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川久保 玲

カワクボ レイ

Rei Kawakubo

日本 1942 現在

1969年に東京でCOMME des GARÇONSを開始。1981年以降パリで発表し、脱構築的な造形と言語化しにくい美意識でブランド全体のクリエイティブを現在も統括するデザイナー。

川久保 玲について

1969年に東京でCOMME des GARÇONSを開始。1981年以降パリで発表し、脱構築的な造形と言語化しにくい美意識でブランド全体のクリエイティブを現在も統括するデザイナー。

COMME des GARÇONSとの関わり

時期不明

デザイナー

川久保 玲は、1969年に東京でCOMME des GARÇONS(コム・デ・ギャルソン)を創設し、創業者かつ主要デザイナーとして半世紀以上にわたりブランドの美学と実務の中核を担ってきました。伝統的な服のかたちや役割を解体することを通じ、未完成の裾や裂け、非対称な裁断、布地の再構成といった実験的手法で身体と衣服の関係を問い直すデザインを一貫して発表してきました。1970年代に国内で評価を固め、1981年のパリ・デビューを経て国際舞台で注目を集めた後も、コンセプチュアルなランウェイ演出や造形的なプロダクトを通じて独自の言語を磨き続けています。さらにメンズラインや複数のサブブランドの育成、2004年に始まったドーバー・ストリート・マーケットのような概念型小売の展開を通じて、制作・提示・流通の仕組みにまで影響を及ぼし、若手デザイナーの登用や多様なコラボレーションによりCOMME des GARÇONSの多層的な創造エコシステムを築き上げました。2017年のメトロポリタン美術館での大規模回顧展は、彼女の仕事がファッション史だけでなく美術的評価にも値することを象徴しています。

在任期

川久保玲は1969年にCOMME des GARÇONSを立ち上げ、1973年に法人化しました。1981年のパリ・デビュー以降、創業者としてだけでなくブランドの主要デザイナー/創造的指導者として活動を継続し、以後もCOMME des GARÇONSのクリエイティブの中核にとどまっています。

影響

COMME des GARÇONSは川久保の解体的・実験的な美学により、非対称や未完成をあえて美とする表現を広め、いわゆる「アンチファッション」的な語彙をファッション界に定着させました。さらにランウェイ演出や小売の仕組みづくり(概念型ストアの展開)を通じて、作品の提示方法や流通の在り方にも持続的な影響を与え、2017年のメト回顧展はその文化的意義を象徴する出来事となりました。

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