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ISSEY MIYAKE

イッセイ・ミヤケ

主領域

副領域

最終更新日: 2026.03.12

ISSEY MIYAKEとは

ISSEY MIYAKE(イッセイ・ミヤケ)は、1970年に三宅一生が東京で設立した日本のファッションブランド。ウィメンズ・メンズの衣服を中心に、香水やバッグ、展覧やプロジェクトにまで領域を広げる。ブランドの出発点は「A Piece Of Cloth(一枚の布)」という概念で、プリーツ加工やA-POCなどの素材・技術をシグネチャーとする。PLEATS PLEASE、BAO BAO、HOMME PLISSÉ、A-POCなど複数のラインを持ち、パリを含む国際舞台で発表を続けている。

コンセプト

A Piece Of Cloth.

ブランド史

1970年4月11日、三宅一生が三宅デザイン事務所を設立し、布の造形と素材志向を出発点にブランドを立ち上げた。この初期の基盤は国内外での発表と直営拠点の整備を通じて国際的な認知を獲得し、以降の技術研究と事業拡張の土台となった。 1988年のコレクションで明確になったプリーツ研究は、恒久的なプリーツ加工の実用化へとつながり、1994年春夏シーズンにPleats Pleaseが独立レーベルとして本格展開した。プリーツは実験的な技術を日常プロダクトへと転換し、ブランドの顧客基盤を広げた。 1998年に始動したA‑POC(A Piece Of Cloth)は“一枚の布”を出発点に生産工程や素材の再定義を行う研究プロジェクトであり、展覧会での発表や制度的評価によってブランドの研究志向を組織文化の中心へ据えた。これにより服づくりの概念が技術的・産業的視点から再提示された。 2010年代以降はBAO BAOや132 5.などのサブブランド化と、Reality Lab.やA‑POC ABLEといった研究成果の事業化を進める多ライン経営へと移行した。創業者の逝去(2022年)を経ても、三宅デザイン事務所を中核に素材・技術を起点とする研究と商業の両輪でブランドの継続と発展を図る体制が維持されている。

デザイナー史

以下に、創業者の三宅一生から近藤悟史に至る主要なメインデザイナーを時系列で整理し、それぞれの経歴・ブランドへの貢献・デザイン哲学を示す。 三宅一生(創業者/Miyake Design Studio 設立:1970〜) 役職・期間:創業者・ブランドの中核デザイナー(1970〜) 主な功績:A Piece Of Cloth(布を起点とする設計思想)の確立、社内での素材・技術研究体制の構築、プリーツ技術やA‑POCなどの開発と商品化を通じた長期的なブランドDNAの定着。デザインの特徴は素材発想を軸にした立体化と機能美である。 滝沢直己(クリエイティブディレクター/2000–2007) 役職・期間:ISSEY MIYAKE クリエイティブディレクター(2000–2007) 主な功績:三宅の素材主義を継承しつつ、シルエットを生活者に近づけるカットや日常性の強化を図った。外部アーティストとの協働を積極的に導入し、ブランドのビジュアル表現と若年層・カルチャー層への接点を拡大した。 藤原大(クリエイティブディレクター/2007–2011) 役職・期間:クリエイティブディレクター(2007–2011) 主な功績:A‑POCなどの技術を単なる実験からブランドの設計ソリューションへと位置づけ、研究→商品化→展示のサイクルを制度化した。テキスタイル工学と建築的な形態感を結ぶコレクションで、素材主導の運用面を強化した。 宮前義之(デザイナー/2011–2019) 役職・期間:ウィメンズデザイナー(2011〜2019) 主な功績:A‑POC系のエンジニアリングチームを率い、産学連携や素材実験を現場で推進。A‑POC ABLE 等のシリーズ化や展覧会での発信を通じて、技術資産の実務的継承と現代的マテリアル応用を進めた。デザインは素材と機能性を重視した実践的アプローチが特徴である。 高橋悠介(メンズデザイナー/概ね2013〜2019/2020) 役職・期間:ISSEY MIYAKE MEN デザイナー(概ね2013〜2019/2020) 主な功績:プリーツ技術をメンズの日常服へ落とし込み、HOMME PLISSÉ 系列を含む都市的でスポーティな提案を整備した。動きやすさ・洗濯可能性といった実用性を重視し、メンズ顧客層の拡大に寄与した。 近藤悟史(Satoshi Kondo)(Artistic Director / Head Designer/就任発表:2019、デビュー:SS2020〜現任) 役職・期間:Artistic Director / Head Designer(就任発表2019、SPRING/SUMMER 2020 デビュー〜現任) 主な功績:「A Sense of Joy」を掲げたデビューで視覚的演出と着用の喜びを前面に出し、軽快なシルエットや結合ニットなどの技術実験を通じてブランド表現を更新した。社内育成出身として三宅の技術資産を継承しつつ、ショー演出を含む体験性を強化している。 以上は各デザイナーがブランドに持ち込んだ思想と具体的な貢献に焦点を当てて整理したものである。必要であれば各期の代表ルック抜粋や主要メディアの就任/退任記事を出典付きで補足できる。

