Ralph Laurenの創業初期から女性領域のクリエイティブを支えた長期責任者。1971年1月、当時のRalph Laurenにパートタイムで加わり、数カ月後にフルタイムへ移行。ファッション・エディターとして培った編集的な視点を生かし、創業者Ralph Laurenの美学を女性向けの商品とブランド表現へ広げる役割を担った。1988年にはRalph Laurenから女性向けデザイン全般を任され、Women’s Collection、Women’s Polo、Laurenなどの女性ラインを長年にわたって統括。単一のコレクションを設計するデザイナーにとどまらず、広告、マーチャンダイジング、店舗やホスピタリティを含むブランド体験まで横断し、Ralph Laurenが描く
上質で aspirational なライフスタイルを女性側から具体化した。Ralph Lauren本人がブランド全体の創造面を主導する体制のもと、女性の装い、アメリカン・エレガンス、
クラシックと現代性の接続を継続的に編集した存在。役職上はExecutive Vice President、Senior Adviser、Senior Creative Director of Women’s Collection/Women’s Designなど複数の肩書で位置づけられ、創業者の「右腕」として女性部門の組織化と長期的な一貫性を支えた。2021年3月、約50年に及ぶ在籍を終えて退任。明確な後任を置かない形で女性デザインの長期体制に区切りをつけ、外部の後継デザイナーへブランドの主導権を移すというより、Ralph Lauren独自の創業者中心モデルの中で築かれた補佐線を終えた。