19世紀から戦前
19世紀のロンドンでは、紳士服の仕立て文化が発展し、サヴィル・ロウ周辺はビスポークテーラリングの象徴的な場所として知られるようになりました。軍服、乗馬服、カントリーウェア、ツイード、レインコートなど、英国の気候や階級社会、屋外活動と結びついた服も重要な背景です。華やかな装飾よりも、用途、素材、仕立て、長く着ることを重視する感覚は、後の英国ブランドにも受け継がれていきます。
イギリスのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
イギリスの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
401-500 / 581件
ロンドン発のメンズウェアブランド。テーラードとカジュアルを行き来する現代的な英国スタイルが特徴。
オリー・シンダー(Olly Shinder)は、2022年にロンドンのCentral Saint MartinsでBAを修了後、自身の名を冠したメンズ...
OMAR AFRIDI(オマール・アフリディ)は、2018年にOmar Afridiが立ち上げたロンドン拠点のユニセックス・ファッションブ...
Only the Blind(オンリー・ザ・ブラインド)は、2016年に英国ロンドンで設立されたメンズ/ウィメンズ向けのラグジュア...
Orlebar Brown(オールバー・ブラウン)は、2007年に写真家アダム・ブラウンがロンドンで設立した英国発のメンズブラン...
Orlebar Brown Kids(オールバー・ブラウン・キッズ)は、英国ロンドン発のOrlebar Brownのキッズライン。親ブランドOrl...
PINK by Thomas Pink(ピンク・バイ・トーマス・ピンク)は、英国ロンドン発のシャツブランドThomas Pinkのサブブランド...
PRINGLE 1815(プリングル・エイティーンフィフティーン)は、Pringle of Scotland(プリングル オブ スコットランド)...
PROGRESS RUNNING CLUB(プログレス・ランニング・クラブ)は、マーク・バティスタ氏がロンドンで立ち上げたランニング...
PS Paul Smith(ピーエス・ポール・スミス)は、英国発のファッションブランド「Paul Smith」のディフュージョンライン...
PALACE SKATEBOARDS(パレス・スケートボード)は、2009年にイギリス・ロンドンでLev Tanju(レヴ・タンジュ)らにより...
Partridge & Pooch(パートリッジ・アンド・プーチ)は、1969年創業の英国ブランドJohn Partridgeが展開する犬向けライ...
Partridge England(パートリッジ・イングランド)は、英国のJohn Partridge & Coが現行で展開する限定レンジで、公式サ...
Paul Smith(ポール・スミス)は、デザイナーのポール・スミスが1970年に英国ノッティンガムで創業したブランド。 メン...
Paul Smith Black Label(ポール・スミス・ブラック・レーベル)は、英国のデザイナーであるポール・スミスが手掛ける「...
Paul Smith Blue Label(ポール・スミス・ブルー・レーベル)は、英国デザイナーPaul Smith(ポール・スミス)に由来す...
Paul Smith COLLECTION(ポール・スミス・コレクション)は、英国デザイナーのポール・スミスによるブランド「Paul Smit...
Paul Smith Jeans(ポール・スミス・ジーンズ)は、英国ノッティンガムで1970年にデザイナーのポール・スミスが創業した...
Paul Smith Junior(ポール・スミス・ジュニア)は、英国デザイナーのポール・スミスが2010年秋冬に立ち上げた、Paul Sm...
Paul Smith London(ポール・スミス・ロンドン)は、英国デザイナーのポール・スミスが率いる「Paul Smith」ブランド内...
Paul Smith Red Ear(ポール・スミス・レッド・イヤー)は、英国のファッションブランド「Paul Smith(ポール・スミス)...
Paul Smith Sport(ポール・スミス・スポーツ)は、英国デザイナーのポール・スミス(Paul Smith)が手掛けるPaul Smith...
Paul Smith Women(ポール・スミス・ウィメン)は、英国デザイナーのポール・スミスが手掛けるブランド「Paul Smith」の...
Paul Smith for Children(ポール・スミス・フォー・チルドレン)は、英国のデザイナー、ポール・スミスが1990年に開始...
Paul by Paul Smith(ポール・バイ・ポール・スミス)は、英国ブランドPaul Smithのウィメンズ向けカジュアルラインとし...
ペンハリガン(Penhaligon’s)は、ウィリアム・ペンハリゴンがロンドンのジャーミン・ストリートにあるハマムで1870年に...
Peter Jensen(ピーター・イェンセン)は、デンマーク出身のデザイナー、ピーター・イェンセンが1999年にロンドンで設立...
PHOEBE PHILO(フィービー・ファイロ)は、英国人デザイナーのフィービー・ファイロが2021年にロンドンを拠点として立ち...
ポスターガール(ポスターガール)は、セントラル・セント・マーチンズでレディースウェアデザインを学んだフランチェス...
