19世紀から戦前
19世紀のロンドンでは、紳士服の仕立て文化が発展し、サヴィル・ロウ周辺はビスポークテーラリングの象徴的な場所として知られるようになりました。軍服、乗馬服、カントリーウェア、ツイード、レインコートなど、英国の気候や階級社会、屋外活動と結びついた服も重要な背景です。華やかな装飾よりも、用途、素材、仕立て、長く着ることを重視する感覚は、後の英国ブランドにも受け継がれていきます。
イギリスのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
イギリスの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
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Stella McCartney Eyewear(ステラ・マッカートニー・アイウェア)は、英国発のデザイナーブランドStella McCartneyが展...
Stella McCartney Kids(ステラ・マッカートニー・キッズ)は、英デザイナーStella McCartneyが手掛ける子供服ライン。2...
Stella McCartney Lingerie(ステラ・マッカートニー・ランジェリー)は、デザイナーのステラ・マッカートニーが手がけ...
Stephen Webster(スティーブン・ウェブスター)は1989年にロンドンで創設された、ファインジュエリーとホームウェアを...
Stepney Workers Club(ステップニー・ワーカーズ・クラブ)は、ロンドン発のフットウェアブランド。Roger PereiraとSim...
ザ・ステッチダウン・コレクションは、英国ノーサンプトンのフットウェアブランドCrown Northampton(クラウン・ノーサ...
STORY mfg.(ストーリー・エムエフジー)は、2013年にサイード・アル=ルベイ(通称ボビン)とケイティ・アル=ルベイが...
Story mfg. R.T.S.(ストーリー・エムエフジー・アールティーエス)は、英国(ブライトン)拠点のStory mfg.が2022年に...
Studio Nicholson(スタジオ・ニコルソン)は、2010年にニック・ウェイクマンがロンドンで立ち上げた英国のファッション...
サンレイ(Sunray Sportswear)は、イギリス・コーンウォールのニューキーでデザインされ、日本でTシャツやスウェットを...
Superdry Code(スーパードライ・コード)は、Superdryのサブコレクションとして展開されるスポーツライフスタイル向け...
スーパードライ(Superdry)の「パフォーマンス・スポーツ」は、同ブランドのコレクションの一つとして、ラン/トレイン...
スーパードライ・スタジオズ(Superdry Studios)は、英国のSuperdry(2003年にJulian DunkertonとJames Holderが共同で...
スーパードライ・エックスは、英国ブランドSuperdryのスタイル選択肢「Streetwear & Energy」に位置づけられたメインラ...
THAMES MMXX(テムズ・エムエムエックスエックス)は、英国を拠点にするストリートウェアブランド。アーティスト/スケ...
トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)は、バーバリーが若年層向けに展開したサブライン。1988年に英国で導入され、2...
タリア・バイア(Talia Byre)は、デザイナーのタリア・リプキン=コナーが2020年に立ち上げたイギリスのウィメンズブラ...
タラ・ハーキンは、北アイルランド(ベルファスト近郊)出身で、イーストロンドンを拠点にウィメンズウェアを展開するデ...
タテオシアン(Tateossian)は、ロバート・タテオシアンが1990年にロンドンで創業したジュエリー&アクセサリーブランド...
ザ・ビジネス・ファッション(The Business Fashion)は、英国レスターを拠点にするマルチブランドのメンズ向け小売。創...
The Dr. Martens For Life Collection(ドクターマーチン・フォー・ライフ・コレクション)は、Dr. Martensが2009年に開...
ザ・ナショナル・ギャラリー・バイ・フルトンは、1956年に創業者アーノルド・フルトンがロンドンのホワイトチャペルで立...
The Vampire's Wife(ザ・ヴァンパイアズ・ワイフ)は、2014年に英国でスージー・ケイヴ(Susie Cave)とアレックス・ア...
Thomas Pink(トーマス・ピンク)は、1984年に3人の兄弟(James、Peter、John Mullen)によってロンドンで設立された英...
Troubadour(トルバドール)は、2011年にサミュエル・ベイルとアベル・サメットによってロンドンで設立されたバッグ・ア...
トゥルー・ロックス(True Rocks)は、英国のジュエリーブランド。2014年5月にEmily BradburyとDawn Hindleによって設立...
Turnbull & Asser(ターンブル・アンド・アッサー)は、1885年にロンドンでジョン・アーサー・ターンブルとアーネスト・...
UTILITY LINE(ユーティリティ・ライン)は、ピーター・パティソンが1979年にスコットランド・エア・シャーで創業したレ...
