在任期
ジル・ロジエ
Gilles Rosier
ファッションデザイナー/元ケンゾ女性部門クリエイティブディレクター、ブランド創業者・教育者
- 国籍
- フランス
- 主なブランド
- 更新
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最終更新日: 2026.07.26
ジル・ロジエについて
ジル・ロズィエはフランスを拠点に活動するファッションデザイナーで、クチュールの技術とプレタポルテを結ぶ建築的なカッティングを得意とするクリエイターです。パリのChambre Syndicaleで服飾を学び、ピエール・バルマンやクリスチャン・ディオール(マルク・ボーハンのもと)で修業したのち、ジャン=ポール・ゴルティエのアシスタントを務めました。1990年代にはGR 816を共同で立ち上げ、1997年にANDAMの賞を受けて評価を得ています。ラコステでのスタイリング経験を経て、1999年からケンゾのウィメンズコレクションのクリエイティブディレクターを務め、伝統的なブランドに現代的な解釈を加える仕事を行いました。作品はタキシードの再構築や非対称ドレープ、軍服や民族的要素の取り入れなど、フォルムと機能を両立させる表現が特徴です。近年は教育活動にも注力し、職人技と持続可能性を重視したレザー中心のブランド「Éternel Parisien(エターナル・パリジャン)」を立ち上げています。
キャリアタイムライン
ジル・ロジエとブランドとの関わりを年単位で横に並べています。
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経歴
初期に法学を学んだ後、パリのChambre Syndicale de la Coutureで服飾を学び、クチュールの技術とパターンメイキングの基礎を修得しました。こうした専門訓練が以降のデザインワークと教育活動の基盤となっています。
パリのChambre Syndicaleでの修業後、ピエール・バルマンやクリスチャン・ディオール(マルク・ボーハンのもと)で実務経験を積み、1987年にはジャン=ポール・ゴルティエの第一助手を務めました。1992年にはレオナールのメンズコレクションを手掛け、クロード・サバと共にGR 816を創設。1996年にルーヴルのカルーセルで自身のコレクションを発表し、1997年にANDAM(Masters of Linen)で顕彰されました。その後ラコステのスタイリストとして活動(〜1999年)し、1999年から2002年にかけてケンゾのウィメンズコレクションのクリエイティブディレクターを務め、パリでのコレクション発表を通じてブランドの再解釈を行いました。以降はエコール・デコラティフ(ENSAD)でデザイン教育に携わりながら、2019年頃にÉternel Parisienを立ち上げ、パリ生産や職人技、限定生産を重視したレザーアクセサリーを中心にブランド活動を展開しています。
KENZOとの関わり
1999 - 2003
デザイナー
ジル・ロズィエは、1999年にケンゾー創業者の高田賢三がメゾンを退任した際にウィメンズ(レディース)コレクションのデザインを引き継いだデザイナーです。長年の協働経験を背景に、ブランドの色彩やプリントに根ざした表現を尊重しつつ季節ごとのプレタポルテ制作とパリでのコレクション発表を継続しました。ロズィエは創業者の持つ多文化的・エスニックな要素を全面に押し出すのではなく、マスキュリンとフェミニンの素材を組み合わせる構成や仕立ての工夫でケンゾーらしさを再解釈する路線を採り、1999年春の最初のケンゾー名義コレクションでは「旅の記録」を想起させるテーマで、グレーやカーキ、黒にパープルや赤のアクセントを効かせたパッチワーク的配色を提示しました。パリ・ファッションウィークでの定期的なショーを通じて、スプリング/サマー2003コレクション(2002年10月発表)に至るまで、LVMH傘下でのプレタポルテ運営の実務的な舵取りとブランド・アイデンティティの継承を担いました。
関わったグループ
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