戦後から1950年代
第二次世界大戦後のイタリアでは、繊維産業や職人技を背景に、国際市場へ向けたファッションの見せ方が整えられていきました。1951年にはジョヴァンニ・バッティスタ・ジョルジーニがフィレンツェでアメリカのバイヤーやメディアに向けたショーを開き、1950年代にはピッティ宮殿のサラ・ビアンカでのショーが、イタリアンファッションを世界へ紹介する象徴的な場になりました。
イタリアのファッションブランド一覧です。ブランド概要、創業年、カテゴリを掲載しています。
イタリアの概要
ブランド概要、創業年、カテゴリを一覧で掲載しています。
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トライアーノ・ミラノ(Traiano Milano)は、イタリア・ミラノを拠点に2014年にスタートしたメンズウェアブランド。フィ...
UNTITLED ARTWORKS(アンタイトルド・アートワークス)は、2020年にイタリア・ミラノで立ち上がったブランド。Erasmo A....
UPCYCLED CASHMERE(アップサイクルド・カシミヤ)は、イタリアのニットウェアブランドDaniele Fiesoliに属するアップサ...
ウーゴ・カッチャトーリ(Ugo Cacciatori)は、イタリア・カッラーラ出身のウーゴ・カッチャトーリ本人によって手がけら...
Undercolors of Benetton(アンダーカラーズ・オブ・ベネトン)は、イタリア発祥のアンダーウェアブランド。1994年にベ...
Uniqueness(ユニークネス)は、2011年にイタリアで、PINKO創業者ピエトロ・ネグラとデザイナーのアレッサンドラ・ファ...
ユナイテッド・スタンダード(UNITED STANDARD)は、2015年にミラノでジョルジオ・ディ・サルボが立ち上げたイタリアの...
VALENTINO GARAVANI(ヴァレンティノ・ガラヴァーニ)は1960年にローマでヴァレンティノ・ガラヴァーニが創設したイタリ...
VALSTAR FOR HER(ヴァルスター・フォー・ハー)は、1911年にイタリア・ミラノで創業したValstarのウィメンズ向けアウタ...
VIETTI(ヴィエッティ)の公式ラインとして展開されるVIETTI MERCHANDISE(ヴィエッティ・マーチャンダイズ)。1952年、...
ヴァレンティノ・ガラヴァーニは、イタリアのラグジュアリーメゾンVALENTINO(メゾン ヴァレンティノ)における「Valent...
Vault by Gucci(ヴォールト・バイ・グッチ)は、イタリアのラグジュアリーメゾンGUCCIが2021年にアレッサンドロ・ミケ...
Versace Classic V2(ヴェルサーチェ・クラシック・ブイツー)は、イタリアのラグジュアリーハウスVERSACEが展開したデ...
Versace Collection(ヴェルサーチェ・コレクション)は、イタリアのVERSACE(1978年にジャンニ・ヴェルサーチェが創業...
ヴェルサーチェ・アイウェアは、イタリアのラグジュアリーメゾンVersace(ヴェルサーチェ)が展開するアイウェアカテゴ...
Versace Home(ヴェルサーチェ・ホーム)は、イタリア・ミラノ発のヴェルサーチェが展開するホームコレクション。1992年...
Versace Jeans Couture(ヴェルサーチェ・ジーンズ・クチュール)はイタリア発のファッションブランド。1991年に創設者...
Versace Kids(ヴェルサーチェ・キッズ)は、イタリアのラグジュアリーハウスVERSACEのキッズライン。親ブランドVERSACE...
Versace Sport(ヴェルサーチ・スポーツ)は、イタリア・ミラノを拠点とする高級ブランドVERSACEが展開したスポーツ/ア...
ヴェルサーチ・アンダーウェア(ヴェルサーチ アンダーウェア)は、1978年にジャンニ・ヴェルサーチがイタリアで設立し...
Versus(ヴェルサス)は、1989年にジャンニ・ヴェルサーチェが妹ドナテラへの贈り物として創設したイタリア・ミラノ発の...
ヴィブラム(Vibram)は、1937年にヴィターレ・ブラマニがイタリアで創業したアウトソールメーカー。イタリアのアルビザ...
Vibram FiveFingers(ビブラム・ファイブフィンガーズ)は、Vibramが2005年に開発・導入したミニマリストシューズ。イタ...
ビブラム・フロシキ(Vibram Furoshiki)は、イタリアのVibramが2012年に展開した「ラッピングソール」を軸にしたフット...
ヴィチェンツァ・ライン(Vicenza)は、パルジレリのアイコニックなテーラリング・ライン。Made in Italyのサルトリアル...
Victoria F.(ヴィクトリア・エフ)は、イタリア・カンパニア州のブライダル企業Maison Signoreが2013年にAtelier Signo...