Umbro Pro Training(アンブロ・プロ・トレーニング)は、イギリス発のスポーツブランドUmbroが展開するトレーニング向...
Umbro Speciali(アンブロ・スペシャリ)は、イングランド発祥のスポーツブランドUmbroによるサブラインで、1992年にイ...
Umbro Teamwear(アンブロ・チームウェア)は、英国発のスポーツブランドUmbroのチーム向けライン(サブブランド)。Umb...
ユニバーサル・ワークス(Universal Works)は、イングランドのノッティンガムを拠点に、デイヴィッド・キートが2009年...
Unlined Collection(アンラインド・コレクション)は、英国ノーサンプトンのCrown Northampton(クラウン・ノーサンプ...
Victoria Beckham(ヴィクトリア・ベッカム)は、ヴィクトリア・ベッカムによる同名レーベルとして2008年にロンドンで始...
ヴィクトリア・ベッカム・アイウェアは、2008年に始まったヴィクトリア・ベッカムの英国のレディース・ブランドの流れの...
ヴィクトリア・ヴィクトリア・ベッカム(VVB)は、英デザイナーのヴィクトリア・ベッカムが2012年に発表した、手頃な価...
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)は、ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンが1971...
Vivienne Westwood Anglomania(ヴィヴィアン・ウエストウッド・アングロマニア)は、英国のデザイナー、ヴィヴィアン・...
Vivienne Westwood Gold Label(ヴィヴィアン・ウエストウッド・ゴールドレーベル)は、英国デザイナーのヴィヴィアン・...
Vivienne Westwood MAN(ヴィヴィアン・ウエストウッド・マン)は、英国のファッションブランドVivienne Westwoodのメン...
Vivienne Westwood RED LABEL(ヴィヴィアン・ウエストウッド・レッド・レーベル)は、英国デザイナーのヴィヴィアン・...
ウェールズ・ボナー(Wales Bonner/ウェールズ・ボナー)は、グレース・ウェールズ・ボナーが2014年にロンドンで立ち上...
Wax London(ワックス・ロンドン)は、英国ロンドンを拠点に2015年に設立されたメンズアパレルブランド。Tom Holmes、St...
Weekend Offender(ウィークエンド・オフェンダー)は、英国ウェールズのメルサー・ティドフィルで2004年にサム・ジョー...
ホワイト・ラベル(White Label)は、LABRUM Londonのレーベルとして展開されるライン。LABRUMは2014年に構想され、創設...
ウィリアム・モリス・バイ・フルトンは、英国ロンドンで1956年にアーノルド・フルトンが創業した傘ブランドFultonが展開...
XENIA TELUNTS(キゼニア・テルンツ)は、2017年にデザイナーXenia Teluntsがイギリスで立ち上げたユニセックスの名義ブ...
Yoko ロンドン(ヨーコ・ロンドン)は、1973年にハキミアン家によってロンドンで始まった、ラグジュアリーなパールジュ...
ユハン・ワン(Yuhan Wang/ユハン・ワン)は、デザイナーYuhan Wangが2018年にロンドンで立ち上げたウィメンズウェアブ...
a.v. vattev(エーブイヴァッテフ)は、2021年にアントニオ・ヴァテヴが設立したロンドン発のメンズウェアブランド。個...
adidas by Stella McCartney(アディダス・バイ・ステラ・マッカートニー)は、英国出身のデザイナー、ステラ・マッカー...
アルバート・サーストン(Albert Thurston)は、1820年に英国ロンドンで創業者アルバート・サーストンが始めた、サスペ...
ビッグメタル・ロンドン(Big Metal London)は、1987年にデザイナーのジェームズ・マグラスがロンドンで設立した英国発...
brilliant by Hawkins Sports(ブリリアント・バイ・ホーキンス・スポーツ)は、英国発祥のシューズブランドHawkins(ホ...
doob London(ドゥーブ・ロンドン)は、2007年にイギリスで誕生した革製品メーカー。ロンドン・ハックニーを拠点とする...
Fullcircle(フルサークル)は、1996年に英国で立ち上がったファッションブランド。英国的な“quirky”なエッジを軸に、ク...
リンジークリップ・キッズは、英国発のヘアクリップブランド「Linziclip」の子ども向けライン。LinziclipはLindsey Walk...
paria /FARZANEH(パリア・ファルザネ)は、デザイナーParia Farzanehが2017年にロンドンで立ち上げたファッションブラ...
シーズ・ロスト・コントロール(She's Lost Control)は、2014年にロンドンでJill Urwin(ジル・アーヴィン)が立ち上げ...
