年は経営体制の再編が続き、2023年7月にジャン=フランソワ・パリュが移行期間のCEOに就任、2025年1月にステファノ・カンティーノへ交代。2025年9月17日にはフランチェスカ・ベレッティーニがプレジデント兼CEOに就任している。

デザイナーの歩み

創業者グッチオ・グッチ(1921–1953)は、旅の道具としての実用と、トスカーナの素材・職人技、英国的な端正さを結びつけ、後年のGUCCIが参照する「旅のメゾン」の美意識を形にした。プリントの系譜では、イラストレーターのヴィットリオ・アッコルネロ・デ・テスタが1960年代にフローラを制作。花と昆虫の精密画的表現は、レザーや金具のコードとは別軸の“もう一つの顔”として、のちの時代にも再解釈される資産となった。 再建局面のドーン・メロ(1989–1994)は、デザイン責任者として店舗と商品構成を絞り込み、アイコンの再活性化を通じてブランドの統制を回復させた。1990年代初頭にはリチャード・ランバートソンがデザインディレクターとして全カテゴリーの開発とマーチャンダイジングを担い、再ローンチの実務を支える。メロが起用したトム・フォードは、1994–2004年にクリエイティブ・ディレクターとして就任し、70年代の艶と夜のムードを軸に、官能素材と身体に沿うシルエットで“セクシュアルなラグジュアリー”を確立。GUCCIをファッション主導のブランドへ押し上げた。 フォード退任後の2004–2006年は分業体制となり、アレッサンドラ・ファキネッティ(2004–2005)がウィメンズで詩的なフェミニニティを模索し、ジョン・レイ(2004–2006頃)はメンズでロマン主義と仕立ての良さを前景化した。フリーダ・ジャンニーニ(2006–2014/2015初)は単独のクリエイティブ・ディレクターとして、70年代の映画的ムードを手がかりに、わかりやすいワードローブとアクセサリーの強さを両立し、既存アイコンを現代的に更新した。 アレッサンドロ・ミケーレ(2015–2022)は、歴史引用とポップを同列に編む知的マキシマリズムで世界観を強化し、ジェンダー表現も拡張。サバト・デ・サルノ(2023–2025年2月)はカットとプロポーションに焦点を当てた本質的なワードローブへ舵を切り、象徴色Rosso Ancoraの導入やJackieの再設計で新しい基礎を提示した。協業終了後はデザインオフィスが2025年2月25日のショーを担当。デムナは2025年7月上旬にアーティスティック・ディレクターへ就任し、2026年春夏「La Famiglia」のルックブックで人物類型からGUCCIのコードを再点検し、2026年2月の初ショーへ向けて新章を準備している。

関連ブランド

親ブランドやサブラインを創業順で掲載しています

関連ブランド一覧 (4)
グループ
GUCCIグループ
関連ブランド
4件
創業年
1921-2021
1921 サブライン
Gucci Eyewear
アイウェア

アイウェアで小物の入口を担う役割

2017 サブライン
Gucci Décor
ライフスタイル / 雑貨

住空間へ広げるライフスタイル線

2019 サブライン
Gucci Beauty
ビューティ / コスメ

香水・メイク領域の拡張を担う中核

2021 サブライン
Vault by Gucci
アパレル・洋服

アーカイブと循環企画の実験プラットフォーム

関連する人物

このブランドや関連ラインに関わる人物を掲載しています。

このブランドに関わる人物

クリエイションやブランドの方向性に関わった人物を掲載しています。

2004 - 2006
クリエイティブ・ディレクター ジョン・レイについて
ジョン・レイについて

スコットランド出身のメンズウェアデザイナー兼クリエイティブ・ディレクター。ロンドン拠点で英国的テーラリングを現代化

スコットランド出身のメンズウェアデザイナー兼クリエイティブ・ディレクター。ロンドンを拠点に英国的なテーラリングの伝統を現代的に再解釈する仕事を行う。セントラル・セント・マーチンズでメンズウェアを学び、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を取得した後、Katharine Hamnettでアシスタントを経てメンズウェアの責任者を務め、1996年にグッチへ移籍。トム・フォードの下で約10年にわたりメンズ部門の要職を務め、2001年にメンズウェアVP、2004年にメンズのクリエイティブ・ディレクターに就任した。長期の休職を経てアルフレッド・ダンヒルのクリエイティブ・ディレクターとしてブランドの英国性を軸にしたモダンなテーラリングを提示し、ビジュアル刷新やフレグランス立ち上げにも関与。2017年にはThomas Pink(Pink Shirtmaker London)のクリエイティブ・ディレクターに就任し、プロダクトと店舗体験の再編に携わった。