Vis à Vis Byblos(ヴィザヴィ・ビブロス)は、イタリアのファッションブランドByblosから派生したレディスウェアライン...
ヴィスコンティ・ディ・モドローネ(ヴィスコンティ・ディ・モドローネ)は、イタリア・ミラノを起点とする香水ブランド...
ヴィジョン・オブ・スーパー(Vision Of Super)は、2018年にダリオ・ポッツィが立ち上げたイタリアのストリートウェア...
ヴォーグ・アイウェアは、1973年にイタリアのフィレンツェで誕生したアイウェアブランド。サングラスや度付きのメガネな...
WE ARE REPLAY(ウィー・アー・リプレイ)は、イタリアのFashion Boxが展開する高級デニム(ジーンズ)ウェアのライン。...
WLG(ダブルエルジー)by Giorgio Bratoは、デザイナーのGiorgio Braschiが手がけるGiorgio Bratoのセカンドライン。Wil...
ホワイトサンド(White Sand / WHITESAND)は、イタリア・ロマーニャ地方で1979年に生まれたメンズ/ウィメンズのコンテ...
ウールリッチ・ジョン・リッチ&ブロス(Woolrich John Rich & Bros.)は、Woolrichの欧州向け展開におけるブランドとし...
Xacus(ザカス)傘下の「Active Shirt」は、テクニカル素材で仕立てたフォーマルシャツを掲げるライン。Xacusはイタリア...
ザックス・エッセンシャルズは、ザックスが展開する定番のシャツライン。日々のルーティンに寄り添うシャツを、高級素材...
ザカス・ニットシャツは、イタリアのシャツメーカーXacusが展開するニットシャツコレクション。ページでは、ジャージー...
ザカス・レガシーは、Xacusのシャツライン。Xacusは1956年にベネト州サン・ヴィート・ディ・レグッツァーノ(ビチェンツ...
ザカス・メリノ・シャツ(Xacus Merino Shirt)は、イタリアのシャツブランドXacusが展開するメリノウールシャツのコレ...
ザクス(Xacus)は、イタリア・ヴェネト州サン・ヴィート・ディ・レグッザーノ(ヴィチェンツァ近郊)で1956年にアルベ...
ザカス・トラベルシャツ(Xacus Travel Shirt)は、イタリアのシャツブランド「Xacus(ザカス)」が展開するトラベル用...
Zegna Sport(ゼニア・スポーツ)は、イタリア発のエルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)によるメンズ向けサブラ...
Zero Gravity(ゼロ・グラビティ)は、イタリアのメンズテーラリングブランドTombolini(トンボリーニ)が展開する“世界...
Zero Impact(ゼロ・インパクト)は、イタリアのメンズウェアブランドTombolini(トンボリーニ)が2021年から展開するサ...
ALONPI(アロンピ・カシミヤ)は、2010年にAlfredo MagliolaとGian Pietro Tonelによりイタリア・ビエッラで設立された...
Andrea Cardone(アンドレア・カルドーネ)は、2006年にイタリア・ナポリでアンドレア・カルドーネが立ち上げたレザーア...
Blu Byblos(ブルー・ビブロス)は、イタリアのファッションブランドByblosから派生した若年層向けのセカンドライン。親...
コスチューム・ナショナル・コンテンポラリーは、1986年にエンニョ・カパサとカルロ・カパサ兄弟がミラノで設立したCoST...
ドロゲリア・クリベリーニは、イタリア北東部フリウリ地方のウーディネにあった家族経営の雑貨店をルーツに、ロベルト・...
forte-forte(フォルテ・フォルテ)は、2002年にイタリア・ヴェネト州でジアーダ&パオロ・フォルテ兄妹によって始まっ...
genten CERCHI(ゲンテン・チェルキ)は、日本の革製品ブランドgentenが2012年春、イタリア・フィレンツェ店の開業に合...
giab’s ARCHIVIO(ジャブス・アルキヴィオ)は、1953年にフィレンツェ近郊のカンピ・ビゼンツィオで仕立職人ジャンカル...
イル・サンダロ・オブ・カプリ(イル・サンダロ・オブ・カプリ)は、イタリア・ナポリで1975年にルチアーノ・テゾローネ...
マイケル・コール(Michael Coal)は、2010年にイタリア南部で若いプロフェッショナル集団のビジョンから始まったメンズ...
ミラ・ショーン(mila schön)は、1958年にイタリア・ミラノで名門貴族出身のデザイナー、ミラ・ショーンによってオート...
ミラ・ショーン・スポーツ(mila schön SPORTS)は、イタリア・ミラノの「mila schön(ミラ・ショーン)」のゴルフ向け...
