ウィルバート・ダス
Wilbert Das
オランダ
1963
現在
オランダ出身のファッションデザイナー/元Dieselクリエイティブ・ディレクター、トランコーソ拠点
ウィルバート・ダスについて
オランダ出身のファッションデザイナー。1963年12月2日生まれ。アーネムの美術アカデミーでファッションを学んだ後、1988年にイタリアのブランドDieselに入社し、1993年から同社のクリエイティブ・ディレクターを務めた。Diesel在任中はデニムを基軸に、フットウェア、アイウェア、ジュエリー、ウォッチ、フレグランスなどのプロダクト拡張と、広告キャンペーンや店舗演出を統括してブランドのライフスタイル化を推進した。2009年にDieselを離れ、ブラジル・バイーア州トランコーソでUXUA Casa Hotel & Spaを立ち上げ、地元職人や先住民パタショーとの協働を通じてリサイクル素材や伝統技術を取り入れた家具・インテリア、宿泊空間のデザインおよびプロダクト展開を行っている。
キャリアタイムライン
ウィルバート・ダスとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。
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経歴
19歳で故郷を離れ、アーネムのAcademy of Fine Arts(Academy of Fine Arts in Arnhem)でファッションデザインを学び、1988年に卒業したという経歴が確認されている。学業後すぐにイタリアへ渡り、Dieselでのキャリアを開始した。
卒業直後の1988年にDieselに入社し、当初はメンズ、アクセサリー、レザー、キッズ各ラインのアシスタントデザイナーを務め、ほどなくスタイルオフィスの指揮をとるポジションに就いた。1993年にクリエイティブ・ディレクターに認定され、コレクション設計だけでなく広告コミュニケーションやイベント、店舗デザイン、ライセンシング戦略までを一貫して統括し、ブランドをデニム中心のメーカーから多角的なライフスタイルブランドへと拡張した。在任中は「For Successful Living」といった広報キャンペーンを含む広告活動が国際的な評価を受け、複数の受賞歴を持つ。2009年頃にDieselを離れたのち、トランコーソで歴史的なカサ群を改修してUXUA Casa Hotel & Spaを開業し、ホテル運営を軸に現地職人との共同制作、家具・インテリアのプロダクト化、アーティスト・イン・レジデンスなどの活動へ重心を移した。Diesel退任後のクリエイティブ実務を宿泊・プロダクト分野へ展開した点が近年の主要な活動軸となっている。
DIESELとの関わり
1993 - 2009
クリエイティブ・ディレクター
Dieselのクリエイティブ・ディレクターとして、1993年にスタイル部門の統括を任され、商品デザインからビジュアル・コミュニケーション、リテールやブランド拡張までを横断的に統括した立場。在任期中は入社当初から培われていたデニムの技術を基盤に、染色やダメージ加工、ポケット位置やシルエットの再設計といった実験的プロダクト手法を制度化し、デニム中心のブランドを服飾・ライフスタイル領域へと拡張した。フットウェア、アイウェア、ジュエリー、ウォッチ、フレグランスといった新カテゴリの導入を推進し、社内外のデザイナーやアートディレクターを束ねる大規模なクリエイティブチームを率いてグローバル広告キャンペーンのクリエイティブ監修を継続した。『For Successful Living』系の挑発的なコミュニケーションをブランド表現の中核に据え、店舗設計やショールーム演出、イベント、ホテルのような体験型プロジェクトまで監督範囲を広げた。2009年末にブランドを離れ、2010年にブルーノ・コランが後任として発表された。
在任期
1993年に正式にクリエイティブ・ディレクターに就任し、以後2009年末まで同職を務めた。在任前は1988年の入社を経てスタイルオフィスの運営を担当し、1990年代の国際展開と商品多角化期においてデザインとコミュニケーションの統括を担った。退任後は2010年初頭に新たなアーティスティック体制が発表された。
影響
ブランドへの影響は、デニムの加工表現やシルエットへの実験を通じた商品面での差別化と、広告・コミュニケーションを核に据えたブランドアイデンティティの確立に集約される。複数カテゴリの導入とライフスタイル領域への拡張、話題性の高いグローバルキャンペーンによりDieselの国際的プレゼンスが拡大し、カンヌ等の広告賞での評価やブランド認知の向上に寄与した。
関連ブランド
関連する人物
DIESEL
2020 - 継続中または終了年不明
2013 - 2017
2010 - 2012
1978 - 1985
Diesel Black Gold
2012 - 継続中または終了年不明
2009 - 2012