ナイジェリア出身・ロンドン拠点のファッションデザイナー、MOWALOLA創設者、YEEZY GAP元デザイン・ディレクター
ナイジェリア・ラゴス出身、ロンドンを拠点に活動するファッションデザイナー。自身の名を冠したブランドMOWALOLAを軸に、メンズウェアを中心とする衣服、映像、音楽、ショー演出を横断した表現を展開する。Central Saint Martins在学中の卒業制作「Psychedelic」で注目を集め、ラゴスの若者文化や1970年代のナイジェリアン・ロック、ストリートの装いを起点に、肌を大胆に見せるカット、レザーやPVC、鮮やかなプリント、身体の性別規範を揺さぶるシルエットを提示してきた。作品には、黒人男性のセクシュアリティや脆さ、パノアフリカンなアイデンティティ、ロンドンとラゴスを行き来するユースカルチャーが強く反映される。2019年にはFashion Eastを通じてロンドン・ファッション・ウィークに本格的に登場し、2020年にはYEEZY GAPのデザイン・ディレクターに就任。以後も、挑発的なグラフィックと身体性を伴うコレクション、音楽やパフォーマンスを組み込んだショーによって、ファッションを文化的な自己表現の場として拡張している。既存の美意識やジェンダー表現に対する反抗性と、ナイジェリア由来の色彩感覚を結びつける独自の立ち位置を持つ人物。