在任期
ジェローム・“ジェリー”・ローレン
Jerome “Jerry” Lauren
米国のファッションデザイナー。Ralph Laurenのメンズデザインを長期統括したクリエイティブ責任者
- 国籍
- アメリカ
- 生没年
- 1927 - 2018 (享年90歳)
- 主なブランド
- 更新
-
最終更新日: 2026.07.31
ジェローム・“ジェリー”・ローレンについて
1927年生まれの米国のファッションデザイナー。Ralph Lauren創業者ラルフ・ローレンの実兄として、同社のメンズウェアデザインを長期にわたり支えた人物。1973年にRalph Laurenへ参加し、Executive Vice President of Menswear Design、Creative Director of Men’s Designなどを務め、ポロシャツ、オックスフォードシャツ、チノ、テーラードウェア、スポーツウェアにまたがる男性向け商品と表現の方向性を統括した。創業者ラルフが描く映画的なアメリカン・スタイルやプレッピー、カントリー、スポーツのイメージを、シーズン商品やカテゴリーごとの素材、色、フィットへ落とし込む実務上の中核を担った点に特徴がある。対外的にブランド全体を代表するスター・デザイナーではなく、長期在籍を通じてメンズ部門の美学と運用を保持した内部責任者として位置づけられる。2016年9月までメンズデザイン部門を率い、その後はコンサルタントとして関与した記録があり、2018年6月に死去。
キャリアタイムライン
ジェローム・“ジェリー”・ローレンとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。
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ブランド / 役職
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2010
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2011
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2012
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2013
14
2014
15
2015
16
2016
経歴
ジェリー・ローレンは、ラルフ・ローレンが1967年にPoloを始めた後の1973年にRalph Laurenへ参加し、メンズウェアのデザイン組織を長期にわたり支えた。1980年代にはPoloのメンズウェアデザイン部門の責任者として紹介され、1990年代以降はExecutive Vice President of Menswear Design、Creative Director of Men’s Designなどの立場で、ラルフ本人の構想を商品開発へ翻訳する役割を担った。担当領域はポロシャツやオックスフォードシャツ、ネイビーブレザー、チノ、ニット、ラグビーシャツ、ウェスタンシャツなどの定番メンズウェアから、テーラリングや高級ラインまで広範囲に及ぶ。ブランドの外部向けイメージや最終的な方向性は創業者ラルフが担う一方、ジェリーは素材、色、フィット、カテゴリー構成、シーズンごとの実務を通じて、アメリカン・トラッドとスポーツウェアを組み合わせたPoloの男性像を継続的に整備した。テディベアの収集を背景にPolo Bearの形成にも関わったとされ、ブランドの図像的表現にも接点を持つ。2016年9月にExecutive Vice President of Men’s Designを退き、同年10月以降はコンサルタントとして関与。単独の後任者へ役割を移したのではなく、以後のメンズデザインは複数のクリエイティブ責任者が分担する体制へ移行した。2018年6月に死去。
POLO RALPH LAURENとの関わり
1973 - 2016.09
デザイナー
POLO RALPH LAURENにおいて、ジェローム・“ジェリー”・ローレンは、創業者ラルフ・ローレンの構想をメンズウェアへ継続的に落とし込んだ長期在籍のデザイン責任者。1973年にブランドへ加わり、Executive Vice President of Men’s DesignやCreative Director of Men’s Designとして、約43年間にわたりメンズデザインを統括した。ブランド全体の最終的な方向性はラルフ・ローレン本人が担い続けたため、ジェリーは後継デザイナーや共同創業者ではなく、創業者主導の体制を実務面から支えた中核人物として位置づけられる。担当領域では、オックスフォードシャツ、ネイビーブレザー、チノ、ケーブルニット、ラグビーシャツ、ポロシャツ、ウェスタンウェアなど、Poloメンズウェアを構成するクラシックな要素を商品、素材、フィット、色彩へ翻訳し、シーズンをまたいで安定的に展開する役割を担った。ラルフ・ローレンが描く映画的なアメリカ像、プレッピー、スポーツ、カントリー、テーラリングの要素を、日常的に着用できるメンズワードローブへ具体化した点が関係の中心にある。また、テディベアのコレクションを背景に生まれたPolo Bearの形成にも関わり、ブランドの服装コードをキャラクター性のあるグラフィックへ広げる契機をつくった。2016年9月にメンズデザイン部門の役職を終え、翌10月からはコンサルタントへ移行。退任後も単独の後任者が置かれたわけではなく、複数のデザイン責任者による分業体制へ移った。
1973年、ラルフ・ローレンが創業後のメンズウェアを拡大していた時期に参加。ブランド全体では創業者本人が最終的なデザイン方針を担い、ジェリー・ローレンはメンズ部門の日常的なデザイン監督と商品化を長期にわたり担当した。John Varvatosら他の責任者と時期を重ねながら、2016年9月までExecutive Vice President of Men’s Designを務め、同年10月からはコンサルタントへ移行。明確な単独後任者への交代ではなく、以後は複数の社内デザイン責任者が領域を分担する体制となった。
Ralph Laurenとの関わり
1973 - 2016
デザイナー
Ralph Laurenの創業初期から2016年まで長期にわたり在籍し、後年はメンズデザインを担うExecutive Vice President兼Creative Directorとして、創業者ラルフ・ローレンの右腕を務めたデザイナー。ブランド全体の創造方針を決定する立場ではなく、ラルフ本人が築いたアメリカン・クラシックの理念をメンズウェアの現場へ落とし込み、商品開発とデザイン運用を継続的に支えた存在として位置づけられる。とりわけ、テーラリング、スポーツウェア、ドレスウェアを横断するRalph Laurenの男性像を、長期的なコレクション運営のなかで保ち続けた点が重要となる。兄弟という近しい関係を背景に、ブランドの初期思想や名称に関わった人物として語られる一方、Jerry Lauren自身が独立したブランドの顔として前面に立つというより、ラルフの美学を理解する内部のデザイン責任者として機能した。メンズラインの拡大と細分化が進んだ1990年代以降は、複数のカテゴリーや高級ラインを含む男性向け商品群の方向性を支え、外部デザイナーや専門職が加わる体制のなかでも、ブランド固有の統一感を維持する役割を担った。2013年および2016年の会社資料ではMen’s Designの責任者として記載され、2016年までRalph Laurenのメンズ部門における中核的なデザイン統括者であったことが示される。創業者の後継者というより、ラルフ・ローレンの男性服に対する構想を長期間にわたり継承・実装した共同形成者として理解される関係
在任期
1973年の創業初期から2016年まで、Ralph Laurenの成長とメンズ部門の組織化に伴走した長期在籍者。初期にはブランドの思想形成を支える身近な存在として関わり、1990年代以降はメンズデザインの実務責任者として役割を明確化。2013年・2016年の会社資料ではMen’s Designを率いる立場に置かれ、ラルフ本人を中心とする創業者主導の体制と、カテゴリー別の専門組織をつなぐ役割を担った
影響
Jerry Laurenの影響は、Ralph Laurenのメンズウェアにおけるアメリカン・クラシックの一貫性を、ブランドの拡大期に維持した点にある。ラルフ・ローレンが提示した男性像を、テーラリングからカジュアルウェアまで幅広い商品群へ継続的に展開し、メンズ部門のデザイン運用を安定させた。外部デザイナーや専門責任者が加わる体制のなかでも、ブランド固有の美学を保つ内部基盤として機能した点が大きい
関連情報
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