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黒木 理也

クロキ・マサヤ

Masaya Kuroki

Maison Kitsuné共同創業者。パリを拠点に活動する日本出身のファッションデザイナー

黒木 理也について

日本生まれ、パリを拠点に活動するデザイナー。ジルダ・ロアエックとともにMaison Kitsunéを立ち上げた共同創業者であり、音楽レーベルから発展したブランドのファッション部門を長く担ってきた人物。建築を学んだ経験を背景に、服を単なる装飾ではなく、暮らしや都市のリズムに関わる設計物として捉える。純粋なライン、端正なディテール、着用者の生活に馴染むシルエットを重視し、パリと東京の感性、プレッピーとストリート、テーラリングと快適性を軽やかに組み合わせたワードローブを形成。流行やシーズンごとの記号に依存せず、自身が着たいと思える服を基準に、素材、構造、製造、着用感を時間をかけて整える姿勢が特徴。Maison Kitsunéの初期には、音楽やカルチャーを軸とするブランドに服としての骨格を与え、カジュアルウェアからアウター、ダウン、テーラリングまで表現領域を拡張した。ブランド名をKitsunéからMaison Kitsunéへ改めた時期には、より成熟した日常着と洗練されたニュークラシックの方向性を明確化。現在も共同創業者として、同ブランドの服づくりとパリ・東京を結ぶ世界観に関わる存在

キャリアタイムライン

黒木 理也とブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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Maison Kitsuné デザイナー 2002 - 2018.12

経歴

幼少期に日本からフランスへ移住し、パリで育つ。建築を学んだ後、ヴィンテージショップやAteliers Jean Nouvelでの経験を重ね、空間や構造に対する感覚を身につけた。服飾デザインを専門教育として学んだ経歴ではなく、建築的な視点と都市生活への関心を基盤に、独自に服づくりへ進んだ背景
2002年、ジルダ・ロアエックとともにパリでKitsunéを立ち上げ、音楽レーベルを起点とする活動に参加。音楽とファッションを横断するブランドの中で、黒木は服づくりを主に担い、2005年頃から衣服の制作を開始した。2007年頃にはコレクションとしての形を整え、ブランドにファッションとしての継続的な軸を与えた。2011年頃にはブランド名をKitsunéからMaison Kitsunéへ改め、より成熟したニュークラシックと、パリと東京の感性を融合した日常着の方向性を明確化。自身が着たいものを基準に、過度なトレンド性よりも素材、シルエット、テーラリング、製造の精度を重視し、プレッピー、ストリート、スポーツ、フォーマルの要素を無理なく組み合わせてきた。ロアエックが音楽、イベント、コミュニティ、ブランド全体の文化設計を担う一方、黒木は服の構造と完成度を担う役割を持ち、Maison Kitsunéを音楽発のカルチャーブランドから、独自のワードローブを持つファッションブランドへ発展させた。現在も共同創業者としてブランドに関わる存在

Maison Kitsunéとの関わり

2002 - 2018.12
デザイナー
黒木理也は、ジルダ・ロアエックとともにMaison Kitsunéを立ち上げた共同創業者であり、ブランドの服づくりを担ったデザイナー。音楽レーベルとして始まった活動を、パリと東京の感性を結ぶファッションブランドへ広げる過程で、服のシルエット、素材、テーラリング、製造の精度を形にした。建築を学んだ背景を生かし、流行の追随や過度な装飾ではなく、自身のライフスタイルから導いた着やすさと構築性を重視。プレッピー、ストリート、スポーツ、テーラリングを軽やかに組み合わせ、Maison Kitsunéの「ニュークラシック」と呼ばれる日常着の基盤を築いた。ブランド名がKitsunéからMaison Kitsunéへ改められた時期には、音楽を起点とした若々しい活動を、より成熟したワードローブへ移行させる役割も担った。ダウンジャケットやフォーマルウェアなど新たな領域にも取り組みながら、パリと東京を往来する生活者のためのカジュアルウェアとして、ブランドのファッション面に継続性と説得力を与えた点が大きい。ロアエックが音楽、発信、イベント、コミュニティを通じてブランドの文化的な広がりを設計したのに対し、黒木はその世界観を実際に着用できる製品へ落とし込む役割を担った。2002年の創業から2018年末まで服づくりの中心に位置し、初の外部クリエイティブ・ディレクターであるユニ・アンの起用を境に、創業者デザイナーとしての主担当を終えた。

