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Emilio Pucci

エミリオ・プッチ

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最終更新日: 2026.03.06

Emilio Pucciとは

PUCCI(プッチ/エミリオ・プッチ)は、イタリア・フィレンツェ出身のエミリオ・プッチ(Emilio Pucci, Marquis of Barsento)が1947年に創設したファッションブランド。1950年にカプリ島で最初のブティックを開き、鮮やかな色彩と大胆なプリントをシグネチャーに、ウィメンズのレディ・トゥ・ウェアを中心に、スイムウェアやシルク小物、バッグなどを展開。2000年にLVMHが主要株式を取得し、2021年に完全子会社化した。

コンセプト

A NEW LUXURY. The new Pucci collection is designed for the timeless simplicity of a fleeting moment that echoes the world we now live in: Camille Miceli's vision isn't deployed across seasons, but instead it endures in the immediacy of the "see now, buy now" approach, using monthly "drops" available in stores and online. The House of Pucci is thus anchored in the liveliness of the moment and reconciles our desire for ultra-connectivity with the luxurious and nonchalant allure of Italian know-how.

ブランド史

ブランドは1947年、エミリオ・プッチがスキー用のワンピースで注目を集めたことを契機に創業し、1950年にカプリに最初のブティックを開業した。鮮烈な色彩と幾何学的な総柄プリント、シルクや伸縮性ジャージを用いたプロダクトにより、リゾートと移動生活者(ジェットセット)を主軸とする美学を確立した。 1960年代以降、プッチのプリントはブランドのアイコンとなり、航空会社やライフスタイル商品への展開や国際的な小売網の拡大を通じて認知を拡大した。1992年の創業者の死後は家族によるブランド遺産の管理とアーカイブ保存が運営上の要点となった。 2000年にLVMHが過半数(67%)を取得して以降、外部クリエイターの起用や商業的再編を通じた現代化が進んだ。2010年代後半は組織と商品戦略の見直しが続き、アーカイブ活用と市場適応の両面で再定義が行われた。 2021年6月にLVMHが残り株式を取得して完全子会社化したのち、アーティスティック・ディレクターの就任(2021年9月)やCEO就任(2022年)を経て、LVMHの枠組みでアーカイブを基点としたリゾート/ライフスタイル志向の商業再活性化を進めている。デジタルやドロップ型販売を組み合わせた販路展開により、国際的な顧客接点の拡大を図っている。

人物

エミリオ・プッチ(在任:創業 1947年〜1992年)は、多色の幾何学的プリントをシルクや伸縮性ジャージに配し、身体に沿うドレープで「動くプリント」を実現した。スキーウエアやリゾートウェア、スカーフから総柄ドレスへと展開し、プリントと色彩をブランドの中心コードとして確立した。 ラウドミア・プッチ(在任:1992年以降、2000年代以降はイメージ・ディレクター/副会長的役割)は、創業期アーカイブの保全とキュレーションを担い、LVMHとの再編期におけるブランドの近代的展開(ブティック戦略やアーカイブ活用)を主導した。 2000年代以降は外部デザイナーによる再解釈の時期が続いた。クリスチャン・ラクロワ(在任:2002–2005)はプッチの色彩をラクロワ流の装飾性で再構成し、舞台的で豪奢な表現を導入した。マシュー・ウィリアムソン(在任:概ね2005–2008)はプリントを短めのドレスや若々しいシルエットに落とし込み、ブランドの若年層への訴求を強めた。 ピーター・ダンダス(在任:デビューコレクション2009年〜2015年)は、ボディコンシャスなタイトシルエットやカットアウト、グラマラスな夜の装いを強め、レッドカーペット志向の側面をブランドにもたらした。アクセサリー類の拡充も進められた。 マッシモ・ジョルジェッティ(在任:2015–2017)は、MSGM由来のポップな色使いとスポーティなエネルギーを持ち込み、アーカイブのプリントを日常へ落とす「モダン化」を図った。短期在任ながら商品化しやすい視点での調整が行われた。 2017〜2021年は常設のクリエイティブディレクターを置かず、社内チームと季節ごとのゲストデザイナーで運用された時期であり、シーズンごとにトーンが変動した。クリステル・コシェ(FW20)やトモ・コイズミ(SS21)らのゲスト起用は、アーカイブの断片的再解釈と話題性の両立を狙った施策である。 カミーユ・ミシェリ(在任:2021年9月〜)はアクセサリー出身の経歴を背景に、「joy/well‑being」を掲げてアーカイブプリントを現代のリゾートやデイリーシーンに再編集する方針を示している。LVMHによる2021年の完全子会社化後に就任し、アクセサリー強化やリゾート志向の再定義を進めている。 通底するのは常にプリントと色彩であり、各デザイナーはそのプリント表現を置く文脈(舞台的高級化・若返り・グラマー化・ゲストによる話題化・アクセサリー主導の再定義)を変えることでプッチの連続性と変化を担ってきた。

グループ・サブライン・コレクション

Emilio Pucci
Emilio Pucci Junior

コラボレーション

2021.06

Supreme

2021年6月10日、Emilio PucciとのコラボでFantasia/Tulipani柄などのアーカイブプリントアイテムを展開。

FASHION GROUP

ラグジュアリーコングロマリット

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