スコットランド出身のメンズウェアデザイナー兼クリエイティブ・ディレクター。ロンドン拠点で英国的テーラリングを現代化

2025 - 現在
アーティスティック・ディレクター デムナ・グヴァサリアについて
デムナ・グヴァサリアについて

Gucciのアーティスティック・ディレクター。VETEMENTS創設者、Balenciaga前アーティスティック・ディレクターとして活動するファッションデザイナー

ジョージア・スフミ生まれのファッションデザイナー、デムナ・グヴァサリア。VETEMENTSを立ち上げ、日常着やユーティリタリアンウェア、ストリートの記号を再構成するアプローチで注目を集めた後、2015年から2025年までBalenciagaのアーティスティック・ディレクターを務めた。オーバーサイズのシルエット、誇張されたプロポーション、既製服のリアリティとクチュールの技術を接続する表現によって、現代ラグジュアリーの輪郭を更新した人物。Balenciagaでは、スポーツウェアやワークウェア、日常的なアイテムをブランドの歴史と結びつけ、2021年にはクチュール部門を再開。2025年7月からはGucciのアーティスティック・ディレクターとして、ブランドのアーカイブやアイコニックなコードを現代文化の視点から再編集している。2026年2月に発表した初のランウェイでは、トランクやプリントなどGucciの記憶を複数の人物像と結びつけ、単一の様式に固定されないブランド像を提示。ストリート、ラグジュアリー、クチュール、ポップカルチャーを横断しながら、衣服そのものの存在感と社会的な意味を同時に扱う創作姿勢が特徴

Gucciのアーティスティック・ディレクター。VETEMENTS創設者、Balenciaga前アーティスティック・ディレクターとして活動するファッションデザイナー

デザイナータイムライン

GUCCIに関わったデザイナーを年単位で横に並べています。

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ジョン・レイ クリエイティブ・ディレクター 2004 - 2006
ジョン・レイ
デムナ・グヴァサリア アーティスティック・ディレクター 2025 - 現在(推定)
デムナ・グヴァサリア

コラボレーションしたブランド

発表時期と相手ブランド

コラボレーション一覧
2023.05.22

VANS

Vault Summer 2023参加。カスタムスニーカーを中心としたコラボコレクションを展開。

2023.05.22

Husbands Paris

Vault Summer 2023参加。スーツやジャケット、トレンチなどのテーラリングアイテムを展開。

2023.05.22

Maison Michel

Vault Summer 2023参加。カラフルなデザインのハットを制作し展開。

2023.05.22

Agua by Agua Bendita

Vault Summer 2023参加。コロンビア伝統刺繍入りスイムウェアやドレス等を制作。

2023.05.22

Rowing Blazers

Vault Summer 2023参加。ラグビーシャツなどスポーティなトップスを中心に展開。

2023.05.22

Connor McKnight

Vault Summer 2023参加。ニットアイテムを中心にコラボコレクションを展開。

特徴の傾向

このブランドで強く出ている特徴を掲載しています。

日常性 ↔ ラグジュアリー × 現代性 ↔ メゾン性

特徴の傾向

夜の繁華街
ミーム
富裕層感
フレグランス性
社会的ステータス

特徴マップ

GUCCI 共通する特徴
GUCCIの特徴マップ 横軸は日常性からラグジュアリー、縦軸は現代性からメゾン性の方向性を示します。 メゾン性 現代性 日常性 ラグジュアリー GUCCI Christian Louboutin Dolce & Gabbana Saint Laurent Yves Saint Laurent Louis Vuitton Judith Leiber Couture UNIQLO Chaumet GUCCI Christian Loub... Dolce & Gabban... Saint Laurent Yves Saint Lau... Louis Vuitton Judith Leiber... UNIQLO Chaumet

共通点のあるブランドのアイテム

共通する特徴や条件を持つブランドの 楽天ファッション 掲載アイテムです。

プロモーションが含まれています。

ファッショングループ

ブランドが属するグループや、同じグループに連なるブランドを整理しています。

ケリング(Kering)はフランス・パリに本拠を置くラグジュアリーコングロマリット。起源は1962年にフランソワ・ピノーが創業した木材取引事業にさかのぼり、2013年に現社名へ改称。現在はGucci、Saint Laurent、Bottega Veneta、Balencia...

同じグループのブランド

種別
ラグジュアリーコングロマリット
フランス
設立
1962年

GUCCIのよくある質問

国、読み方、創業年、主な取扱領域などの基本情報を掲載しています。

出典

本ページの参考にした出典サイトの一部です。