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ジェームズ・M・ジェター

James M. Jeter

ニューヨークを拠点にPolo Ralph Laurenメンズのデザインとブランド表現を担うクリエイティブ・ディレクター

ジェームズ・M・ジェターについて

James M. Jeterは、米国ニューヨークを拠点に活動するファッション・クリエイティブディレクター。Polo Ralph Laurenメンズのデザインとブランド表現を担い、同ブランド57年の歴史で初めて黒人クリエイティブディレクターに就任した人物として知られる。16歳の頃にワシントンD.C.のRugby Ralph Lauren店舗で働き始め、Morehouse College卒業後もラルフ ローレンでキャリアを重ねてきた。2020年の社内対話を契機に、Morehouse CollegeとSpelman Collegeの文化や装いをブランドの物語へ組み込む役割を担い、2022年には両校のアーカイブを起点としたコレクションを実現。1920年代から1950年代の学生服、テーラリング、ニット、スポーツウェアを再解釈し、従来アイビーリーグ中心に語られがちだったアメリカン・カレッジスタイルに、黒人大学の歴史と美意識を接続した。2025年には、マーサズ・ヴィニヤードのオーク・ブラフスを題材に、黒人コミュニティの余暇、家族、伝統、文化的記憶を扱うコレクションとキャンペーンにも携わった。既存のブランドコードを維持しながら、アーカイブ調査と当事者の視点によってアメリカンスタイルの語られ方を広げる活動が特徴。

キャリアタイムライン

ジェームズ・M・ジェターとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。

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ブランド / 役職
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POLO RALPH LAUREN クリエイティブ・ディレクター 2024 - 継続中または終了時期不明

経歴

Morehouse Collegeで2009年から2013年まで学び、2013年に卒業。在学中はAlpha Phi Alpha Fraternity, Inc.に所属し、服装やスタイルへの関心を背景に、ベストドレッサーやサルトリアル部門で評価を受けた。
16歳の頃、ワシントンD.C.のジョージタウンにあるRugby Ralph Lauren店舗で働き始めたことが、ラルフ ローレンとの最初の接点となった。Morehouse College在学中には同社のクリエイティブ・サマー・インターンシップで評価を得て、卒業後はインターン、デザインアソシエイト、デザインディレクターへと職責を広げた。キャリアの大半をラルフ ローレンで過ごし、コンセプトデザインやスペシャルプロジェクト、ブランドの物語設計を担当。2020年、黒人の文化や経験がブランドの将来像にどう位置づけられるかをめぐるラルフ ローレン本人との対話をきっかけに、Morehouse CollegeとSpelman Collegeとの協業を主導した。2022年に発表されたコレクションでは、両校の1920年代から1950年代のアーカイブを調査し、学生服、スーツ、カーディガン、サークルスカートなどを現代的に再構成。黒人大学の歴史をアメリカン・カレッジスタイルの本流に位置づけ、キャンペーンも含めて新たなブランド解釈を提示した。2024年8月、Polo Ralph LaurenメンズのCreative Director, Design & Brand Directionに昇格し、ブランド史上初の黒人クリエイティブディレクターとなった。2025年にはオーク・ブラフスを題材とするコレクションと映像・出版企画にも携わり、黒人コミュニティの文化的記憶とラルフ ローレンのヘリテージを結びつける表現を展開。

POLO RALPH LAURENとの関わり

2024 - 継続中または終了時期不明
クリエイティブ・ディレクター
James M. Jeterは、Ralph Lauren本人がブランド全体の創造的中核を担う体制のもと、Polo Ralph Laurenのメンズ領域でデザインとブランドの方向性を担ったクリエイティブ人材。2022年時点ではDirector of Concept Design & Special Projectsとして、ブランドの新規企画や特別プロジェクトを担当し、2024年にはCreative Director, Design & Brand Direction for Men’s Poloへと役割を広げた。外部から招かれた後継デザイナーというより、Ralph Laurenの組織内でコンセプト設計と文化的ストーリーテリングを積み重ね、メンズPoloの表現を拡張した人物として位置づけられる。特にMorehouse CollegeおよびSpelman Collegeとの限定コレクションでは、HBCUの伝統、大学文化、アメリカ黒人の歴史とスタイルをPoloのプレッピースタイルやアメリカーナの文脈へ接続。Oak Bluffsをめぐる黒人コミュニティの記憶や、家族、教育、祝祭といったテーマもブランドの物語に取り込んだ。これらの仕事は、Polo Ralph Laurenが従来の上流階級的なアメリカ像だけでなく、より多様な文化的背景と帰属意識を含むブランド像へ視野を広げる動きと重なる。Jeterの役割は、単に衣服をデザインすることにとどまらず、ブランドのヘリテージを異なる視点から再解釈し、メンズPoloの企画、商品、イメージの接点を設計することにある。2024年の昇格は、その文化的再編集をブランド内部の中核的なクリエイティブ領域へ位置づけた転換点。

在任期

2022年にはDirector of Concept Design & Special Projectsとして活動し、Morehouse CollegeとSpelman Collegeとの協業など、特別企画を通じてPolo Ralph Laurenとの関係を深めた。2024年にはMen’s Poloのデザインおよびブランド方向性を担うCreative Directorへと役割が拡大。一方、2026年7月時点での在任継続や正式な後任・現行組織上の位置づけは、公開情報だけでは明確に確定できない。

影響

Morehouse/Spelmanとの限定コレクションやOak Bluffsに結びつく文化的物語を通じ、Polo Ralph Laurenのアメリカーナとプレッピーのヘリテージを、HBCU文化やアメリカ黒人の歴史と接続した点が代表的な影響。ブランドの包摂性を単なるメッセージにとどめず、商品企画とコミュニティの物語に落とし込む方向を示した。

在任中のコラボレーション

この人物が関わった期間に確認できるブランド間コラボレーションです。

2025.05

POLO RALPH LAUREN BEAMS

BEAMS別注コレクション第14弾。Tシャツ等4アイテムをラインナップ。2025年発売。

2024.10

POLO RALPH LAUREN BEAMS

“NAVY AND GOLD LOGO COLLECTION”第4弾。ポロベア、トート、キャップ、ソックスなどをラインナップ。