グループ・サブライン・コレクション

ISSEY MIYAKE
132 5. ISSEY MIYAKE
A-POC ABLE ISSEY MIYAKE
Bao Bao Issey Miyake
GOOD GOODS ISSEY MIYAKE
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE
HaaT
IN-EI ISSEY MIYAKE
ISSEY MIYAKE EYES
ISSEY MIYAKE FETE
ISSEY MIYAKE FOOT
ISSEY MIYAKE MEN
ISSEY MIYAKE PARFUMS
ISSEY MIYAKE WATCH
PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE
me ISSEY MIYAKE

コラボレーション

2026.01

ASICS

MIYAKE DESIGN STUDIOとASICSが共同開発したISSEY MIYAKE FOOT。HYPER TAPINGを再解釈した機能性フットウェア。初号機は2026年に市販。

2025.07

Camper

ISSEY MIYAKEとCamperのカプセル『Peu Form』を発表・発売。CamperのPeuシリーズをIssey Miyakeの布表現で再解釈したシューズ。

2024.05

New Balance

ISSEY MIYAKEとNew Balanceの初のスニーカー共同プロジェクトを発表。日本で2024年5月15日先行発売、グローバルは2024年6月14日に展開。

2016.10

United Nude

ISSEY MIYAKEとUnited Nudeによるフットウェア共同プロジェクト。構造的ヒール表現とラップデザインのシューズを発表。

Seiko

Naoto FukasawaがISSEY MIYAKE WATCHプロジェクトに参画し、TWELVE等の代表作を発表。SEIKOとの時計デザイン協働を深化。

人物

人物タイムライン

ISSEY MIYAKEに関わった人物を年単位で横に並べています。

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三宅 一生 デザイナー 1970 - 2000
三宅 一生
滝沢 直己 クリエイティブ・ディレクター 2000 - 2007
滝沢 直己
藤原 大 クリエイティブ・ディレクター 2007 - 2011
藤原 大
宮前 義之 デザイナー 2012 - 2019
宮前 義之
近藤 悟史 デザイナー 2020 - 継続中または終了年不明
近藤 悟史
1970 - 2000

三宅 一生

デザイナー

ミヤケ イッセイ

2000 - 2007

滝沢 直己

クリエイティブ・ディレクター

タキザワ ナオキ

2007 - 2011

藤原 大

クリエイティブ・ディレクター

フジワラ ダイ

2012 - 2019

宮前 義之

デザイナー

ミヤマエ ヨシユキ

2020 - 継続中または終了年不明

近藤 悟史

デザイナー

コンドウ サトシ

関連する人物

ISSEY MIYAKE MEN

2014–2020

高橋 悠介

デザイナー

タカハシ ユウスケ

HaaT

2000–

皆川 魔鬼子

クリエイティブ・ディレクター

ミナガワ マキコ

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