イタリア・フィレンツェの老舗プリンチペの感性を受け継ぐバッグブランド。上質さと洗練を意識したアイテムを提案する。
schön by mila schön(ショーン・バイ・ミラ・ショーン)は、mila schonのブランド哲学はそのままに、大人のためのメン...
イタリア発のランジェリー兼スイムウェアブランド。上質なシルクやリサイクルコットンを用い、やわらかな肌あたりと繊細...
ストゥルリーニ・フィレンツェ(Sturlini Firenze)は、イタリア・トスカーナで1967年にロランド・ストゥルリーニが創業...
イタリアのファッションは、フィレンツェ、ローマ、ミラノをはじめとする都市の役割、地域ごとの繊維・革・靴・ニット産業、職人技と近代的なブランドビジネスが重なって発展してきました。フランスのオートクチュールとは異なり、素材産地、工房、家族経営の企業、プレタポルテ、ライフスタイルとしてのラグジュアリーが強く結びついている点が、イタリア発ブランドを見るうえで重要な手がかりになります。
第二次世界大戦後のイタリアでは、繊維産業や職人技を背景に、国際市場へ向けたファッションの見せ方が整えられていきました。1951年にはジョヴァンニ・バッティスタ・ジョルジーニがフィレンツェでアメリカのバイヤーやメディアに向けたショーを開き、1950年代にはピッティ宮殿のサラ・ビアンカでのショーが、イタリアンファッションを世界へ紹介する象徴的な場になりました。
1960年代には、ローマの映画産業やセレブリティ文化、フィレンツェのショー、各地の専門的なものづくりが重なり、イタリアの装いは国際的な憧れとして広がりました。ヴァレンティノのようなクチュール的な表現、プッチの鮮やかなプリント、フェラガモやグッチに代表される靴・バッグ・レザーグッズなど、服だけに限らない総合的なスタイルがイタリア発ブランドの特徴を形づくっていきます。
1970年代から1980年代にかけては、ミラノがプレタポルテとビジネスの中心地として存在感を強めました。ジョルジオ・アルマーニ、ジャンニ・ヴェルサーチ、ジャンフランコ・フェレ、ミッソーニ、クリツィアなどのデザイナーは、産業的な生産基盤と明確な美意識を結びつけ、世界市場に届くブランド像を作りました。仕立ての柔らかさ、素材の豊かさ、身体を美しく見せるシルエット、広告やショーの演出もこの時代の重要な要素です。
1990年代は、イタリアのラグジュアリーがよりグローバルなブランドビジネスとして拡大した時代です。プラダの知的なミニマリズム、グッチの再生、ドルチェ&ガッバーナのシチリア的なイメージ、ヴェルサーチの華やかなメディア性など、各ブランドが強い記号性を打ち出しました。バッグ、靴、香水、アイウェア、広告ビジュアルまで含めた総合的なブランド体験が、イタリア発ブランドの価値を支えるようになります。
2000年代には、ラグジュアリーグループによる国際展開、直営店網、ライセンス整理、アクセサリーやレザーグッズの拡大が進みました。一方で、イタリア各地の工場、素材メーカー、職人ネットワークは、グローバルブランドの品質を支える基盤であり続けます。服そのもののデザインだけでなく、どの地域で、どの素材を使い、どのような生産背景で作られているかが、ブランド理解の重要な要素になりました。
2010年代は、アーカイブの再解釈、ストリートやスニーカー文化との接近、SNSを通じた発信、若手デザイナーの登場によって、イタリアのファッションの伝わり方が変わりました。歴史あるメゾンは過去の意匠を現代のムードへ読み替え、新興ブランドはテーラリング、ニット、レザー、ジェンダーを固定しない表現などを通じて新しい層に届くようになります。
2020年代は、サステナビリティ、トレーサビリティ、地域生産、職人技の継承、デジタルでの発信がより重要なテーマになっています。ミラノ・ファッションウィークは国際的な発信の中心であり続ける一方、フィレンツェのメンズウェア展示会、各地の素材産地、独立系ブランドの動きも見逃せません。伝統的なメイド・イン・イタリーを守るだけでなく、現代の生活や価値観に合わせて更新する姿勢が問われています。
現在のイタリアのファッションブランドは、ラグジュアリー、プレタポルテ、テーラリング、レザーグッズ、シューズ、ニット、ジュエリー、スポーツウェア、ライフスタイル領域まで幅広く存在しています。同じイタリア発でも、ミラノのデザイナーズブランド、フィレンツェやトスカーナのクラフト系ブランド、ローマのクチュール的な系譜、地域産業に根ざしたメーカーでは背景が大きく異なります。創業年代や分野別に見ることで、イタリアらしい素材、職人性、華やかさ、産業の厚みがつかみやすくなります。