プリングル・オブ・スコットランドは、ロバート・プリングルが1815年にスコットランドのスコティッシュ・ボーダーズ(ホ...
クヮント・バイ・マリークヮントは、ロンドン・チェルシーを出発点にしたデザイナー、マリー・クワントのブランドMARY Q...
Quit Running(クイトランニング)は、英国人デザイナーによるデザインを採用したモッズ系ブランドとして紹介されるネッ...
REMUS UOMO(レムス・ウオモ)は、北アイルランドのベルファストを拠点にメンズウェアを展開する独立系ブランド。1991年...
REPRESENT 247(リプレゼント247)は、英国のRepresentが立ち上げたパフォーマンス向けアクティブウェアライン。ジョー...
メンズ中心にシャツやパンツ、アウターを展開するカジュアルファッションブランド。
Reebok Classics(リーボック・クラシックス)は、英国ボルトンで1958年に創業したスポーツブランド「Reebok」に属する...
リプレゼント(Represent)のオーナーズクラブは、2020年に導入されたコレクション。ヴィンテージカーのオーナーズクラ...
リッチモンド・デニムは、マンチェスター生まれの英国人デザイナー、ジョン・リッチモンドが1987年以降、自身の名義で展...
Richmond X(リッチモンド・エックス)は、英国出身のデザイナー、ジョン・リッチモンドが展開するJohn Richmondのセカ...
リコローブ(Ricorrrobe)は、日本人デザイナーのRico Tsubotaが手がける、ロンドン拠点のアパレルレーベル。少量を手作...
ロビン・リンチ(Robyn Lynch)は、Robyn Lynchが2018年6月にウエストミンスター大学メンズウェアMAを修了したことを機...
S.W.C OMNI(エス・ダブリュー・シー・オムニ)は、ロンドンを拠点とするStepney Workers Clubが2025年に発表したサブラ...
SAGE NATION(セージ・ネイション)は2020年にロンドンでSage Toda-Nationによって展開される衣料ブランド。日本と英国...
サクソン・オブ・スコットランド(Saxone of Scotland)は、スコットランド南西部のキルマーノックで1783年にジョージ・...
シモーヌ・ロシャ・メンズウェアは、デザイナーのシモーヌ・ロシャが2010年にロンドン・ファッションウィークで発表を開...
SOAR Running(ソア・ランニング)は、2015年にロンドンのハックニーでデザイナー兼ランナーのTim Soar(ティム・ソアー...
SPORTSWEAR(スポーツウェア)は、スコットランドのファッションブランドLyle & Scott(ライル&スコット)が展開するメ...
STRIKE LINE(ストライク・ライン)は、Justin Conwayが創設した英国のアパレルブランドACHILLES(アキレス)が展開する...
スイート・ライム・ジュース(SWEETLIMEJUICE)は2019年にロンドンで誕生したジュエリーブランド。創設者はSimpson Maと...
SYNA World(シナ・ワールド)は、2023年に英国のラッパーCentral Ceeが立ち上げたストリートウエアブランド。Tシャツや...
Sandbanks Golf(サンドバンクス・ゴルフ)は、Sandbanksがゴルフ領域に踏み出す初のゴルフコレクションとして、2026年...
Scholl ExpertCare(ショール・エキスパートケア)は、Schollのフットケア専門ライン。親ブランドSchollは米国シカゴで...
Scholl In-Balance(ショール・インバランス)は、Scholl's Wellness Companyが展開するインソール/オーソティック製品...
Scholl Party Feet(ドクター・ショール・パーティーフィート)は、フットケアブランドSchollのサブラインで、前足部(...
Service Works(サービス・ワークス)は、2020年にTom Chudleyがイギリス・サウスロンドンで立ち上げたワークウェアブラ...
ショーン・リーン(Shaun Leane)は、1999年に創業された英国のジュエリーハウス。ファインジュエリーからハイジュエリ...
Simone Rocha(シモーネ・ロシャ)は、デザイナーのシモーネ・ロシャが2010年に始動したロンドン拠点のファッションブラ...
シネイド・ゴーリー(Sinead Gorey)は、ロンドンを拠点に展開する女性向けファッションレーベル。2019年にローンチされ...
Sinéad O’Dwyer(シネイド・オドワイヤー)は、アイルランド出身デザイナーのシネイド・オドワイヤーが2021年にロンドン...
スマイソン(Smythson/スマイソン)は、1887年にフランク・スマイソンがロンドンのボンドストリートで最初のブティック...
Sophia Kokosalaki(ソフィア・ココサラキ)は、1999年にロンドンでデザイナーのソフィア・ココサラキが設立したウィメ...
SSSワールド コープ(トリプルエス・ワールド・コープ)は、2017年に英国(エセックス州)で創設されたメンズストリート...
スタンリーラフィントン(Stanley Raffington)は、中央サンマーティンズ出身のロンドン拠点デザイナーが、自身の名を冠...