在任期

2002年の創業時から、Maison Kitsunéのファッション側を担う共同創業者・デザイナーとして活動。音楽レーベルを起点としたブランドに衣服の軸を与え、2005年頃から服づくりを進め、2007年頃にはコレクションとしての形を確立した。2011年前後のMaison Kitsunéへの改称期には、ブランドをより成熟した日常着とテーラリングへ移行させる役割を担った。2018年12月、初の外部クリエイティブ・ディレクター導入に伴い、創業者主導のデザイン体制から外部人材を含む新たな運営体制へ移行

影響

黒木理也は、Maison Kitsunéを音楽活動に付随するアパレルから、独自の服づくりを持つパリ発のライフスタイルブランドへ転換する基盤を築いた。パリと東京、プレッピーとストリート、シャープなテーラリングと快適な着用感を組み合わせ、ブランド固有のニュークラシックを形成。服を日常のリズムやライフスタイルの一部として設計する姿勢により、ロゴや話題性だけに依存しない製品の継続性とファッションとしての説得力を支えた

在任中のコラボレーション

この人物が関わった期間に確認できるブランド間コラボレーションです。

2018.09

Maison Kitsuné BLUE BLUE

2018年、“Summer of Indigo”日本限定カプセル。シャツ/スウェット/Tシャツ等にフォックスパッチ特配色。

2017.12

Maison Kitsuné EASTPAK

2017年、“Camo Fox”モチーフのバックパック、トート、トロリー等5型をラインナップ。

2017.09

Maison Kitsuné PORTER

PORTERと2010年に75周年記念ボストンバッグ、2017年にはバッグ・スウェット等カプセル発表。

2015.09

Maison Kitsuné Reebok Classics

2015年9月、ヴァーシティジャケット等アパレル+Classic Leather Nylonモデルのカプセルコレクション。

2015.03

Maison Kitsuné Reebok Classics

2015年3月“Classic Leather” “Freestyle HI”コラボスニーカー。9月には“Baseball League”カプセルも展開。

2014.11

Maison Kitsuné Peter Jensen

2014年11月中旬発売、“Peter Jensen for Kitsuné”カプセル。70sムードのメンズ・ウィメンズウェアと小物。

2014.02

Maison Kitsuné AMBUSH

2014年、AMBUSHと東京店1周年記念でジャケットやフォックスファーキーアクセサリーなど展開。

2014.01

Maison Kitsuné New Era

Kitsuné×New Era(2014年1月)。19TWENTYを含むキャップ3型の新作を投入し、Maison Kitsuné側も再コラボを明言している。

2013.02

Maison Kitsuné PETIT BATEAU

2009年“Tシャツ新定番”で初タッグ。2013年は大人向けラインのアートディレクション&120周年記念カプセルを展開。

2013.02

Maison Kitsuné Oliver Peoples

2013年2月、東京店オープンに連動しアイウェア“Tokyo”“Paris”2モデルの限定カプセルを発売。

2013.01

Maison Kitsuné Aigle

2013年Aigleと“Festivalgoer kit”としてラバーブーツとレインポンチョのキットを展開。

2013.01

Maison Kitsuné New Era

Maison Kitsuné×New Era(2013年1月)。正面に3Dの“Parisien”を刺繍したスナップバックと5-panel capを、非常に限定的にリリース。

2012.07

Maison Kitsuné New Era

2012年から“Parisien”キャップや“New Era x Kitsuné Tee”など複数種キャップを定番的にカプセル展開。

2012.06

Maison Kitsuné New Era

Maison Kitsuné×New Eraの限定企画(2012年6月)。Kitsuné Teeと連動する“Parisien”キャップを用意し、Parisienキャップを2型展開。

2011.04

Maison Kitsuné J.M. Weston

2011年“East Hampton” マイクロコレクション(3型)。2015年2月にも公式で再コラボを実施。

2011.01

Maison Kitsuné LOOPWHEELER

2011年、日本のLOOPWHEELERと共同でスウェット/フーディ/パンツのトラックスーツ的セット発売。

2010.09

Maison Kitsuné MACKINTOSH

2010年FWからレインコートを再解釈した“VOYAGEUR”コレクション。2011年には一部モデルのウェブ販売も展開。

2007.08

Maison Kitsuné Pierre Hardy

Pierre Hardyとの「SERIE.02」(2007年)、および「SERIE 08」(2010年)の限定シューズ・デザートブーツを展開。