イギリスのファッションは、ロンドンを中心とするデザイナー文化、サヴィル・ロウに代表されるテーラリング、王室や階級文化、音楽と若者文化、アートスクール、クラフト、ストリートの感覚が重なって発展してきました。伝統的な仕立てや素材を尊重しながら、それを皮肉、反骨、実験性で更新してきた点が、イギリス発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。
19世紀のロンドンでは、紳士服の仕立て文化が発展し、サヴィル・ロウ周辺はビスポークテーラリングの象徴的な場所として知られるようになりました。軍服、乗馬服、カントリーウェア、ツイード、レインコートなど、英国の気候や階級社会、屋外活動と結びついた服も重要な背景です。華やかな装飾よりも、用途、素材、仕立て、長く着ることを重視する感覚は、後の英国ブランドにも受け継がれていきます。
第二次世界大戦後のイギリスでは、配給や実用衣料の経験を経て、日常の服と産業の立て直しが課題になりました。一方で、ロンドンのテーラーや百貨店、メーカー、若者のサブカルチャーは少しずつ新しい装いを作り始めます。1950年代にはテディボーイのように、エドワード朝風の仕立てを若者が独自に着崩す動きも現れ、英国らしい伝統と反抗の組み合わせが見え始めました。
1960年代のロンドンは、スウィンギング・ロンドン、キングス・ロード、カーナビー・ストリート、モッズ、ポップミュージックなどを通じて、国際的な若者文化の中心のひとつになりました。メアリー・クワントはミニスカートをめぐる時代の象徴的存在で、短い裾丈やジャージー素材、タイツ、量産しやすいシンプルな形を通じて、若い女性の装いを大きく変えました。服は上流層だけのものではなく、街の空気や音楽と結びつくものとして見られるようになります。
1970年代には、パンクがロンドンのファッションを強く印象づけました。ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレン周辺の服は、Tシャツ、ボンデージ、タータン、破れや安全ピンなどを通じて、既存の美意識や社会規範への反発を可視化しました。1980年代にはニュー・ロマンティックやクラブカルチャー、アートスクール出身のデザイナーが存在感を増し、1984年にはロンドン・ファッション・ウィークが始まります。
1990年代は、ロンドンのファッションがより実験的で物語性の強いものとして国際的に注目された時代です。セントラル・セント・マーチンズなどの学校、若手支援、雑誌、クラブ、音楽シーンが結びつき、アレキサンダー・マックイーンやジョン・ガリアーノ、フセイン・チャラヤンらに代表される強い表現が見られました。伝統的な美しさだけでなく、身体、歴史、階級、ジェンダー、演出まで含めて服を考える姿勢が英国ファッションの特徴の一部になっていきます。
2000年代には、ロンドンの若手デザイナー支援、ハイストリート、ラグジュアリー、デジタル発信が並行して広がりました。バーバリーのようなヘリテージブランドはアーカイブを現代的に読み替え、若手ブランドはテーラリング、プリント、ニット、ストリート、クラフトを自由に組み合わせます。英国のファッションは、伝統あるメゾンだけでなく、学校やショールーム、セレクトショップ、メディアが新人を押し出す仕組みとしても見られるようになりました。
2010年代は、SNS、EC、ジェンダーを固定しない表現、サステナビリティ、多様な背景を持つデザイナーの可視化が重要になりました。ロンドン・ファッション・ウィークは国際的な発信の場であり続け、同時に若手や独立系ブランドが強い個性を示す場でもあります。英国のユーモア、反骨精神、クラフト、音楽やアートとの近さは、デジタル時代にもブランドの伝わり方を形づくっています。
2020年代は、環境負荷、再販、アップサイクル、地域生産、職人技の継承、インクルーシブな表現がより身近なテーマになっています。歴史あるテーラリングやヘリテージブランドも、若い世代に向けて素材や流通、発信方法を見直しています。一方で、ロンドンの独立系ブランドは、個人の背景やコミュニティ、社会的なメッセージを服に重ねることで、英国ファッションの実験性を更新し続けています。
現在のイギリスのファッションブランドは、テーラリング、ヘリテージ、ラグジュアリー、ストリート、パンクやクラブカルチャーの系譜、ニット、バッグ、ジュエリー、サステナブルブランドまで幅広く存在しています。同じイギリス発でも、サヴィル・ロウに連なる仕立て、ロンドンの若手デザイナー、英国各地の素材やクラフト、音楽やサブカルチャーに近いブランドでは背景が大きく異なります。創業年代やカテゴリ別に見ることで、伝統と反骨が共存するイギリス発ブランドの特徴がつかみやすくなります。