STEFAN COOKE(ステファン・クック)は、英国ロンドンを拠点にステファン・クックとジェイコブ(ジェイク)・バートが20...
ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)は、英国出身デザイナーのステラ・マッカートニーが2001年に立ち上げたラグ...
イギリスのファッションは、ロンドンを中心とするデザイナー文化、サヴィル・ロウに代表されるテーラリング、王室や階級文化、音楽と若者文化、アートスクール、クラフト、ストリートの感覚が重なって発展してきました。伝統的な仕立てや素材を尊重しながら、それを皮肉、反骨、実験性で更新してきた点が、イギリス発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。
19世紀のロンドンでは、紳士服の仕立て文化が発展し、サヴィル・ロウ周辺はビスポークテーラリングの象徴的な場所として知られるようになりました。軍服、乗馬服、カントリーウェア、ツイード、レインコートなど、英国の気候や階級社会、屋外活動と結びついた服も重要な背景です。華やかな装飾よりも、用途、素材、仕立て、長く着ることを重視する感覚は、後の英国ブランドにも受け継がれていきます。
第二次世界大戦後のイギリスでは、配給や実用衣料の経験を経て、日常の服と産業の立て直しが課題になりました。一方で、ロンドンのテーラーや百貨店、メーカー、若者のサブカルチャーは少しずつ新しい装いを作り始めます。1950年代にはテディボーイのように、エドワード朝風の仕立てを若者が独自に着崩す動きも現れ、英国らしい伝統と反抗の組み合わせが見え始めました。
1960年代のロンドンは、スウィンギング・ロンドン、キングス・ロード、カーナビー・ストリート、モッズ、ポップミュージックなどを通じて、国際的な若者文化の中心のひとつになりました。メアリー・クワントはミニスカートをめぐる時代の象徴的存在で、短い裾丈やジャージー素材、タイツ、量産しやすいシンプルな形を通じて、若い女性の装いを大きく変えました。服は上流層だけのものではなく、街の空気や音楽と結びつくものとして見られるようになります。
1970年代には、パンクがロンドンのファッションを強く印象づけました。ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレン周辺の服は、Tシャツ、ボンデージ、タータン、破れや安全ピンなどを通じて、既存の美意識や社会規範への反発を可視化しました。1980年代にはニュー・ロマンティックやクラブカルチャー、アートスクール出身のデザイナーが存在感を増し、1984年にはロンドン・ファッション・ウィークが始まります。
1990年代は、ロンドンのファッションがより実験的で物語性の強いものとして国際的に注目された時代です。セントラル・セント・マーチンズなどの学校、若手支援、雑誌、クラブ、音楽シーンが結びつき、アレキサンダー・マックイーンやジョン・ガリアーノ、フセイン・チャラヤンらに代表される強い表現が見られました。伝統的な美しさだけでなく、身体、歴史、階級、ジェンダー、演出まで含めて服を考える姿勢が英国ファッションの特徴の一部になっていきます。
2000年代には、ロンドンの若手デザイナー支援、ハイストリート、ラグジュアリー、デジタル発信が並行して広がりました。バーバリーのようなヘリテージブランドはアーカイブを現代的に読み替え、若手ブランドはテーラリング、プリント、ニット、ストリート、クラフトを自由に組み合わせます。英国のファッションは、伝統あるメゾンだけでなく、学校やショールーム、セレクトショップ、メディアが新人を押し出す仕組みとしても見られるようになりました。
2010年代は、SNS、EC、ジェンダーを固定しない表現、サステナビリティ、多様な背景を持つデザイナーの可視化が重要になりました。ロンドン・ファッション・ウィークは国際的な発信の場であり続け、同時に若手や独立系ブランドが強い個性を示す場でもあります。英国のユーモア、反骨精神、クラフト、音楽やアートとの近さは、デジタル時代にもブランドの伝わり方を形づくっています。
2020年代は、環境負荷、再販、アップサイクル、地域生産、職人技の継承、インクルーシブな表現がより身近なテーマになっています。歴史あるテーラリングやヘリテージブランドも、若い世代に向けて素材や流通、発信方法を見直しています。一方で、ロンドンの独立系ブランドは、個人の背景やコミュニティ、社会的なメッセージを服に重ねることで、英国ファッションの実験性を更新し続けています。
現在のイギリスのファッションブランドは、テーラリング、ヘリテージ、ラグジュアリー、ストリート、パンクやクラブカルチャーの系譜、ニット、バッグ、ジュエリー、サステナブルブランドまで幅広く存在しています。同じイギリス発でも、サヴィル・ロウに連なる仕立て、ロンドンの若手デザイナー、英国各地の素材やクラフト、音楽やサブカルチャーに近いブランドでは背景が大きく異なります。創業年代やカテゴリ別に見ることで、伝統と反骨が共存するイギリス発ブランドの特徴がつかみやすくなります。